9話 進路相談
- _ ぬぺ
- 2022年6月6日
- 読了時間: 4分
からうとは。
ざっと調べた感じ、語源は「担う(かるう)」。
背負う、とかそういう意味。
(日本方言大辞典、日本国語大辞典参照)
博多弁の場合、リュックやランドセル、水筒に対しても使うので、正確には
「紐を肩にかけることで何かを身に着ける」行為を指す気がする。
前回、自分が分からなくなって落ち込んだ真子。
そんな彼女を励まそうとした切袴だったが、真子に放っておいてくれと怒られてしまう。
落ち込んでキューサイの青汁をひたすら飲み続ける切袴を見かねたのはママさん。
「おでかけしよっか!」
翌日。
切袴とママさんのお出かけがスタート。
今回のルートはこちら。
最初に上がってきたのが福岡市営地下鉄の西新駅。
出口は4-Bと思われます。
1話で乱闘が行われていた西新商店街の目と鼻の先。
すぐに駆け込んだのはむっちゃん万十。
むつごろうの形の…何て言えばいいんだ、これ。饅頭ではないんだ。
ホットケーキみたいな生地のなかに、具が入っているモノ。
ハムエッグとか、サラダとか…。おかず系が多い。どれも美味しいんだよね。
そのまま向かったのは福岡市博物館。
ここまで所要時間は14分(Google mapsより)。ママ、ヒールきつくなかった…?
(この前聖地巡りしたときに足が痛すぎた人間より)
ここで出会ったのがシャベリーマン&ヤバイ仮面。
彼らは国宝:へし切長谷部を回収すべく、福岡市博物館へ潜入&窃盗を使用と目論んでいたのである。馬鹿!!
しかし、強面の警備員さんに一方的にやられたり、
こっそり侵入するところを見とがめられたり、
無事に侵入するも謎のレーザーにやられそうになったりしていたところであった。
…何してんの??
切袴とは、「今はまだ戦いたくない」という利害の一致で仲良しを装ったものの、エクスが駆けつけたことで状況は一変、そのまま戦闘へともつれ込む。
戦闘の地は、OP・EDを始め何度も登場しているシーサイドももち海浜公園。
左:ママ・切袴が見下ろしている景色
右:その後の戦闘場所(OPでも使用)
こんなに使われるならもっと写真を撮ってくればよかった。
今度、特撮夏映画見に行くときにリベンジしよう。そうしよう。うん。
真子がいないことに目を付けたシャベリーマン。
咄嗟にママを逃がそうとする切袴に対して、ママは
「分かった。変身ね!」
「お姉さん、やります!!」
…何ですって??
というわけで、お姉さん、変身。
無理だと思う、とやる気のない切袴とは反対に、普通に変身しちゃいました。
ギリギリまでマージマジマジーロしちゃわないかとワクワk…ではなく、ハラハラしていましたが杞憂に終わりました。
そして戦い慣れている。なんだこのママは……(困惑)
ママの太刀裁きに何かを感じた切袴。
思い出すのは謎の武将のシルエットである。
これ、ママ・真子が黒田家の血筋とか、そういうこと…?
その頃のエクス。
ヤバイ仮面と対峙していました。
元は鹿児島のヒーローであるエクス。
「スッゲープロジェクト」なる団体のヒーローだそうです。他にも仲間がいるらしい。それは知らなかった。
プロジェクトの内容をざっと見る感じ、悪の秘密結社さんの同業と言ってもほぼ差し支えないんじゃなかろうか。(こっちは悪役ですが)
彼の目的はドゲンジャーズに入る事。
決め台詞の「スッゲー!」は、自分を鼓舞するための言葉だった。
それを聞いたママ。
「余計楽しくやんないとね」
「心の余裕よ、難しいこと考えないで、好きにやんなさい」
「すごいって言葉は、すごい人に使う言葉じゃない。頑張ってる人に使う言葉。だから、エクスちゃんはすごいわ」
ああ、これは真子の母親だわ。
彼女が明峰を褒めた時と同じだもん。
ママの励ましを得て自身がついたエクス。無事にヤバイ仮面を撃破しました。
あと一つ気になったのだけど、
エクスくん、鹿児島から来たなら飛行機よりも九州新幹線経由してくる方が良くなかった…?
帰宅した切袴は、真子と仲直り。
これにて一件落着。
な、はずもなく。
戦闘離脱したシャベリーマンは、メットをとるという手段に出てへし切長谷部を持ち出し。
それ、アリだったのか…突っ込まない方が良いかなと思って控えてたんだけど……
悪の秘密結社に持ち帰り、ヤバイ仮面が無事に装備。
装甲もパワーアップした「殿」の誕生である。
次回、殿初陣!
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