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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

9話 ギラ逃走中

全員王様の長所と短所が同時に出たね




一命をとりとめたギラ。

急所は外れていた、という事実から実はラクレスはまだ何かを抱えているのでは……?という疑惑が出てきていますが、他の王たちはそれを否定。まだどっちにも転がれる感じだねぇ。今週バタバタしていてまだ「ラクレス王の秘密」を見られていないのですが……。正直、「悲しい悪役」みたいなのって私は好きじゃなくて。自分の立場を上手く活かして立ち回り、アドリブすらも上手い事やってのけているラクレスは、かなり好きなんですよ。ここ最近の戦隊ものでもトップクラスに好きなんですよ、実は。

だから「実は悪役演じてました」って言われたら相当、それはもう、めちゃくちゃに、落ち込むと思う。


そんなラクレスは、一番よくやり取りしているトウフへ。

ギラの遺体を探しつつ、カグラギ殿のことも疑っている様子。

なお、カグラギは前回衛兵に成りすまして確認した「もう一つのキングオージャー」を引き合いに出し、ラクレスが余裕たっぷりなのはそれ故かと問い詰める。明確な答えは得られませんでしたが。



さて、国王たちは一致団結し、ギラを自分たちで守り抜こうと誓う。

リタ様だけ気合が段違いな円陣を組んだりしつつ、解散。


……というわけにはいかない。

一応、全員ラクレスは敵と見做しているので4か国が協力関係にありますが、彼らはそれぞれに守るべき国がある人たちなのです。

それぞれに側近に命じてギラを秘密裏に自国に回収するように命じる。

ということでシオカラ・セバスチャン・クロダ・モルフォーニャがそれぞれにギラのもとへ。そして現地で遭遇。

なお今回初めて本格的に活躍したクロダさん。お声は鳥海浩輔さんです。いい声だ。今回は比較的かっこいい役だぞ! 公式では「細身のイケメン」としていがあったらしい。黒子だから細身感もイケメン感も伝わってこないんですけどね。



先にギラの元にたどり着いたシオカラ・セバスチャン・クロダの案内であちこちを渡り歩く一行。そして同じタイミングでバグナラクも行動を開始する。

戦力がほぼ無い代わりに国民のサポートが厚いイシャバーナは戦闘ゆえ取り込み中とのことで一旦保留。

ンコソパにはなぜか居たシュゴッダムの衛兵とタイマンを始めた臣下のせいで入国すらままならず回れ右。そのキートくんとか言う天才中学生は今後出てくることはあるのだろうか。そしてドゥーガさんって妻子持ちだったんだ。

トウフではカグラギが戦闘中。そのうえ案内役の3名が掴み合いの喧嘩を始めてしまう。



そこに漁夫の利とばかりにモルフォーニャが登場。

有無を言わさず手錠をかけてゴッカンへと連行。息をするように手錠を出す作品はそうないよ。

なんかサラッと解禁されていますが、モルフォーニャちゃん、リタの跡継ぎ候補だそうです。だから側近扱いで近くにいられたんだ。リタとは違うタイプだけれど、彼女も仕事に私情を持ち込まないタイプっぽいし、良き王になってくれそうだけれど。彼女の出身地だけはちょっと気になるなぁ。


リタの真似をしつつゴッカンにいるようにと告げるモルフォーニャ。

反発して自分たちの王のために譲れないと言い張る側近たち。

王と臣下という関係でない以上、他国の人々程の信頼関係は無い、リタは何でもひとりでやってしまうから、というのがゴッカンの在り方。


それを聞いたギラは、「忠誠は依存と紙一重、孤高は傲慢と表裏一体」と言い切る。

誰しも自分一人で生きているわけではなくて、誰かを守っているつもりでも、実は守られて、救われることもある。

助けが必要かもしれない、とリタを気にかけたことがあったか?と問う。

うーん、やっぱり私はこっちの素のギラの方が好きだな。いつも悪ぶって身の丈に合わないことしてるよりも……。




そこにやってきたバグナラク。

5人がすったもんだしている間に世界の五カ所に繭をセットし、本格的に地球への侵攻を開始。そろそろ派手に暴れてほしいなぁ。


キングオージャーで迎え撃ったギラは、乱入して来たゴッドホッパーと出会う。

ホッパーキングオージャーとなって敵を撃破したが……。

ゴッドホッパー、サソリーヌに恋していることが判明。なんでシュゴッドたちで三角関係してるの??




一方その頃、各国の王たちは単独で戦っていたため全員変身解除に追い込まれていた。

作品の設定が発表された時点で、王様ってそんな国を離れてはいられないだろうし、ドンブラザーズに続いてチームを組まない戦隊でもするのかな?と思っていたのだけれど、ここで機能してくれましたか。

なるほど、「戦隊」結成への足掛かりにしたか。なるほどなるほど。



そんなわけで次回:前作と比較するせいですごく早く感じる戦隊の誕生

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