Case16 奔る
- 1月5日
- 読了時間: 8分
あまりにも美しすぎるフラグやめてもろて……。
【あらすじ】
2026年、ゼッツの初夢の舞台は……ねむちゃんのファンミーティングでした。
ファンクラブ会員番号7番である莫はそりゃあもうノリノリである。勝手に推しが上がるステージに上ってヲタ芸するくらいには。まずは降りなさい。
その裏で、ねむはナイトメアに攫われてしまう。
さらに前回の任務の際にCODEからの命令に反した行動をとったことにより、莫は組織を裏切ったと見做されてしまう。
お前を信用できない、と皮肉たっぷりに告げられた莫は、それならば自分もゼロには頼らない、と言い捨てて敵を追う。
そう、バイク乗りの敵相手に、足で──!
頑張れ、仮面“ライダー”!!
Track the missing.
【万津莫】
目を覚ました莫。ベッドから転落してクローゼットの中に入ると、そこにいたのはお雑煮を嗜む怪事課の2人と、彼らにお茶を淹れる美浪の姿だった。
……どういうことだってばよ。
美浪がいる理由は簡単。
兄の仕事内容を知り、自分も手伝いたいと思ったから。
大体の仕事内容はもう把握しているらしく、全面協力の構えです。マネージャーとはいえ芸能界の人間だ、キャパと泰然自若っぷりが桁違いである。
(メタ的な話、正月休みで放送が空いた分、夢の世界に詳しくない美浪からの質問というテイで軽く復習できるのが大変スマートな脚本ですね)
そして怪事課はというと。
まずは小鷹の一件についてお互いに知っている内容を報告。
そして、以前の決裂に対し、(それぞれ相棒に小突k……殴られながら)謝罪したのでした。
●「では、仲直りと言うことで。引き続き情報共有していきましょう」
ゼッツクローゼットに、「怪事課」の看板が帰ってきた。
さて、今回のねむ失踪事件。
夢に出てきた人物が多すぎて夢主が誰か分からないのが問題でしたが、「ねむの失踪」という現実の事件と似たようなことが起きている、ということを足掛かりに、「ねむの失踪を知る人物」に容疑者を絞りこむ。すなわち、事務所関係者か、病院関係者か。
そして潜入した先はねむが入院した病院。美女木さんに美浪さんが聞いてくれたそうな。
病院にて。
●「ねぇ莫、仕事楽しい?」
●「そう思ってたけど、最近よく分かんない」
「上司といろいろあって」
社会人としては先輩な美浪、なんだかんだで兄が不幸にならないまま居場所を見つけて頑張っているのが本当に嬉しそうで、なんだか良いなぁと思う。
そんな話をしているうちに、夢の中で会ったファンクラブ会員に遭遇。
なんと、この病院の看護師でした。
相手が夢の中での莫の姿を覚えていたため、まずは話を聞くことに。
なんと彼女、ねむ失踪の第一発見者でした。
あの時自分たちが目を話していなければ、という後悔があったものの、彼女の失踪が極秘事項として世に出なかったため、その後悔の持っていき場がなかったという。それが、悪夢として現れたと。
良い人だなぁ。
病院の帰り道。
●「どんなに理不尽なことがあっても、仕事は仕事。」
そう割り切る美浪に、自分のアマチュア加減を思い知らされたのでした。
帰宅後、莫は再び夢の中へ。
まずはゼッツルームで改めてゼロに頼む。
●「司令に従わなかった責任は自分でとる。ただ、現実に存在するCODEのことを、俺はまだ何も知らない。忠誠を誓うために、約束してくれないか? このミッションに成功したら、CODEの秘密を教えてくれ。……それとも、俺が信用ならないか?」
●「……You’ve come along way. You are the one and only agent. ……良いだろう、君を信じよう。だが、今回こそは必ず司令通りにミッションを成功させろ。コードナンバー7。」
「You are the one and only agent.」前回もゼロが溢していた台詞ですね。
前回はそのあとに続けて「Don’t let me down, Seven.」(字幕は「私をがっかりさせるなよ」的なものだったはず)、
今回は「You’ve come along way.」(字幕は「とうとうこの日が来たか」)。
なんとも英国人らしい(実際にはどうか知りませんが少なくともコンセプトはそうでしょう)、お洒落な言い回しです。
惜しむらくは年末年始で1週空いてしまったことくらいか。
そんでもってさぁ、何この、「俺、この戦争が終わったらプロポーズするんだ」並みのあまりにも古典的すぎるフラグ。
古典的すぎてスルーしかけたわ。
●「バイクも人生も同じだな。どちらも前に進んでいくしかない」
路上にて、敵と遭遇。
双方バイクに跨っていたため、そのままチェイスに突入である。
バイクアクション、燃えるねぇ……!! ドッカンドッカンのCGも良いですが、ペダルのアップやバイクですれ違いざまの攻撃、AKIRAな停車シーンなんか見ちゃうと否が応でもテンションが上がるってもんですよ。最高。
さて、敵であるウルフナイトメアを追い詰めた莫でしたが、曰く、このナイトメアはねむを食べてしまったと言い出す。
完全にねむを赤ずきんに見立てていたので当然と言えば当然でしょうか。
お客様の中に猟師さんと、お裁縫の名人はいらっしゃいますでしょうか?
そんなタイミングで乱入してきたのはノクス。
莫はゼロに促されるまま、どさくさに紛れて逃亡を図ったウルフナイトメアを追ってその場を後にするのでした。
【ノクス】
ザ・レディーから何やら「ターゲット」の情報を渡されていました。
一緒に渡されたのは、ナイトメアの蝶が吸収されたカプセムのようなもの。
ノクスを見送ったザ・レディーはというと、笑顔で観葉植物を愛でた後、真顔で鉢ごと落として割ってしまう。
この方のこと、あまりにも分からなさすぎる……。ただずっとお綺麗…………。ビジュ大優勝すぎるって、ほんと。
戦場にやってきたノクス。
彼が狙うのはもちろん、ゼロである。
ということでここからはノクス対ゼロの戦いである。やっぱり主人公から見て先輩や師匠ポジションに当たる人たちの戦闘ってかっこいいよなぁ。たとえそれが、一切信用のおけない人たちであっても。
ゼロはノクスの変身を解除・変身道具を奪うが、ノクスが持っていたのはノクスナイトの装備だけではなかった。
●「……お前にも悪夢を見せてやる」
「変身」
取り出したのはノクスドライバー。カプセムを嵌める箇所が2つ……?と思っていたら、嵌めたカプセムがドライバー全体(レボルエフェクタム)を1回転したら真ん中から割れる仕様。えっかっこいい。何それかっこいい。ゼロ、CODEの装備にもあれ付けてよ。かっこいいじゃん、私もあれ欲しい。
そして割れたカプセムの名前はシャドウカプセム。公式サイトにははっきりと「シャドウナイトメアの悪夢を封じ込めている」と記載されています。自分の夢にやってきたナイトメアをここにきて逆に使ってやろう、というコンセプト、好きだ。
ということで初お目見え、仮面ライダーノクスです。遂に正規の変身だー!!
劇中で言及されていますが、使用は悪夢に飲み込まれる危険と隣り合わせ。その分強さは担保されているみたいですがね。悪夢をその身に宿して影の力で戦う。影から作られた大剣って。厨二心が刺激されまくりだ。最高すぎる。
シルエットがシンメトリーなのに色遣いがアシンメトリーなのもお洒落。
初変身バフも手伝って、とんでもない早さでゼロを追い詰めるノクス。
ゼロの決死のブーストも軽くいなし、ゼロの胸部を破壊し、何やらコアのようなものを取り出す。
抜け殻となったゼロは落下して爆発。
落下するゼロを追うようなカメラワーク、完全に無機物と化したことが分かるゼロ、それでも確かに感じる「重み」……。
このシーンのカット、めちゃくちゃ良すぎるって。
ゼロだったものが燃え盛る音をバックに、今週の物語は幕を下ろすのでした。
【以下雑記】
💤初夢。ねむが失踪したことを確認した瞬間に「ねむが失踪したためファンミは中止します」とアナウンスする馬鹿正直な運営に笑ってしまった。なんでねむちゃんの所属事務所よりもファンに誠実なんだ。
(とはいえ、こんなご都合展開をすんなり受け入れられるあたり、「夢」、ひいては「深層心理」という舞台設定、なんて便利なんだ)
💤ダンボール先輩。本編には久々のカムバックである。
あのルックスと芸風からは想像できないメンヘラかまってちゃんだったことが判明。
定期的に書置き(とネタ用の小道具)を残して失踪、マネージャーに「探さないでください(訳:探してくれ)」と連絡しているらしい。
しかも履歴を見る限り、それくらいしかマネージャーと連絡とってないみたいで。
め、めんどくさいよ~~~!!!
💤今回の監督は仮面ライダーシリーズ初登板の葉山監督。
ドローンを使ったと思しきカットがあったり、電話のシーンの3視点のカットだったり、ゼロの落下カットだったりと、今までのライダーで見たことないカットがてんこ盛りでしたね。
個人的にはかなり好き。初めて上堀内監督が撮った回を見た時に近い興奮があったね。いやぁ来週も楽しみよ。
💤今回のOP明けの煽り文、「ブゥゥン!!」。
ようやく公式がライフネット生命の勢いに追いつきましたか……。てかなんで一保険会社が公式の前走ってんだよ……
と思っていたら、これである。
バイクが殉職するという共通点を見出してこんなところに伏線を持ってくるんじゃないよ馬鹿! バイクが殉職ってなんだよ!!
Next misson:何のために莫は戦うのか
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