7話 ブットンデラッシャル生命
- _ ぬぺ
- 2024年8月25日
- 読了時間: 3分
だから私は悪役ムーヴするシャベリーのこと大好きなんですよ!!!
宇宙。
ヤバイ仮面は二日酔いでリバースしていた。キラキラすんな見せんな!
そろそろ帰らねば、と空を見上げたオーガマンの視線の先には、宇宙船。
さて、カラミーたちが制圧した福岡の街を歩いていると、出くわしたのはグレイト2。
場所はピザクックやよい坂店前。ロケ地として出てくるピザクックは毎回ここよね。
一度この辺りに用事があったからついでに聖地巡りしようと思っていたのを完全に失念していたの今でも地味に引きずっている。
当然のように暴力での戦闘になるが、そこに1本の電話がかかってくる。ご丁寧に着信音がピザクックのCMソングで笑う。
電話をかけて来たのはキタキュウマン。お前の技は何か、新技じゃないのか、と煽りまくる電話をかけるだけかけて終了。煽るな煽るな。いつもより声をいきいきさせるな。
電話のせいでカラミー達が帰ってしまったので、グレイト2は配達を再開。
今回のお客様は優しそうなご婦人。
……が、家の中から聞こえた声はまごうことなきシャベリーマン。
「気のいい営業さん」なわけがない、と判断し、ピザのカットサービスを申し出て家の中に入ることに成功する。
ということで「良い男」とよく言われるらしいシャベリーマン、グレイト2に野次を飛ばしつつも営業再開。
乱入したグレイト2は威嚇しながらも自己紹介。
奥様は彼の名前を聞いて、グレイトKのグッズを別室から持ってくる。なんと自分の息子がドンピシャ世代だと。つまりはグレイト2と同世代。
……が、その息子さんは既に故人。部屋の片隅には福岡タワーの前で撮った男の子の写真が。
だからこそ、何かを家族に残すための保険を勧めに来たのだ、とできる男は再び営業再開。
グレイト2はさすがに見過ごせないと「公園でピザパーティーサービス」を提供して2人を外に連れ出す。
問い詰められたシャベリーはあっさりと「酷い契約するつもりでした」と白状。このシレっと悪びれない感じが好きなんですよね~~~
ということで戦闘開始です。営業大変なんだ!と主張しながら斬りかかってくるの、シンプルに八つ当たりでしかない。
とはいえこの方、肉体担当ではないので。斬撃もそんなに強くない。
「隙あり」の声が爆裂に良いのだがダメージはゼロ。逆に返り討ちに遭う。
が、もちろん策なしな訳はなく。
戦闘用の保険にあらかじめ加入していたのである。銃撃も斬撃もパッチもキックも、保険適用内。ダメージはすべてチャラになる。
持久戦に持ち込んで勝つ作戦である。
頭脳は使ってるのに絶妙にセコいところも大好きだよシャベリー。
普段からハイテンションで叫びまくりボケまくりだから「静」に入った瞬間のガチっぷりがギャップすぎて沼なんだよこの男…………。
追い詰められたグレイト2。
戦いながらも奥さんのことをずっと考えていた。
亡くなった人は何かを遺すのではなく、何かが遺るんじゃないかと。思い出はずっと胸の中にあるはず。
だからこそ、その想いを届けるために自分は戦う。ヒーローだから。
陰でそれを聞いていた奥さんの応援を受けて、グレイト2は立ち上がる。
グレイト2の、陸のバックボーンがのっかりまくっている台詞、良すぎるな
彼の新技は、地面をピザカッターでカットして相手にぶつけるというもの。
これは「天変地異による土砂災害」、すなわち保険適用外。
シャベリーマンは担当者を呼びながら爆散したのでした。
さて、冒頭にオーガマンが目撃した宇宙船。
その中には謎の人物が……梶裕貴をキャスティングしたんですか?!?!?!
次回:デート?!誰と?!誰が?!?!
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