Case27 戯れる
- 3月22日
- 読了時間: 7分
ヴィランの仮面ライダーって本当によくって
【あらすじ】
予知夢では現れなかった仮面ライダーの存在に翻弄される面々。
莫は攻撃されて吹っ飛んだと共に起床。ファイブは怪我のせいで待機命令、シックスは意識不明状態。
なんとか夢から醒めた莫は、和英辞書を引き、周りに発音を訂正されつつも自分へのミッションを課す。
Unmask the enemy.
●「グッドラック、俺」
【ジーク】
現実とは思えぬどこか、廃倉庫のような場所にて。
楽しそうに笑いながら帰ってきたのが新たに登場した仮面ライダードォーンこと、ジークである。
パジャマ+バスローブという完全に就寝時のファッション。かと思えば胡散臭いサングラスやらバスローブの上からつけられたベルトやらがアクセントになっている。髪がボサボサなのは多分寝癖のイメージでしょう。
変身していないときでも武器である剣:ブレイカムドォーンは腰から下げている。剣の中には閉じ込められたと思しき蛇のようなナイトメアの姿。
手には拳銃。かなりお洒落なデザインですが、おそらく至って普通の拳銃。
そして何よりも、常に顔に張り付いた軽薄そうな笑みと何を考えているのか分からないふわふわした喋り方が薄気味悪い。
くそぅ、私は胡散臭い蛇モチーフの人間に弱いんです。既にだいぶ好きだよコイツのこと。
演じるのは東映特撮ではもはやお馴染み、天野浩成さん。
過去の出演作でいうと剣・フォーゼはちょろっと見ている、キングオージャーは完走している人間なのですが、出てくる度に全然雰囲気が違って流石は役者さんだなぁと。
圧倒的な演技力と、Twitterだったり奥様の口だったりから見えるほんわかしたお人柄と圧倒的なプロ意識とで、そりゃあ何度も呼ばれるわなと思ったり。
ジークの存在は既に関係者も把握済み。
CODEはもちろん、ザ・レディーも警戒を強めています。完全なる第三勢力。
●「奴こそ、コード・ソムニアが産んだ異分子。無視はできない」
さてそんなジークですが、拠点と思わしき廃倉庫の中で大量のナイトメアを閉じ込めていました。
多分制作陣は、衛生状態も飼育状態も終わっている多頭飼いブリーダーとか、違法のペットショップとか、そういうのをイメージしているんだろうな……。
手持ちの拳銃で適当に2体の檻からナイトメアを解放し戦わせる。
ちなみに本人曰く、ゼッツとは「センスが合う」そうな。テンションも上がりまくってます。
●「やっぱ悪夢は楽しまなきゃな。そうだろ?」
そしてもちろん強さも折り紙付き。生身+普通の拳銃でナイトメアをいなせるくらいにはお強い。
●「そんなんだから、ゼッツにやられるんだよ」
ゼッツなぞ知らない、と言うシャドウナイトメア。それもそのはず、ゼッツと彼が交戦したのは莫の予知夢の中。
つまり、ジークは莫の予知夢を知っている?
断片的な情報をつなげ合わせた感じ、コード・ソムニアに巻き込まれる→夢に関する力を手に入れる(多分夢をある程度操れる、明晰夢的なもの?)で好き勝手にやり始めた感じか。で、同じようにある程度夢に干渉できるゼッツを見つけて、仲間だ!と大喜びって感じでしょうか。
「悪夢」と散々言っていますが、結局今回だけでは彼の目的は分からないまま。まあ初回だし、次回以降ですかねこの辺は。
さて、タイマン勝負に勝利したシャドウナイトメアは「釈放」。
負けた方は「もっと俺を楽しませろ」と言い放って拘束→攻撃。
そして謎の改造を施す。
●「さあ。とびっきりの悪夢を楽しもうぜ」
【万津莫】
CODEとは完全に縁を切ることに決めた莫。
各所にセンサーをしかけ、侵入者対策もばっちりです。ベランダもね、大事だよね。怪事課という前科があるからね。
いざとなったら自分が、とクイックルワイパーを振り回す美浪に、莫は1枚の紙を差し出す。
書かれていたのは即入居可の物件情報。セキュリティーもバッチリのアパートである。
自分のゴタゴタに家族を巻き込むわけにはいかないから、安全なところにいてほしい、と。
美浪はそれを勢いよく破り捨てる。
●「いくら無敵のゼッツでも、寝てる莫は無防備でしょ? 誰かが見張ってないと」
「悪夢みたいな災難には、慣れっこだから」
そのまま彼に掃除を任せる美浪。
彼女の、夢(戦い)と現実(日常)を繋いでくれる懸け橋としての存在、本当に大きい。
一方その頃、富士見と南雲。
現実ではとっくに解散させられてしまった怪事課ですが、富士見は元から抱いていたナイトメアへの情熱を、南雲は夢の世界で聞こえた紅覇の声、そして「予知夢の内容が他人事とは思えない」という理由で莫への協力を決意。
ちゃんと紅覇のことに触れてくれて良かった。南雲さんからすればこれがかなりデカいだろうとは思うので。
●「もし本当にブラックケースが存在するなら、国家安全保障上、公安が取り扱うべき問題です」
そして、莫。
カプセムガチャで大爆死しておりました。ガチャってそうだよな。
以前ゼロからもらったホルダーにダブったガチャを並べると、なんとカプセムが一つにまとまりました。カプセムが増えると効果も上がるそうです。そんな宝具強化みたいなシステムなんだ……。
カプセム強化に大騒ぎしていると、CODEのゼロから連絡が入る。
彼の提案は、ジークに対抗するために休戦しよう、というもの。もちろん対価としてジークの情報を与えると。
莫の答えはNO。夢の中とはいえ、自分が殺されたという事実は重い。
さっさと電話を切った莫だったが、1人で戦うわけではない。あてはある。
コードナンバー:フォー。
予知夢の中で夢から出たいと願っていた人物であり、自分と同じようにCODEに不信感を抱いて離反した人物であり、「組織は憎めどエージェントに罪はない」と言ってくれた人である。今なら話せば分かり合えるかもしれない。
意を決してベッドに潜り込む莫を見届け、美浪は1本の電話をかける。
●「すみません、しばらくの間、仕事をお休みさせていただけませんか?」
夢と現実の懸け橋と言ったばかりでこれなの怖いよ。
少しずつ、夢の世界(戦いの世界)に割かれるリソースが大きくなっていく……。
夢の中。
セブンはねむと合流。自分の服装で世界観を察したねむは、自分も共についていくと宣言する。
それにしてもあのヒールを履いてなお、2人の慎重さめちゃくちゃあるんだな……。
セブンはノクスの前に現れ、半ば押し付けるようにリカバリーカプセムを渡す。
●「なんの罪もない夢主を巻き込まない限り、あんたと争う理由はない」
しれっと釘刺してて笑ってしまった。大事大事。
セブンはノクスに対し、リカバリーカプセムを渡して夢から解放するからジークについて教えてほしいと取引を持ちかける。
雷の力で光の元に引きずり出されたシャドウナイトメアと交戦です。
一度戦った相手だから、前回の戦闘内容を踏まえて有利に立ち回るゼッツでしたが、そこにジークが乱入。
ドォーンに変身し、ゼッツの妨害を始める。
●「予知夢と同じ悪夢を繰り返す気か? ゼッツ」
「もっと楽しませてくれなきゃよぉ」
予知夢の再現を良しとせず、悪夢の現実化を望むドォーン。
最初はゼッツを攻撃していたものの、最終的にはゼッツの攻撃を逸らした後自らの手でナイトメアにとどめを刺す。
ラストの演出が鉄の処女なの良いねぇ。串刺しという残虐性もそうだし、実際に使われていたものかどうか怪しい代物というのもそうだし。
●「同じ夢を二度見るのは退屈だろう? 俺がとびっきりの悪夢に変えてやるよ」
ドォーンの高笑いと共にゼッツ・ノクス・ねむが飛ばされたのはサバゲー会場のような場所。もちろん世界観に合わせてねむも衣裳チェンジ。
本来の夢主であるノクスも全く思い当たる節がないと怪訝顔です。
●「深層心理がどうとか眠たい屁理屈は忘れてよぉ、ギャングな悪夢を楽しもうぜ!」
次回:急に不穏なフラグ立てないでくれ……
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