Case29 欺く
- 5 日前
- 読了時間: 6分
なんでそんなことするの……
【あらすじ】
今宵の夢の中では……なんと莫は莫のまま。
代わりにエージェントとして活躍していたのは妹の美浪だった。
アイテムもすべて美浪に持っていかれてしまい、おろおろする莫を余所に、美浪は少女からの依頼を受ける。
Save the cat.
●「Good luck, 私🌹」
【ノクス】
ジークの本拠地に連れ去られ、ナイトメアたちとのデスマッチを課されていた。
事実上丸腰で苦戦するノクス。
あわや、というタイミングで胸元にベルトが現れる。
現実にて、ザ・レディーが眠る小鷹のもとに合流していた。
すんでのところで彼女はベルトとカプセムを小鷹の体に装着。
これによりノクスは夢の中で、彼にとっては初めての仮面ライダーへの変身を果たす。
さらっと新フォーム、仮面ライダーノクス ウルフシャドウである。
勢いに乗るノクスだったが、ジークはまだ余裕の表情。
●「ぶっ飛ぶ生贄を用意したぜ」
ようやく長い夢から醒めた小鷹。
枕元にはザ・レディーがいました。
計画の練り直しを考えるザ・レディー、少なからず莫の予知夢に影響されている小鷹。
予知夢通りの協力関係とはいかなさそうですね。
●「俺はCODEに復讐できればそれでいい」
●「あの子に万が一のことがあったら、分かってるわね?」
●「どのみち思い通りにはさせない。CODEも、ジークもだ」
その夜。
ノクスが一人夢の中で向かったのは、「万津」という表札の出た一軒家。
リビングには3枚の心の扉。1枚はガタガタと揺れている。
中を覗くとそこには倒れるナイトメアの姿。何かに気が付いたノクスは慌ててどこかに向かう。
【万津莫】
エージェント:美浪と共に猫探し中。
が、莫が見つけたのは猫……の、ナイトメアであった。
攻撃を受けて飛び起きる莫。
翌朝、怪事課のメンバーと状況の共有。ただし、ブラックケースは起きていない。
首を傾げる面々でしたが、異変、ありました。すぐ隣に。
なんと美浪、語尾に「ニャー」がつき、さらに尻尾が生えていました。
よし、ブラックケースだ。
これに取り乱す莫。
唯一の肉親に異常が起きたとなっては居ても立っても居られない。
……前も思ったけど、やっぱりこの人「家族」、「家族が傷つくこと」への恐怖が人一倍過ぎるよ。なんかあっただろ、絶対に。
焦るまま、夢主が寝ているのかも分からないと言うのにベッドに飛び込む莫。
羊を数えていますが……多分それ、声に出すもんじゃない。
案の定、丸一日羊を数えて過ごしていたみたいです。眠りについたのは日が沈んでから。うーん、なんて無駄な時間。
そして、夢の中では。
美浪は(夢の中の)母親:ねむに、エージェントになった理由を聞かれていた。
●「守りたいものがあるから。」
莫を「無職の馬鹿兄貴」とディスりつつ、再び猫を探しに出かける。
遅れて眠りについた莫も、美浪を追いかける。
悲鳴を聞き、向かった先にいたのはキャットナイトメア。
なんだかんだドライバーとカプセムは手元にあった莫。妹を助けるために変身する。
●「速攻で蹴りをつける」
が、あと一歩のところで止めに入ったのはノクス。
これには観戦していたジークも珍しく不機嫌丸出しで参戦。
●「目を覚ませ! そのナイトメアは、万津美浪だ!!」
キャッツナイトメアの姿が美浪のものに戻る。
動揺した莫もゼッツの姿を保っていられず、変身解除。
慌てて川の中に飛び込んで美浪を抱きとめる。
そもそも、この夢の主は美浪本人。
当初の夢は、美浪が莫の死亡を恐れる、という分かりやすいものだったのだが、そこにジークが干渉。
死ぬのは美浪、彼女こそがナイトメア、とシナリオを書き換えて展開したことによって今の状況がある。
家族を自ら手に懸けてダメージを負うゼッツ、という筋書きは一応達成したようで、ご機嫌のジーク。気を失った美浪にひたすら謝罪する莫。
●「ジークの悪夢に苦しむことはない。そもそも万津美浪は、……君の本当の家族じゃない」
「あるミッションを与えられていた、CODEのエージェントだ」
いやあ大変に、大変に悪趣味な回でしたね。
キャットナイトメアが最初に出てきたときの何かを探しているような恰好、水面に映るキャットナイトメアの姿と、「美浪=キャットナイトメア」の図式はちゃんと見せつつ進行。
エフェクトもりもりのナイトメアのボイスは、ゼッツとの戦闘の段になって若干緩め、
ジークの「自分の手で息の根を止めるんだ」の台詞でほぼ確信を抱かせたタイミングでノクスに乱入させるという……。
情報の開示速度が天晴れに尽きる。
しかも実際に視聴者を刺したい情報はそこじゃなかったっていうところまでね。本当に最悪で最高だよ。
ここ数話何度も言ってきましたが、美浪って莫を日常に繋ぎ止める存在だったわけじゃないですか。
その存在すら虚構だった、というのが今回分かったのあまりにもグロすぎる。
じゃあ純粋に莫を莫として見てくれる人ってもういないじゃん…………。
マジで1話からずっと思ってたんだよ、この人たちの家族としての仕上がり具合すごいなって。(どこかでも書いた気がする)
けどそれは演者の演技の話をしたかったのであって、そういう意味じゃなかったじゃん…………。
とは書いたけれど、なんだかんだ兄妹としてうまくやってきた2人なのはよく分かっている。
例え血のつながりがなかったとしても、お互いに上手くやってきた人たちだっていうのは分かっているので……どうか平和ん、今まで通りの2人であってくれ。
【以下雑記】
💤南雲さん。いつのまに美浪のことを「美浪ちゃん」呼びするようになってましたっけ? 普通に仲良くなってそうで良きですね。
……そんなタイミングでこの話来るんだ、とは思ってますけどね。
💤そんな怪事課コンビ。遅ればせながら小鷹の隠れ家へ。
残念ながら出遅れてしまい、小鷹とは合流できずでした。
💤なお、富士見さんは既に警察をクビになっているため今捜査には関われないようです。
なんなら、捜査についていくだけで不法侵入になりかねない。身から出た錆とはいえやりづらそう……。
💤とはいえ、莫と小鷹の協力関係はきっとこの先もあるはず。彼らが会えるのはきっとそう遠くない、と思いたい。
💤万津邸。
リビングにかかっていたカレンダーが気になって調べたのですが、4月1日が木曜日なのって、直近だと2021年ですね。ちょうど5年前。なんかありそう。
敢えてカレンダーが映るカットを入れている気配があるので、ここは何かあると踏んでもよいのではないかと思うなど。
来週に期待かな?
💤ジーク。カタストロフのこと「カタちゃん」呼びしててじわじわきてる。
これ、仮面ライダーのことを呼んでいるのか、それともナイトメアのことを呼んでいるのか……。
💤そんな彼の「そういうとこ、マジ面白くねぇから」の台詞と表情が良すぎる。
今までの軽さ、軽薄さは確かにあるのに、マジギレしているのが伝わってくるというか……やはりベテランの役者さんはすごい。
次回:それでも積み重ねてきた時間はきっとあるはずだよね
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