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11話 主砲、発射用意

  • 執筆者の写真: _ ぬぺ
    _ ぬぺ
  • 2024年9月25日
  • 読了時間: 4分

最後の3話くらいになったら本気出すのがこの作品のお約束ですから



宇宙船艦内。

再び立ち上がったオーガマンとヤバイ仮面はリヴァイアとの戦闘を再開する。

悪役として基本的にリヴァイアの先輩面をしまくるヤバイ仮面、好きだよ。

そしてこんな時じゃないと見られないであろう、ドゲンジャーズと悪の秘密結社のトップの共闘。マジでかっこいい。アクションの撮影にめちゃめちゃ気合入ってるのをひしひしと感じるもん。


水族館のバックヤードというロケ地のセレクトがまたいい味出してるんだ。



犬猿の仲である2人でも、手を取れば神にすら届く。

不利を悟ったリヴァイアはなんと手下を喰らってパワーアップ。マントを脱ぎ棄てて装甲姿に変身。つくづくいいデザインしてるよこいつ……。


2人を蹂躙し、「戦いとはこういうもの」と高笑いするリヴァイア。

そんな彼を見てオーガマンはヤバイ仮面を煽る。

「フォームチェンジかぁ~。あんま関係ないかなぁ~~」

「だって、どこかの誰かさんもフォームチェンジしたけど私と相打ちだったからなぁ~」

「どっちのフォームが強いかなぁ~~♪」


「こっちに決まってんだろうがぁ!!」

ヤバイ仮面、再びのパワーアップ。

勢いを取り戻した2人は猛攻をかける。

金がなくて忙しい方が勝つ、と。



王道の必殺技をかけるオーガマンと、目隠しからの銃撃、「邪道で結構!」なヤバイ仮面。

ここもだけれど、王道ヒーロー&王道ヴィランって組み合わせが本当に眩しいんだ、この2人は。


「そんな道理が……」

「通るんじゃない、」

「通すんだよォ!」


オーガマンとヤバイ仮面、2人の銃撃が神をも貫いたのだった。



が、しかし。

主を喪った船は暴走を始める。

ギリギリ生きながらえていたリヴァイアは、それでも地球に帰るという執念で船を破壊。

宇宙船は一体化したリヴァイアと共に地球へと落ちていく。


このままだと地球に帰るだけでなく土に還ってしまう。

オーガマンですら打つ手なし。

とりあえず叩けば直る事を期待するがそれも無意味に終わり。

もはや、せめて誰の迷惑にもならないことを祈るばかり。



……そこに、ルーキーの声が聞こえてくる。




一方その頃、地球では。

迫りくる宇宙船を前に、「炎上と同様、まずは冷静になれ」と一同に講釈をたれるキタキュウマン。

そのまま「実家に帰る」と頭を下げるキタキュウマン。

全力で止めるドゲンジャーズ。

そう、もたもたしていた。


しかしここで一番の新入りであるヒャクトーバン、気づいた。

誰か忘れていないか?と。


そう、セキカグオーである。

完全に忘れ去られていたセキカグオー。小さくなって地面に絵をかいていた。

慌てて関家具をほめたたえた後にしっかり頭を下げてなんとか仲直りを果たしたあと、全員で中に乗り込んで宇宙へと向かったのであった。


そして今、落ちてくる宇宙船を受け止めているというわけである。

が、完全に押し負けているところ。


ということで、セキカグオーの出力を上げるため、ドゲンジャーズは家事、すなわち掃除を始めたのであった。

最終回1話前にやることではないっ……!!



そして同時刻、寝坊軍団こと悪の秘密結社では。

全員で宇宙の様子を見守っていた。

仲間の勘でこの中に社長がいるのではないか、と考える一同。

そんな中、メイド執事は1人静かにお茶を淹れ始める。



同時刻、宇宙船艦内。

なんかやれる気がしてきたオーガマン、まずはヤバイ仮面を全力で投げ飛ばす。

吹っ飛んだ社長は地球へと墜落、そして悪の秘密結社の社長椅子に着地。


「だって……社長のお帰りですから、ね?」


メイド執事さんはいつだってスーパー完璧麗し執事様なのであります。


ドゲンジャーズの頑張りを見て、不敵に笑うオーガマン。


「私の新技を繰り出す時が来たようだな」




いやぁ、ボスたちをかっこよく撮るぞ!!という気概が満ち満ちている30分だった。最高。

ボスがカッコいい組織って最強だよねぇ。

もう最終回、本当にあっという間だ。

最後までかっこいいみんなが見られることを楽しみにしています




次回:飛んだ予算はクラファンで補う、任せろ

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