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4話 ヒーローを呼ぶ声

  • 執筆者の写真: _ ぬぺ
    _ ぬぺ
  • 2024年3月24日
  • 読了時間: 3分

これぞヒーロー!




何度も出撃した結果、一般認知度も上がっているブンブンジャー。

その一員:ミラに最初に接触してきたのは錠だった。

……それも、逮捕と言う形で。


ミラが変身後の姿のまま連行されたのはISA(国際宇宙対策組織)。

取り調べに当たったのは調査官の細武調(さいぶ・しらべ)。

化粧っ気のない顔にほぼ動かない表情筋という堅物オーラを醸し出しつつ、眼鏡のフレームとかネクタイの代わりのスカーフとかチラッと個性とお洒落さが見えるの、良い。


とはいえISA、なんか全体的にブンブンジャーよりも情報が数周遅れている気がしますが。



ミラの逮捕を知ったタイヤはチェンジャー越しに調とコンタクトをとり……そのまま基地にご招待。

ふ、懐がデカい……


ISA側の要求は、自分たちがハシリヤンと対峙する戦力になって欲しいという事。

で、そのために必要なもの、つまり武器と開発者のタイヤだけ欲しいと。

流石に不満を漏らすミラとシャーシロ。タイヤもそれは困ると拒否。


そこにハシリヤン出現の報せ。

調の命令で錠も3人を止めようとするが、彼も彼で思うところがある様子。

状況を察知したらしい玄蕃から、「届け屋に、ブンブンジャーを届けてほしいと依頼する」という連絡があった事で、3人は「届け屋」として出動。

ここもう少しうまくやれなかったかな~という気がする。


「ブンブンジャーの出動はNG→ブンブンジャーを届けるならOK」

という理屈は分かるのだが、そこで「ブンブンジャー」と言ってしまうと結局ダメじゃん、と思ってしまい。

「市民を助ける存在」みたいな表現だったらあまり引っかからなかったのにな…。



ともあれ、出動した一同。

サウナグルマーと戦闘を繰り広げ、巨大戦までこなして帰還。

その間、調さんは上層部と連絡を取りつつ、ブンブンのカレーをペロリ。


帰ってくる頃には、調さん、及びISAはタイヤの条件を呑む形で協力体制に入ることが決定。

その橋渡し役として錠が指名されたのだった。


調さんはブンブンから「お姉さん」呼びされてご満悦。

奥の方でスキップしてるの、可愛い。

固い役なのに「食事を完食」「真面目でいなきゃと思ってる」「でも嬉しいことは顔に出ちゃう」みたいな良い人らしさも兼ね備えていてめちゃいいキャラしてるなーという印象。

これからが楽しみ。




そして正直に申しますとね。

珍しくシャーシロに惹かれている自分がいる。

こういうタイプあんまり好きにはならないんだけどね……。

特に、私にしては珍しくガワというか、「顔良いな…所作も良いな……」みたいなところから好きになりかけている自分がいる。

裏社会の人間っぽいところとか、クソデカ感情抱えているところとかも結構好きです。

これはちょっとマズい予感がしている。下手したら宇宙一ラッキーな男コース、又の名を秩序のカリスマコースに片足突っ込んでる感覚がある。怖いね。




次回:4人目登場!

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