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カリスマ文化祭 11/10昼夜回感想

  • 執筆者の写真: _ ぬぺ
    _ ぬぺ
  • 2024年11月13日
  • 読了時間: 26分


行って参りました! ステとしては3回目となる今作。しかも「ライブ」ということで果たしてどうなるのか……とわくわくしながら見てまいりました。

ということでここからは感想をツラツラと。昼・夜公演まぜこぜで書いていきます。


⚠️⚠️⚠️WARNING⚠️⚠️⚠️

ここから先はネタバレもりもりにつき、未見の方の閲覧は推奨しません。

マジで初見で浴びてくれ。じゃないと意味がないんだ。頼む。

まだ見ていないなら今すぐにブラウザバックしてください。











よし、じゃあ書くからな。




【構成】

今作「LIVE」ですので、あくまでも主体は歌。

歌の合間合間に寸劇……というかミニコーナーを挟む構成。

いつもの声優さんのライブ方式に若干近いかもしれない。



《ライブパート》

披露された曲は過去の2回のステージで披露された曲ほぼすべて。

「ほぼ」と書いたのは、1期のケツパラガスこと「買い物ブギウギ!」が披露されなかったためです。これは天彦さんがいないからかと。彼がいないのにケツパラガスするわけにはいかないからな。

代わりに依央利くんは「理解の早朝エクササイズ」に4番手として参戦。「内臓をあげる運動」をしていきました。要らない……。


天彦さん不在につき影響が出たのはもう1曲、「毎日カリスマ」。

間奏のポールダンスは「どうする?」となった結果、その場でルーレットで担当を決めることになりました。

昼公演は理解お兄さんが担当。「秩序、秩序、」と言いながらポールの周りをぐるっと回ったものの手ごたえがなかったのかそのまま撃沈。続く大瀬くんパートの間ずっと“ごめん寝”状態で突っ伏してて笑ってしまった。

夜公演は依央利くん担当。さすが、「買い物ブギウギ!」で若干ポールに触っていただけあり、天彦さんほどではないですがさらっと回転を披露。「負荷が!」の時のポーズで締め、会場の黄色い歓声をかっさらっていきました。


振り付けもやっぱりいいねぇ、目が足りなくて。

どこだったか猿ちゃんが振り上げた拳が理解お兄さんのお腹にクリティカルヒットしてたり、

「海へ行こう」で猿ちゃんに浮き輪を奪われたふみやが静かに沈んでいき、猿ちゃんが慌てて浮き輪を返したり、

同じく「海へ行こう」でテラくんが自分の自転車を投げ飛ばしてたりしたあたりはお気に入り。


過去に披露された曲なだけあり、凡人側の統率力がすごかった印象。

ペンライトの振り方がしっかり公式振り付けと一緒だったりね。

個人的にツボだったのは「エクスタシー」「天堂天彦だ・か・ら」のところ。全員、両手を前にやった後に右手だけ上にあげる振り付けをこなしてんのな。

昼公演はかなり後ろのほうだったので前の方の凡人さんのペンラ捌きも楽しくみていたのですが、ここの揃い方すごかったよ。


「カリスマロマンティック」では今回も客降りしてくださいました。

昼公演では大瀬くんが壇上から降りた瞬間一目散に会場の一番後ろの出口へダッシュ。しばらく扉をガチャガチャさせた後に出られないことを察して肩を落としながら帰ってきてました。

そしてやはりファンサの鬼、テラくん。テラくんのグッズを持っている凡人を見かけたらにっこにこしながらおてて振ってた。美しかった。

夜公演では理解お兄さんが真後ろを通ってくださったのでもう私は思い残すことはない。足長かった。中の人の配信で「理解お兄さんの客降りは来てくれたみなさんへの感謝」という趣旨の発言を噛みしめながら見ていました。


新曲、「カリスマ文化祭」。

また珍妙なダンスをしてくださいましたが。なんでヒゲダンスなんだよ。

個人的に地味にツボだったのは、サビの字幕の出し方が「カリスマ一週間」とほぼ完璧に一致していたことですね。

あのビッガビガの演出を丁寧に真似しなくていいんだよ。


新しさもありつつ、なつかしさもありつつ。

やっぱどの曲もノれる最高な曲だなぁと思いました。声出しもペンラも楽しかったぜ。



《寸劇パート》

順番は若干前後してるかも


1. 文化祭をやろう

まずは冒頭。文化祭をしよう!という話になっていたカリスマハウス。

当り前のように文化祭を開催しようとする彼らでしたが、そもそもどうしてこうなったかというと。


ほわんほわんほわんほわん………


事の発端は猿ちゃん。

夏に対して「帰ってこい!!」とキレてました。なんてめちゃくちゃな。

その理由は、まだ満喫できていない気がするから、と。

そこに、最近の四季は綺麗な四等分になっていない、と秩序的な視点で不満を抱える理解、夏の暑さで自分を焼いてほしいと願う大瀬が加わってもうカオス(いつも通り)。

(ここで四季、と言いながら指揮者のポーズをする理解お兄さんがお気に入り)


最後に加わったテラくん。何を思ったか(いつも通り)、「テラくんって呼んでたでしょ??」と乱入。

夜公演ではこれ(と、そんなテラくんに歓声を送る凡人の声)を聞いた猿ちゃんが「お前らこいつを甘やかすなよ」と反発。

唐突なアドリブに混乱する壇上。

どういうことだよ、と問い詰めるテラくん、

見切り発車してしまったので自分も困っちゃってる猿ちゃん、

収拾をつけようと頑張る理解お兄さん、

ほぼ傍観している依央利、

最終的にツボに入ってしまい後ろを向いて俯く大瀬くん、

観客に背中を向けてソファに寝転んで1mmも動かないふみや。

もうめちゃくちゃである。

結局テラくんが「もういいね??みんな行けるね?? ね????」と強引に台本に戻していきました。


さて、猿ちゃんの言うやり残しとは夏フェスのことではないか?と尋ねるふみや。

しかし今はもう11月。秋である。

なので夏フェスの秋バージョン、すなわち文化祭をやろう! という次第である。

……フェスの秋バージョンって文化祭なの? 合ってる??


ということで、いつものように猿ちゃんがやるのやらないの、

クソ吉が加わるの加わらないの、

ふみやが参加費を回収してそのままポケットに収めるだのしてから、カリスマ文化祭が幕を開けたのでした。


ところで、1人足りない。そう、天堂天彦である。

彼は今朝、WSA会議のためにモロッコに旅立ったばかりである。なんでモロッコかって? 響きがセクシーだったからです。モロッコ国民に謝っときなさい。

というか、WSAって天彦以外にいたんだ。こわ。


2. 出し物をやろう パート1

ということで文化祭に必須な出し物を一人一つやっていきます。MCは理解お兄さんです。


依央利の出し物:ギネスに挑戦

ギネス世界記録に挑戦しよう! 奴隷頑張れ! のコーナーです。

準備してくれた「日本文化祭協会」の人に奴隷がぐちぐち文句を言いつつも開幕。

昼の部では片手ティッシュ抜きに挑戦。なぜか昨日も右手を酷使したため筋肉痛だと嘆きつつ挑戦するも、2回ほどティッシュが箱の奥に引っ込んでしまって時間をロス。結果は100枚でした。(ギネスは189枚)


夜の部ではTシャツハンガー掛けに挑戦。5枚のシャツを綺麗にかける時間を測るというもの。結果はなんと、ギネス記録よりも0.1秒早いクリア。どよめく会場と壇上。しかも普通に丁寧にかけられているという状況。残念ながら記録員さんがいらっしゃらなかったため公式記録にはなりませんでしたが、本当にお見事でした。


大瀬の出し物:怪談

大瀬くんが怪談をしてくれることになりました。もうタイトル見ただけで立ち上がっちゃって2階に逃げていく猿ちゃんが可愛いんだわ。

ちなみに最初は大瀬くんは部屋に引きこもっていたのですが、大瀬は?の件で自分のジャケットの中を探し始める伊藤ふみやくんを見逃しませんでしたよ私は。

小道具として座布団を持ってきた依央利くん。笑点のテーマ曲を口ずさみ、理解お兄さんから「確かに日曜日ですが!」と突っ込まれました。

それに合わせて「後半に続く~」と言い出すふみや、「じゃんけんぽん、えへへ」と言い出すテラくん、「お前らガキの使いじゃないんだから」と2階から叫ぶ猿ちゃん。

昼公演では何も思いつきません……と俯いた大瀬くんでしたが、夜公演では「自分の話なんて聞かなくていいから耳をふさいでおいてほしい、自分はそのまま鼓膜を破壊する」という趣旨の台詞で、鼓膜破壊の音を「ガッチャ」、指を耳から引き抜く音を「ド」と形容(これをすかさず拾う理解お兄さんとシンプルに感心するテラくん)。さらに、「このまま世界の果てまでいってきます」(首を絞める音として)「キュ~~」という二段構えを披露。すごい。

肝心の怪談はというと、

昼:依央利が作ってくれたご飯。ぐらぐら煮立つ鍋の中身はお麩の味噌汁。今日のご飯は麩の味噌汁→今日、麩の味噌汁→恐怖の味噌汁

夜:猿川と理解が喧嘩していた。「海へ」の時のスピード最下位はどちらなのかで揉めていたが、実際に最下位だったのは自分。一番鈍いのは大瀬。鈍いの大瀬→呪いの大瀬

というまさしく笑点みたいなオチ。

これには猿ちゃんも2階から早口で反発しました。


テラの出し物:ミラーテラくん

何それ?という周りの困惑をよそにスタート。

彼が鏡に向かって何かをやり、結果として自愛を再確認した後、「ミラーテラくん、ミラーテラくん! \優勝!/」というリズムに乗ったコーレスをするというもの。

初日公演に参加したと思しき凡人さんたちのリードによってコーレスがスムーズに行き、褒められる凡人。

ちなみに鏡に向かってやったのはじゃんけん、あっちむいてほい、はないちもんめです。永遠にあいこ、永遠に同じ方向を指す、永遠に自分を欲しがることで鏡の中の自分とマリアージュできることを再確認しておられました。テラくんそのままR-1行けるよ多分。

なお、夜公演では「はないちもんめ」の台詞をド忘れしたらしく、理解お兄さんに「何やりたい?決めさせてあげる」と無茶ぶり。正直に「思いつきません」と返すお兄さんにも笑った。

テラくんの独壇場に耐えきれなくなった住人たちはひとりまたひとりと自室に消えていったのでした。


天彦の出し物

誰もいなくなってしまったので映像出演で天彦が参加。

昼の部はセクシーポージング。お題に合わせて天彦がセクシーなポーズをとるというもの。ジェスチャーゲームのクイズ抜きバージョンですね。

ということで天彦がノリノリでポーズする映像を延々見せられる我々。ちなみに、その場で天彦に話を聞いたと思しきふみやの解説つきでしたが、

「どういうことだと聞いたら『ふみやさんはセクシーですね』とだけ返され、それ以上聞くのをやめた」

「(お題:カリスマの問題で)右手(脇にあてている)がカリ、左手(額にあてている)がスマだと言われた。俺は『ふーん』と返した」

「(お題:オリンピック。ある競技のピクトグラムモチーフとのこと)競技名のヒントを聞いたら、『全裸でやるスポーツ』だと言われた。そんなものは調べたがない」

みたいなのばっかり。ふみやですら理解も歩み寄りも諦めるレベルでした。


夜の部はセクシーマジック。シルクハットを被って登場したのに、やることはただのパネル芸。

それも、「アスリート」と書かれたスケッチブックに念を送ってからページをめくると、「ケツリート」と書いてある みたいなやつ。マジックってなんだっけ。

しかも、会場も「アスリート」の文字でほとんどが次の展開を察してもう笑ってましたからね。おらこんな界隈嫌だ。

あとなんだっけ? プリン→プリンプリン→プリンプリンボインボイン、ボウリング→棒リング→棒と輪、だっけ? なんだこれ。


3. 出し物をやろう パート2

ここからは後半戦。


猿川の出し物:喧嘩術

なんでも武器にできる猿ちゃんが、住人たちに持ってきてもらったものを武器として使ってみせるというもの。要は物ボケである。

昼の部では、

イエローカード:敵の前歯に刺してそのまま振り下ろす。一刀両断。

ビニール袋:溶かして飲ませる

ショートケーキ:地面に置いておく。相手が踏んづけて滑ったところを攻撃

首輪:真っ二つに引きちぎり、それぞれを相手の鼻に突っ込んでねじる。相手は裂ける。

メイクブラシ:毛の部分だけを引きちぎって口に含み、相手に吐き捨てる。相手に刺さってダメージ。


夜の部では、

万年筆:相手の体に印をつけ、そこに攻撃する

ナイフ:(なんで武器をもってくるんだと困惑しながら)溶かしてメリケンサックにする

現金:ばらまいておく。相手が拾っているところの上からニードロップ

長ネギ:凍らせて削り、とがらせて槍として使う

鏡:焦点に光を集めて相手を燃やす(実演するために客席に反射光が行くことを心配する優しい猿ちゃんと燃やされに行く大瀬)


めちゃくちゃなお題に頭フル回転させてる猿ちゃん(というより寳珠山さん)、それを見守ったり弄ったりする周りの人たち、

緊張なのか定期的に噛んだり自信無くしたり挙動不審になったりする猿ちゃん。面白すぎる。いくつか「それで合ってる??」みたいなのあるし。

夜の部は前述したとおり序盤でしっちゃかめっちゃかになったのもあって全員不調だったこともあり、さらに挙動不審に拍車がかかってて楽しかったです。


理解の出し物:紙芝居

お手製らしき紙芝居を披露。前述した協会の人に作ってもらったそうです。目に見えて機嫌が悪くなる依央利。

タイトルは「野蛮フェルナンデス」。ストーリーとしては浦島太郎と同じような感じです。カニみたいな見た目の野蛮フェルナンデスが海岸で助けたカメに連れられて海の底のお城へ。

……が、城では秩序が乱れており。

昼の部では鏡を独占するテラ・卑猥な言葉を叫ぶ天彦

夜の部では台所を独占する依央利・喧嘩ばかりしている猿川・自動車の無免許運転をするふみや

というメンツでした。大瀬くんだけ悪者になってないの笑う。この前にも「大瀬くんはリビングに出てきてくれているだけでいい」とか言ってたし。

結局全員、野蛮フェルナンデスの正義の鉄槌によって海の藻屑になったりサメに食われたりしたのでした。あ、猿ちゃんだけはそもそも1対4の喧嘩だったので負けてます。


夜の部では間違って1枚次のページを抜いてしまうというハプニングが発生。客席のどよめきで慌てて画面を見て気づき、依央利と一緒に元に戻しててよかったです。

更に、「野蛮フェルナンデスが秩序の鉄槌を~」と言うべきところ、「猿が秩序の鉄槌を~」と言い間違えるミスも発生。

最後の「どうだった猿」という台詞に対して「最初から最後までグダグダだったじゃねぇか」と返す猿ちゃんと「お前に言われたくない!」と憤慨する理解お兄さんに笑う。


ふみやの出し物

昼の部はスイーツ50音。ひらがなを1つ言ってもらえれば、その文字から始まるスイーツを答えるというもの。

最初は「アップルパイ」とか答えてましたが、だんだん「金持ちが食べてそうなケーキ」みたいな苦し紛れの回答に。それを「俺は間違ってませんが」みたいな顔で言うからいいんだよな、伊藤ふみや。

最終的に、依央利が誤って既に出ていた「ば」をもう一度言ってしまったことで全員による「ば」責めスタート。「ばあさんが食べてそうなケーキ」みたいなので乗り切ってました。「バウムクーヘンとか」「バナナとかあるだろ」というおさななの助け船は宙に消えたのでした。

あと、猿ちゃんの「ば」リクエストに対して「バカでも作れるケーキ」と答えたふみや、猿ちゃんと一触即発の危機になってたのも良かったな。


夜の部はお悩み相談室

いつのまにか彼のもとに届いていた「カリスマハウスに住みたい」さんからの相談。「失恋の痛みを忘れられない」というもの。この話を聞いてそっと顔を覆う理解お兄さんが好きです。

ふみやの答えは、「不安なことが1つしかないから苦しくなる。不安は逆に多めに抱えて分散させるのが良い。ということで自分に金を貸そう」。

たかるんじゃないよ伊藤ふみや。


4. ビデオ① カリスマチャンネル

DAMチャンネルのパロディです。「カリスマ文化祭」への振りを天彦が担当。


5. ビデオ② カリスマショッピング

ライブグッズの紹介。光る棒に興奮する天彦、全員のブロマイドを見せつつ自分のブロマイドだけ静かに裏返す大瀬、「でけぇ!かっけぇ!」と語彙力が消えている猿ちゃん、案の定JPYを強請るふみやとてんこもりである。


6. お片付け

無事に文化祭も終わり、片付けの時間に。古くからのしきたりとして、じゃんけんで負けた2名がゴミ捨てに行くことになりました。

メタ的な話、ここで負けた人たちがはけて着替え、ブレイク曲披露となります。

夜の部ではうっかり決められたのとは違う手を出してしまった人がいたため何度か仕切りなおしてようやく決定。

段ボールを全部蹴り飛ばしてはけていく猿ちゃんと、その辺に落ちていた小さいごみだけ持ってはけていくテラくんに笑った。

カリスマじゃんけん、じゃんけんぽん(手を糸巻きの歌のごとくクルクル→カリスマポーズ)のじゃんけん、凡人とやりたすぎる。


残った人たちは唯一やり残したことと称してコーレスをやります。

昼夜公演まぜこぜですが、

ふみや:俺にあげるよ \JPY/

理解:正しいこと \最高/ 秩序 is \All green/

依央利:せーの \滅私 貢献 奉仕 わんわんわーん/

猿川:俺は \コールアンドレスポンスなんてぜってぇしねぇ/

大瀬:クソ吉 \最高/

テラ:テラくん \最高/ マリアージュ!

全員:カリスマ文化祭 \最高/


大瀬くんは最初凡人に「最低」と言わせようとしたものの、理解お兄さんから「最高にしましょう」と言われて変更になりました。

なお、夜公演では「うんこ……」と口走り「うんこ??(笑顔の圧)」と返されて縮こまってました。

テラくんのコーレスは「マリアージュ!」が突然差し込まれて一同混乱。「最高!」と返してしまった猿ちゃんから「こいつら分かんねぇだろ!」と言われてました。それはそう。でも揺るがないテラくんは「みんな分かるよね?! テラくんだもんね!」と返してましたけどね。つよい。

最後の「カリスマ文化祭」では、昼の部で理解お兄さんが「カーリスマ」と伸ばしてしまったことでグダグダに。一旦正しい発音を確認してから仕切り直しになりました。最高。



全体的に今回はトーク部分でアドリブを求められることが多かった印象。

それを時折中の人をのぞかせつつも、ちゃんとカリスマハウスのやり取りとしてさばききった皆様に拍手を。


ただこの、わちゃわちゃしている感じとか、誰かがミスった時のリカバリとか、その辺の空気に覚えがあるな~と思っていたのですが、まあ少し考えればわかりましたね。

カリスマ声優陣です。

なんかさ、全員どことなく似てるんだよね。声優陣と俳優陣。

もちろんカリスマ声優/俳優としてトークするときは皆さん大なり小なりキャラを背負っていらっしゃるので、多少は似てるところって出てくると思うんです。基盤が一緒だし。

でもそこじゃない部分、本人の個性みたいなところが妙に似てるなって思っちゃう瞬間がちょいちょいあって。なんか妙にいじられてる猿ちゃんとか、事態の収拾のために一番に突っ込んでいくテラくんとか、隅で静かにツボってる大瀬くんとか、収拾つけようとするも結局流されていっちゃう理解お兄さんとか、基本傍観してるけど要所でしっかり突っ込んでいく依央利くんとか、そんなみんなを眺めてるだけのふみやとか。

これがキャラの個性に引っ張られてできた関係性なのか、2回にわたるクロストークが功を奏したのか、それともそういう雰囲気の人だからこそ選ばれたのかは分からないけれど。

少なくとも一凡人としては、やっぱりこの人たちじゃないとカリスマを演じ切るのは不可能だし、だからこそずっとあの14人が7人のカリスマに寄り添ってくれていたら嬉しいなと思いました。



《カリスマブレイク》

ラスト(厳密にはこのあとおかえり!カリスマもありますが)のライブパートはカリスマブレイク2曲!


服従のカリスマ 奴隷天国

鉄球を軽やかにぶら下げての登場。チャイナ感あふれるメロディーが軽やかで素敵。

服従様、思っていたよりも普段の依央利くんと変わらないというか。笑顔の感じとか雰囲気とか、人懐っこさが目立つ。他のカリスマたちが神々しさ重視だから、特に。

ちょっと意外だな~と思ったけど、改めて考えると「服従」の第一歩って相手にご主人様になってもらうこと、つまり相手に好印象を持ってもらうことなのかなって。ゆえにああいう在り方なのかもしれない。寧ろ普段の依央利くんよりもヤンデレ成分が抜け落ちてる分人懐っこさは上だしね。

軽やかな曲調といつもと変わらぬ笑顔、それとバランスをとるように重たそうな鉄球というアンバランス感がたまらん。


正邪のカリスマ AshFlow

私にとっては二度目の正邪様。

やっぱり、一歩も動かずに淡々と高速ラップこなすの、人間離れしていてかっこいい。

私の席がほぼど真ん中だったこともあり、真正面に正邪様が佇んでおられるの良いよなぁって。やっぱ神様としての格みたいなのが正邪様は若干上な気がする。

今回は立ち位置が2階固定だったので、ダンサーの4人が見上げる形になっていたのも良かった。


自愛のカリスマ Love Vista

お、お美しすぎる……!

普段のテラくんも美人さんなんだけど、特に笑った時が美人さんなんだよね。目がにこーって細められる時がほんとに可愛くてかっこよくて。

なんだけど、自愛様ってもうしっかり目開いてらっしゃるからさ、凛々しさに圧倒されてしまう。そなたら我が見られて幸せであるな?知っているぞ、って感じとでも言うのでしょうか。

あんなに綺麗で美しくて無欠なのにこっちを見てくれる、「君たちにも」って呼びかけてくれるのが嬉しい。

(本来の歌詞「君」が全部「君たち」にアレンジされてたのほんと大好きでした)

意外だったのがCメロ。「Love Myself」では大河さんはちょっと澄ました感じで歌っていらしたのでそんな感じでくるだろうと思っていたら、しっかり苦しそうに、でもそれを隠すことなく歌っていらして。ちょうどそのタイミングで目元のラインストーンがキラッと光ったのが印象的。苦しい時に流した涙すら自分を彩るアクセサリーにしちゃえるのがテラくんの強さなのかなあなんて思ったりしました。


反発のカリスマ GRAVITY

文句なしにかっこよかったぜ兄貴。本当に寸劇パートで今日大荒れだった人と同じか?

釘バットぶんぶん振り回して、喉の奥から吠えるような声での「NO」、ほんとにかっこよかった……。

7人の中じゃ一番小柄なのにさ、後ろを向いた時の背中がめちゃくちゃデカく見えんのよ。

あとは、「NO」の叫びもそうだし、最初の台詞部分もそうなんだけどマジで原作そのまんまっていうか。ホソケンさん召喚した?みたいな。本物だったよマジで。

個人的に好きなのは途中の振り付け。ステージ上を広く使いつつ、全員を従えて客席にガン飛ばすシーンめっちゃ好き。他の4人が普段絶対やらないポーズとか表情をしてるってのもそうだし、猿ちゃんがみんなを従えている構図がもうバチバチにかっこいい。



《アンコール》

おかえりカリスマ(もちろんブレイク歌詞差し替えあり)を披露し、エンドロール後。

アンコールとして2曲披露されたのですが。


全員、ブレイクしました。


7人分のブレイクアニメーションと立ち絵披露からの「神々の饗宴をご照覧あれ」だったっけ?

会場からはリアルに悲鳴が上がってたし、私はガチで泣きました。終演した後しばらく体の震えが止まりませんでした。




なあ、こんなこと呑気に言ってた私、見てるか?

あの人たちアンコールされてる間に全員着替え済ませて来たよ。プロってすごいな。


ブレイクした6人並び立ち。本日不在の性様ももちろん映像で参戦。

ライトアップされたステージに並び立つみんなが本当に本当にかっこよくて神々しくてさぁ。神様っているし神の領域って存在するんだなって。

このさ、分からせられる感じがたまらないんですよ、.5のカリスマブレイクは。凡人がどう思おうと我らは存在しているが?という。


だめだ語彙力足りん。だから見に行ってくれと言ったんだ私は。


同時に、初日に見に行った凡人さんたち、よくこれを表に出さなかったなと。

こんなすげぇのを黙ったまま過ごしてきた人たちがいることに敬意を表するよ……


「神の領域」的な集合曲ももちろんあります。

サビで「カリスマブレイク」って言いながら拳を真っすぐ突き出すの、原作リスペクトで大好き。

「2.5次元を倍増して5次元へ」って歌詞も彼らにしか出せなくて良かった。

正直、視覚から入ってくる情報を処理するのにいっぱいいっぱいで音楽の記憶があんまりないので早くちゃんと聴きたいよ。

アンケに配信してくれって書いたよ私は。


ていうか何よりもう、秩序様を生で見る機会はもうないと思って諦めていたから本当に本当に嬉しくて……。

言ってもどうしようもないのは分かっていたからあんまり言わなかったけど、秩序様回全部申し込んで全部落ちてて相当落ち込んでたんだよ。

気合入れて秩序様コーデしたけどそれもそれで準備しながらまた落ち込んだりもしたし。当日だって服着て、我ながら出来にかなり満足すると同時に「でも会えないんだよなぁ……」ってまたしょんぼりしちゃったりしたんですよ。

でも会えたんですよ……。いた、秩序様いらした。存在してた。鞭を片手にステージ上を闊歩していらした。厳しい眼差しで会場の凡人を見渡す様も、鞭をかざすお姿も、秩序溢れる美しい一礼も、全部文句なしにかっこよかったです。

思い返して今ちょっと泣いてる。こんなにかっこいい存在が本当に存在していいのでしょうか。いやダメだからあの一瞬しかお会いできなかったんだよね、知ってた。


2曲目はカリスマ文化祭のブレイクバージョン。

後ろに流れる映像もブレイク仕様になっているのは良かったんですけど、だからと言って金色の明朝体で「ぶんぶんぶんかさい」はマジで意味が分からなくて一瞬正気に戻ってしまった。


最後の挨拶はもちろん全員ブレイク後のお姿で。

申し訳程度に少し下を向く正邪様、鞭をかざして凡人どもを見回してから胸に手を当ててから綺麗に礼をする秩序様、笑って礼をしてファンサもしたあと、正邪様に命令を強請りながら帰っていく服従様、ふんぞり返って客席を一瞥してからとっとと出ていく反発様、じ……っと客席を見てから深々と頭を下げていく内罰様、天に手を掲げてから静かに頭を下げるも、最後まで舞台に残り続ける自愛様。

礼するだけでこんなに個性が出るものかと。

みなさんのおかげでブレイク後の神様の解像度が上がる上がる。



そんな感じで終幕。

曲は楽しいしペンラぶん回してコーレスしてのもりもり、寸劇パートはみんなもうめちゃくちゃのはちゃめちゃで笑いが止まらない。

のに、ブレイクパートになるとただひたすらにかっこよくて圧倒されて。

全員の早着替えも大量の曲もダンスも、みなさん本当に大変だったのではないかと思いますが。

オフショも含めて最後のサプライズを凡人のためにとっておいてくださったことも本当に感謝感謝です。これからもJPY落とします。




【キャラクター】

例によって7人の印象を……。



正邪のカリスマ 伊藤ふみや

お前は本当に揺るがないな。

常に表情筋仕事してない感じ何度見ても最高。

寸劇パートでは常にやりたい放題してるのに、常に「俺間違ってないよな?」って顔してるからこっちはうん、そうだね……にならざるを得ないというマジック。

自分が参加費を払う必要がないと力説するところマジで最高だった。

というか周りの大人もふみやを甘やかすんじゃないよ!とは前から思っていたけれど、あんな感じが通常運転なら致し方なしかな。

ブレイクするとマジで瞬きもしないしいつにもまして表情筋が動かないし、礼すらしないしさ……。

あのミステリアスなのに愛嬌があって末っ子で、圧倒的なカリスマ性のある人間を演じきれる人をよく2人も見つけて来たな、ELRは……。



秩序のカリスマ 草薙理解

やっぱり最高だよ、草薙理解。

いつにもまして笛がうるさかったり、意味の分からない相手にキレてたり、猿ちゃんとバカみたいな喧嘩を繰り広げたり。

かと思えばしっかりMCをこなし、大瀬くんの面倒をしっかりみて、

一方で腰を回す振り付けが下手くそだし、ウインクできてないし、恋愛相談が始まっただけで挙動不審になるし。

わたしは貴方のそういうところが大好きだよ。

あとはもうさっきも書いたけど、秩序様がもう最高で最高で。秩序様に見下ろされてきたのでもう私は思い残すことはない。厳しくて厳かで真っすぐな視線。最高。

けどさ、礼は本当に誰よりもきれいになさるのよね。それが秩序ですものね、そうですよね。



服従のカリスマ 本橋依央利

回を重ねる度に怖くなってないか、本橋依央利さんよぉ。

原作もステも、どんどんヤンデレ要素が増えてきている気がする。怖いね、もっとやれ。

猿ちゃんがよく取り沙汰されていたようですが、個人的に一番中の人が表に出てきちゃってたのが彼だと思っている。

ギネス記録普通に更新して喜んじゃったり、文化祭協会の人に「裏のことも全部僕がやります! ……裏?」って言っちゃったり、わちゃわちゃが終わらないみんなに向かって「尺が」って口走ったり。

あと服従様の姿でのカテコで普通に「ありがとうございました」って口パクしてたの、凡人は見てたぞ。

リアルに筋肉痛になりながらもなんでもそつなくこなして駆け回っているのが本当に依央利くんみたいで大好きでした。



反発のカリスマ 猿川慧

やっぱり可愛いよなあ猿ちゃんは。

寸劇の間、ずっと可愛いポジのど真ん中に居座って動かなかったの最高。ほんと最高。

怪談の間ずっとカタカタ震えてたり、自分で「ダァン!」とSEをしていたり、そもそも夏を満喫していたのに全然夏を楽しんでない!って怒ってたり。可愛いぜ猿ちゃん。

そして物ボケ、本当にお疲れさまでした……! お題の小道具もらって、うーん……って真面目に考えこんでるあたり、すごい面白かったです。

あと、客弄り結構してくださったのが嬉しくて。定期的にお客さんに声をかけたり、静かな我々に対して「うるせぇ!!」って怒ってきたり。

ちょくちょく、私たちのことをこっちに引きずり込んでくれる感じがすごくうれしかったです。



内罰のカリスマ 湊大瀬

本当にいつ見ても原作そのまんまでびっくりする。

今回は特に年下感が出ていたというか。みんなに面倒見てもらったり、理解お兄さんに可愛がられたり。

個人的には「カリスマチャージ」の肩を組むところで隣に天彦さんがいないことに気が付くところ好きでしたね。

なによりも印象的なのは内罰様。思っていたよりも結構大きな動きでさ。もう少し儚げなのを想像してたんですよ。でもよくよく見たらなんか動きが人体では普通しないもので。しばらく見てて、あーこれ幽霊だ、って納得した。内罰極まって念願かなってあの世に行ってしまったのが内罰様なんだなーって。

そう思うと意外と大きめな動きも、現世の風に吹かれて煽られてる姿とみれば納得できる。



自愛のカリスマ テラ

今日も可愛いよかっこいいよ無欠だよテラくん!!!

今回いつにもまして欲しがりさんだったよね。何かといえばポーズとって、凡人を煽って黄色い歓声を集め。コーレスが綺麗に決まったら満足げににこーってするの可愛すぎる。

ていうかステのテラくんの笑顔可愛い、本当に可愛い。原作絵のテラくんはどっちかというといつも目がぱっちりしてるけど、目を細めてにこーって笑うステテラくんも可愛い、テラくんは何をやっても可愛いね。テラクオリティさすがだぜ。

全体的にツッコミに回っている時間が多かった気がする。それこそ夜の部のめちゃめちゃタイムをなんとか収めた(というか無理やりねじ伏せた)のもテラくんだったし。

個人的に好きだったのは、最後のおかえりカリスマで天彦さんがでっかいスクリーンに映し出された時に「なんだこの大きな凡人は?」みたいな顔でスクリーン見上げていた時です。



性のカリスマ 天堂天彦

誰かこの男を止めろ!!!!!!

今回中の人の都合で不在だった天彦さん。寂しいなぁ、と思っていたんだけどいざ見に行ったら全然そんなことなかった。

寧ろ1人だけでけぇスクリーンで登場しやりたい放題。ツッコミがいないから完全に変態の野放し状態。止めるやつは誰もいないのでみんな一方的に送り付けられてくる映像を眺めているしかできない。止めろ、誰かこの男を止めろ。笑顔で星空の中に消えていくんじゃない。

というか相当なパターンの映像を撮ってくださっていますよね。曲も背景ありとブルーバックバージョン撮ってるし、レポ見る限り性の出し物(この書き方嫌だな)も全部違うっぽかったよな?本当にありがとうございます。私は田中さんのキャリアがそろそろ心配になってきました。




ざっと(という分量ではないですが)こんな感じでした。

ライブってどんな感じなんだ?と思っていたら、曲も寸劇も大大大満足なものを出していただいて凡人は本当に嬉しい。

円盤は面白かったら買おうかな~くらいだったけど、実際見たらもう帰り道にはポチってたよね。7人の領域を見るまで生きるぞ。

ていうかもう、生の秩序さまにお目にかかれて私は(以下しつこいので略)


皆さま本当におつカリスマでした! ぜひまた同じ7人で愉快な時間を作ってくださったら凡人はとっても嬉しいです。

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