5話 冬の王来たる
- _ ぬぺ
- 2023年4月2日
- 読了時間: 4分
リタ様……好き…………
カグラギ殿によって突き出されたギラが連れていかれたのは冬の国:ゴッカン。
ここで裁判にかけられることになるというギラ。
まあカグラギの話が本当なら、他国を侵略しに来ているわけですし、死刑が順当。その事実を聞いてようやく自分の置かれている状態を理解したらしいギラです。
彼の裁判を務めるのはゴッカンの王:リタ・カニスカ。
右目は前髪で、口元は独特の襟で覆われており、左目のあたりしか見えないというデザイン。服はパンツスタイルで、冬の国の住民って感じだし自分で足を使って歩き回る彼女らしい。
なお隠れている眼は灰色というオッドアイ。ものを食べる時は襟の上から差し込むようにして食べる。食べづらくない??
全体的に「それ二次元でしか許されないのでは??」という造形です。最高。
でもって彼女の素ですが……「もっふん」大好きっ子でした。
自室にはデカいもっふんが鎮座し、床にはミニチュアのテーブルやおやつを前に座る小さなもっふんの姿。これリタ様が全部並べてるんだよね、絶対。寝っ転がって並べる派ですか?それとも小さくしゃがんで並べる派ですか??
仕事のストレスが溜まると自室にこもって自分ともっふんの1人2役で会話して自分の気持ちを整理しているみたいです。なんだその可愛い雰囲気は。襟元のチャック下ろしてリラックスしているのも良い。
ちなみに人前でストレスが溜まるとすんごい悲鳴を上げます。怖いよぅ。
でもちゃんと公私混同はしないタイプ。
愛するもっふんの転売ヤーを死罪にできなかったとかなり落ち込んでいますが、それでもちゃんと今までの判例に則って裁きを下しているあたり滅茶苦茶真面目です。
ギラの裁判についても、絶対有罪だけどちゃんと調べなきゃね、とのこと。
というかここのリタさんのギャップと可愛さでスルーしてしまいそうでしたが…。
彼女の付き人:モルフォーニャさんによれば、ゴッカンの国民は全て罪人。全員が一度はリタに裁かれているという。つまり、国民から彼女に対する信頼とかそういうものは一切無い。それが城内にいる役人さんたちにもどれだけ適応されるのかは分からないけれど、リタさんが全てを吐き出せる人間というのは国にはいないんじゃないかな。
肝心のギラの裁判。
当日までの間に自ら国中を飛び回って情報収集をしたリタ。
ヤンマは、ギラがどうやったかは不明だがオウジャカリバーのセキュリティを突破したと証言。
ヒメノは医者として彼女に協力。
シュゴッダムでは書庫で「レインボージュルリラ」を調べたり、ラクレスの圧に物おじせずに寧ろ「蚊がいた」とビンタを食らわせたり。
カグラギ殿はギラがいかに邪知暴虐かを力説。息をするように嘘を吐くねこの男は。多分そのあとリタさんは一切彼に頼っていません。
彼女が言い渡した判決は無罪。
ヤンマの証言及び「レインボージュルリラ」に関する唯一の記録をもとに仮説を立て、ラクレスの血液とギラの髪から遺伝子検査を行い、ラクレスとギラは兄弟であると立証。
更に、国民からギラは侵略などしていない、寧ろ親切だったとの証言を受けている。
今回の一件はギラは自分にある当然の権利を行使したまでであり、寧ろ何らかの理由で事実を隠したままであったラクレスの方が問題、という判断である。
キーワード「レインボージュルリラ」、やけに立ち居振る舞いが優雅なギラといった伏線をまさかの5話目で回収。
早くない??中盤で回収してもおかしくないぞこれ。
浮上した謎といえば、ラクレスのこの行動の動機と、ギラがラクレスが兄であるという事実を完全に忘れている理由くらいか。
そんな判決に納得いかないラクレス。ほぼ全部自分が原因だろうに、本当に勝手な人ですが。
彼の反発に対しても、「法律は政治を穿つ矛で民を守る盾」と言い放ち、何があっても揺るがないと宣言するリタ様がはちゃめちゃにかっこいい。もっふんに愚痴っているシーンでも思ったけれど、法律に対して、それに準じる人たちに対して本当に誠実な人だと思う。
そこに現れたバグナラク。
遂に5人揃って出撃して勝利。初めての横並び変身ですが、一切タイミングはそろわないしギラは先頭に立ったことで蹴り飛ばされてますし。5人ともコックピットに乗った協力戦ですが全員唯我独尊ですし。
最近の東映は名乗り無し&すぐには協力しないがポリシーなのか。
無事に戦闘を終えた5人。各々自分たちの国に帰るが。
実は今回のバグナラクの襲撃は囮。
本命はゴッカンにある秘宝:三大守護神の一柱。留守になった城内で無事に目的は果たした様子。そしてリタもその存在は知らなかったみたいです。
次回:早くも新たな戦士
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