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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

7話 決闘罪

そういう回収?!




すっかり人がいなくなった悪の秘密結社。

狼兄弟のチラシを作る中、ユズユズは「人の物を盗ってはいけない」と言うことを改めて知る。

罰が当たりたくなければ金で買え、と至極真っ当な説教を垂れるヤバイ仮面。悪の首領(実在する会社の社長)、しっかりしている。


それを聞いたユズユズ。

秘密結社の金庫から札束を取り出し買い物に出かけました。


「あ、本当に子どもなんだねー。全然善悪の区別がついていないんだねー。なるほどねー。……ってアホかぁ!!」


頑張れ社長。超頑張れ。




その頃ユズユズは。

寝静まった鯛博駐在所に不法侵入。

みんなの寝方が見られて嬉しい。警察組の皆さんはちゃんとベッドで寝ないと体壊しちゃうよ……

でもオーガマンとルーキーが一緒に寝てるの可愛いね……。


ユズユズが盗んでいったのはフクオカリバーの剣、エルブレイブのベルト、エクスのリュックサック。

そして代金として札束を置いて行ったのであった。

買い物のなんたるかを何も理解していない。



翌朝。

いろいろなものが無くなったと大わらわの一同。

武器を盜まれたのに何一つ動じていないフクオカリバーさんと、代金を持ってどこかに行こうとして芥さんに手錠をかけられるキタキュウマンが通常運転すぎる。


窃盗なので警察の出番、となったが、白石も芥も度重なる出動で既に体がピンチ。

芥さんの腰をやった音に「今のは痛かったよねー……」と反応するフクオカリバーさん、マジでお母さんである。


そんなわけで、毎日更新される「一日警察署長」という肩書をフルに活用し、被害者3名+案内役の頼木さんと共にパトロールへ。

車に乗っているフクオカリバー&エルブレイブでこれを思い出したのは私だけじゃないと思いたい。

ちなみに今回、主役が不参加なのでOPも変化してます。可愛い。



その頃、ユズユズは。

盗んだものを一通り使ってみたものの、やはり違和感は拭えず。自分が本当に欲しいものが分からないままだった。

そこにヘロヘロな走りを披露しながらやってきたのがヤバイ仮面。

ユズユズから金は全額使ったこと、「買った」商品がそこに打ち捨てられているヒーローの私物だということを察知。

さくっと銃をつきつけ、「決闘じゃー!!」と絶叫。これだから修羅の国は。


そこに通りかかったドゲンジャーズパトカー。

人質強要罪やら決闘罪やらあるので検挙決定である。

これを見た権力に弱いヤバイ仮面、例のオーガマンの本に頼ってユズユズをおだてて戦闘に参加させる。その本どこで買えますか??



戦闘は滞りなく進んでいたものの、エクスがうっかりエルブレイブを下敷きにしてしまい、エルブレイブ気絶。体格の差がデカかった。

フクオカリバーも加勢して戦う中、気絶したはずのエルブレイブはむくりと起き上がり……ヒャクトーバンに変身。なんとこの特殊活動服、それ自体が活動できるというものらしい。

スーツ on スーツが許されるの、ドゲンジャーズくらいだぜ。

ということでエルブレイブは気絶したまま、機械的に敵を捌いていくヒャクトーバン。


戸惑うエクス&フクオカリバーに襲い掛かるヤバイ仮面……を妨害したのはユズユズ。

欲しいものじゃなかったから全部返品するそうな。

なお返金はされません。ただヤバイ仮面の懐が寂しくなっただけ。


ということで武器を取り戻した2人とヤバイ仮面との戦闘。

そんな中ただ立ち尽くすだけのヒャクトーバンに、自分を重ねる頼木さん。




彼は元は自分からバリバリ働くタイプの人だった。

お年寄りを助けたり、酔っぱらいを介抱したり。なお介抱されている酔っぱらいは今作の監督です。何やってるんですか。

行動力を買われて昇進したものの、彼には「他人に仕事を任せる」才能が壊滅的に無かった。

仕事を抱え込み過ぎた彼は、最終的に「任せる」を通り越して「丸投げする」という意味で「頼る」ようになってしまった。



その頃、駐在所では。

オーガマンの本を読んで部下と対話を試みるべきだと思った芥さん。

循に警察になった動機を尋ねる。

いつも通り、迷子になった時のエピソードを話す循。

当時の警察官が誰かなんて今の彼には全く分からないが、


「きっと今も、誰かのヒーローだと思います」



頼木さんも、ヒーローたちのピンチに立ち上がる。

「ダメだよ! 君も、僕も! 今の僕は全然ダメだ。でも、もう頼らない! 等身大を、僕が今できることをする! ここは、任せる! その後は、僕に任せろ!!」


この言葉でエルブレイブが復活。ヒャクトーバンの力を借りて攻撃を畳みかける。


その間、頼木さんは結構大変なヒャクトーバンの運用報告書を書き上げ、エクスの仲間の力を借りて逮捕状を請求。


エルブレイブのブレイブインパクト電流爆破も決まり、優勝ベルトを奪還したのでした。


頼木さんも、誰かに頼ることができたのでとても楽しそう。



が、今回の事件はそれで終わりではなかった。

ユズユズが持ち出したのはあともう2つ。

アイドールたちである。


次郎の地雷のど真ん中。

事態を把握した悪の秘密結社と駐在所は阿鼻叫喚だったのでした。

悪の秘密結社では社長が生死不明の状態なのにアイドールちゃんに震えてるの面白すぎる。




ということでまさかの後編。もう予告の時点から次郎君の顔が荒ぶりまくっていて怖い。



今回のロケ地!

特定できた分としては。


まず監督が酔っていたところ。

後ろに見えているのが旧福岡公会堂貴賓館

天神から中洲川端に行く方向に架かっている橋の上です。

所謂「中洲川端の写真」ってここから撮られているやつ結構多いイメージ。埋め込んだ地図から若干後退、左を向けば丁度いい感じの景色が見えます。



今回の戦闘シーンは多分この辺!

背景にちょっと映りこんでいた観覧車が見える場所を逆算。高架下だよな……ってあれこれ見てみたら発見しました。

小倉駅の近く。上は新幹線が通っています。いつも座席回転させてるあたりの下ってこんな感じだったんだ。




次回:アイドールを奪還せよ

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