第2話 二つの刃
- 2月22日
- 読了時間: 6分
続々と愉快な人たちが
【あらすじ】
余所の宇宙からやってきた怜慈、そこで出会った刹那。2人とも「ギャバン」であった。
ギャバンは自分ひとりだけ。そう思っていた刹那は怜慈を捕縛しようとするが、怜慈はその手錠をすり抜けてしまう。
●「こっちも捜査で来てんだ、俺のやり方でやる」
【弩城怜慈】
突如、エモルギアから生まれた「魔空間」。これを銃撃で払った怜慈。
さらに、宇宙船で待機していた大佐やアギと連携し、レーザーユニットを起動、地球に広がっていたピンクの成分も一掃する。
その頃、別の宇宙船では。
エモルギアを大量に持った男がニヤついていた。彼の名は鴉麿。なおこいつも古語っぽい言葉を多用する方である。令和の子供向け番組でこんな良いんですか?!
そして彼の傍に控えるのは黒いギャバン、デス・ギャバンである。なんつー名前……!
中の人はたしか2.5次元系の方よね?(ステの夏油さんだった記憶) 確実に後日顔出しあると踏んでます。
そんなデス・ギャバン曰く、今はエモルギアを使った武器商人として活躍する鴉麿は元は「掃除人」。そう呼ばれ、彼は久方ぶりに前線に出ることになる。
一方、怜慈は。
前回の犯人:葛見の妹である美晴に会いに行く。
自分のエモルギアを見せて、これに見覚えはないかと尋ねる。
もちろん兄が持っていたエモルギアを知っていた美晴。どこから入手したかは残念ながら不明。
彼がストレスをためて世界の指導者たちにメールを送り付けていた頃にもらってきたらしい。何やってんだマジで(呆)
曰く、「世界を変えたいならエモルギアが一番お前の感情を理解してくれる」と言われたそうな。
同時に大佐が分析したところ、葛見と前回絡んだチンピラが持っていたエモルギアの痕跡が一致していることが確認された。
つまり、出所は同じ。平行宇宙をまたにかけてエモルギアをばら撒いている人物がどこかにいる、ということ。
【哀哭院刹那】
パトカーにて葛見を連行中。(こっちのパトカーは我々も見覚えのあるパトカーなんだな)
あんまり反省していなさそうな葛見に、眉一つ動かさない刹那。
と、そこに現れたのが鴉麿。
部下もけしかけ、自分と繋がりのある葛見を消すために襲い掛かってきたのであった。
葛見同様に部下を蘇らせながら戦う鴉麿に苦戦する刹那だったが、怜慈の乱入でなんとか逃亡に成功する。
ガレージに逃げ込んだ2人。
改めて鴉麿がエモルギアをばら撒いた組織の元締めであることを共有。
そして、頬についた刹那の傷があっさりと治ったことで、彼は自分の正体を明かす。
哀哭院刹那は人造人間。惑星ボルモスで造られた消耗品の兵士である。
人形ではあるが、怪我をすれば血が出るし、痛みもする。「戦場では効果がある」と言っていたけれど、それはきっと、敵に対して「人を傷つけた」という罪悪感で手を鈍らせるためのものでしょう。同じく「人の姿をしたモノ」を作った大佐が神妙な顔をしているのがなんともである。
人造人間故感情を持たず、治癒能力もあるためタフな刹那は星を渡り歩いて過ごしてきた。
そんな存在に会ったことがない怜慈は、感心しつつ「良い仲間になれそうだ」と手を差し出す。
やや困惑した表情のままその手は握らず、刹那はもう少し自分のことを語る。
刹那は既に最新型の人造人間ではない。寧ろ、古い型として既に廃棄済みの存在。
放浪の末に銀河連邦警察に入り、宇宙の希望の象徴としてのギャバンに任じられた。
任務の重要性は理解しているものの、人形たる自分がギャバンとしてふさわしいとは思えていないようですが。
●「人間だろうが、人形だろうが、昔のことがどうだとか、俺には関係ねぇな。違うか?」
●「其許、何故ギャバンに……?」
会話は突然の攻撃によって打ち切られる。
(これ、やっぱり怜慈がギャバンになったの結構いろいろ複雑な事情が絡んでるパターンだろ……)
再びやってきた鴉麿。
●「他人の人生ぶっ壊して食う飯はうめぇか? お前が売りつけたエモルギアで、泣いてる人がいるんだよ!」
🐦⬛「はぁ? 悪いのは買った方よのぉ。」
●「来た来た、悪党の定番台詞。俺にそういうのは言わない方が良い。……何すっか分かんねぇぞ」
怒りと共に蒸着。
鴉麿は彼を「次元超越者」と呼称。エモンズ・パウンドを召喚して戦闘を開始する。
●「師匠が大事にしてたもんを、俺も守るって決めてるからな」
🐦⬛「酔狂にも程がある。何を守るだと?」
●「全宇宙だ。お天道様に胸張って言ってやる。全次元の宇宙が、俺の管轄だ」
刹那の脳裏に過るのは、荒廃した土地に佇む女性の姿。
「刹那、貴方は貴方のために生きて良いのです」
この女性、演者さんが刹那をギャバンに任じた人と同じ……か?
●「なんという男だ。全宇宙にその身を捧げるのも、己のためだというのか。其許の言葉、某に強く響いた。某も誓おう。己のために、この力を誇り、使うと」
「──蒸着」
●「宇宙刑事、ギャバンブシドー。参る」
警察手帳が剣に、そのまま二刀流になるのめちゃくちゃかっこいいな……。
鴉麿は再びエモルギアを使い、魔空空間を開いてその中に飛び込んでいく。
ここで解説。魔空空間とは、無数の時空が複雑に絡み合った、時間も空間も乱れた世界。普通の人間が飛び込むと引き裂かれて消滅してしまう世界でもある。
ちなみに、ギャバンは特殊なコンバットスーツのおかげで無事です。
その中にあったのが鴉麿のアジト。
ここで巧妙に警察の目をかいくぐっていたらしい。というかここで普通に立ってる鴉麿さん、マジで何者……?
刹那は対鴉麿戦を開始。
鉄骨すら楽々一刀両断し、怪物と一緒に2対1でも優位のまま勝利するのかっこ良すぎね。
●「涙せよ、己の不始末」
一方怜慈は、アギが特定した鴉麿のアジト内にある動力炉を破壊するために行動を開始する。
大佐から本部に連絡を飛ばし、戦艦:コスモギャバリオンの強襲フォームへの変形承認を得る。
承認には複数人の許可が必要。承認する側の人たちのうち数人が割とどこにでもいそうな雰囲気の人たちなのが良いですね。ワニパトコンビも気づいてないですし。
そして承認担当者の中には、保安局長:ウィギレス、そして最高議長の許可が必要です。
なお最高議長を演じるのは関俊彦さん。まさか過ぎてびっくりした……。
そしてナレーションのCVも相まって、脳内をエクスカリバーが過っていく。円卓騎士の承認……。
承認プロセスを経て、コスモギャバリオンは人型のロボット:コスモギャバリオン GC-Rに変形。
すげぇ、警察モノのSFの真骨頂だ。最高。
敵のアジトを駆け抜け、トラップも軽々と躱し、動力炉を破壊。
刹那と鴉麿を回収して元の地球に戻ってきた後、魔空空間への入り口を破壊して完全勝利を収めたのであった。
🐦⬛「おそるべしギャバン。魔空空間を消し去るとは」
葛見の意識は回復。鴉麿は部下ともども確保。
一件落着し、互いに互いの失礼を詫びた後、怜慈はその後の調査を刹那に託して多元地球Α0073へと帰還する。
●「人間ならば、別れの涙を流すところか。」
●「俺は泣かねぇよ。またな」
この地球でのエモルギア供給は阻止された。
だが、悪の根源を絶たねば、人々の嘆きの連鎖は続く。
次元を超えよ、蒸着せよ、宇宙刑事ギャバン!
【以下雑記】
🛰これにて顔見せ編終了って感じでしょうか。
まっすぐな正義漢って感じの怜慈、感情のないアンドロイド系刹那、そして最後にチラッと登場した研究者系の喜輝。
個性たっぷりで3人の邂逅が楽しみですね。
🛰OPが初解禁。(EDでの使用でしたが)
まさかのダンスあり、しかも真顔→笑顔の二段構えなのじわじわ来るな。真顔が似合わない組と笑顔が似合わない組があるのが個性が見えて良いですね。
次回:まさか喜輝さん敬語キャラとは思わなかったよ
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