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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

えいがのおそ松さん 考察

更新日:2022年7月17日

【卒業式前日の事件を半数しか知らなかったのはなぜか】

あれ、わざわざ知ってる人と知らない人と確認してたから、何かあるのかなぁって思ってたけど何もなかったので勝手に考察。

彼らの雰囲気からなんとなく思ったことをまとめてるだけなので根拠は特にないです。


知っていた人

おそ松:良くも悪くも誰にでも絡んでいけるタイプなので、誰かから聞いた

一松:陽キャ集団の中にいたため誰かから聞いてる。多分一番早く情報もらってる。

十四松:人通りが結構多い所でヤンキーぶってたので噂話とか小耳にはさんでそう。正直彼が一番なんで知ってるか分からない。


知らなかった人

カラ松:奥手だから友達いなさそう。人にも聞けなさそう。

チョロ松:情報源となる知り合いがいない。噂話なんて興味もありません、僕真面目なんで!とか言ってそう

トド松:お兄ちゃんにべったりな彼が知ってるわけがない。くっついてた相手が別だったら違ったかも。


正直、あのシーンは視聴者に「今のみんななら一緒にいるor情報共有するはずなのになんで?」って思わせるのが狙いなのではないかと思っている。




【「おそ松くん」から「おそ松さん」へ】

入学式の頃の六つ子はまだみんな一緒

良くも悪くも無個性で、“一緒にいること”がアイデンティティだった

しかし同級生からは(悪意はないにしても)『六つ子であること』が物珍しく見られるようになり、六つ子が嫌になる


結果として彼らがとった行動は脱・六つ子

今までの自分とは違う自分になることで六つ子の一部から脱却しようとした


でもそれって結局、今までの自分を全部否定して嘘つき続けるしかないんだよね。

人間ってそんな急に変われないし。

無理矢理キャラ付けしたからいろんなところで綻びが出てきちゃうし、そうやって無理した精神状態で『やりたいこと』なんて出てくるはずもない

だから進路どうする?って言われたときにみんな「どうしよう、分からない」ってなっちゃって、

「分からないならこのままでいいや」ってなっちゃったのでは


つまり、“六つ子が6人ともニートになった”というよりは“六つ子だったから6人ともニートになった”というのが正しいのかも


「なぁ、なんで俺たちって、6人もいるんだろうな」

似た6人がいる、ではなく同じ6人がいる、って表現するのが辛い

自分を否定してアイデンティティなくしちゃってる人から出てくるこの言葉はほんとに重たい

みんな同じ悩みを抱えてる現状に間違いなく全員が気づいてて、だからこそどうしようもない。

そんな感じする


逆に今の六つ子たちは高校時代のキャラを中和した感じなわけだけど

多分全員がニートになった結果、他人と比べられる機会が減ったのよね

全員で行動しなきゃいけないシチュエーションもなくなったし、程よい距離感で兄弟付き合いができるようになった

仲が悪くなった原因は人から比べられることに嫌気がさしたからだったので、それがなくなれば仲は元に戻る

そういう意味ではニートになったのはよかったのかもしれない

でもそろそろ就職しような。うん。




【屋上での喧嘩の原因】

もじもじして言い出せないカラ松→喧嘩になる六つ子

という感じだったので

言い出せないことにイラついて「早く言えよ」的な流れからお互いにたまってた鬱憤を晴らしたみたいになったのかな、なんて。

この辺はヒントがあまりに少なかったので分からないっていうのが正直なところ




【思い出の世界とは結局なんだったのか】

映画本編の説明の落ち着きどころは「カラ松の思い出の世界」だったけど、納得いかなくて。

例えば

  • おそ松がスカートめくりした子の顔がハッキリ分かる(カラ松の思い出ならモブ顔になってたのでは)

  • 高橋さんの猫が干渉してる(思い出にないはずの事象)

とか。

サマー仮面が思いっきり出てくるあたり、間違いなくカラ松の思い出ではあるんだけど。

なので個人的には

カラ松の思い出を基盤としつつ、六つ子と高橋さんの思い出も混ざった世界

って言うのが妥当な落としどころかと。

六つ子も高橋さんも、それぞれに後悔を抱えていたみたいだから。


そうなるとあの思い出の世界であった出来事は何だったのかと言う話になるのですが

多分六つ子は全員経験した出来事として残ってるかなと

よくテレパシー使うくらいだし()、あの夢みたいな出来事をわざわざ共有しなおすことはないんじゃないかな。また恥ずかしい思いしなきゃいけないしね。

代わりに高校時代の思い出を楽しく振り返れるようになったんじゃないかと

少なくともあの内容を全部覚えてるのはカラ松だけってことはないんじゃないかな


でも高橋さんとの写真はあって

それを踏まえると思い出とタイムスリップを足して2で割った感じ、と言うのが一番いい表現なんじゃないかなって

思い出に干渉したという事実はありつつ、それは思い出であり過去であったとでも言うのかな

六つ子と高橋さん(猫)が思い出≒過去に干渉したことのつじつま合わせが行われてる気がする。写真のあたりとか特に。


メタな話すればこの辺の解釈は視聴者に投げたんじゃないかなぁと。

ううん、うまくまとまらなかったな…言語化しきらなかった…


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