39話 悲鳴の星
- _ ぬぺ
- 2024年12月7日
- 読了時間: 4分
二人の来訪者
サンシーターのもとに、グランツが合流していた。
彼は幹部が倒れてもなお挫けない彼らを高く評価。この、純粋にサンシーターの強みを評価してくれるの、他人事ながらすごく嬉しくなっちゃった。
サンシーターもマッドレックスもちゃんと把握していて、さすがボスの留守を預かるだけある。
そして、もう1人新たな登場人物が。
ISAのラウンジにて。
ブンブンの写真片手にランチタイムな調さんのところにやってきたのは1人の女性。
彼女の名前は梅栖舞美。普段は海外で働く、調の同期である。
調さんは話の流れで最近ISAの上層部が怪しいとこぼすも、「余計な事考えないの!」と一蹴されてしまう。
その頃、町では。
スポンジグルマーが泡をまき散らして人を滑らせてギャーソリンを回収していた。
調さんも基地に合流する。
そこで耳にしたのは、「スピンドーが地球に来る」というデコトラーデの発言。
慌てて監視レーダーを確認するも、反応はなし。
そしてビルの高層階では、舞美が常槍に情報統制の完了を報告していた。
地球のはるか上空。
宇宙の監獄から1本の階段が高層ビルの屋上に降り立った。
歩いて降りて来たのはもちろん、ワルイド・スピンドー。
……その距離を? 1人で?? 歩いて???
ギャーソリン臭い地球に満足気なスピンドー。
彼を出迎えたのはグランツ、そして常槍と舞美。
常槍はスピンドーを出迎える準備万端。握手を求めるものの、もちろんスピンドーは彼らにほいほい従うわけもなく。
グランツにだけ伝えてあった「野暮用」へと出かけてしまう。
既にISAがスピンドーを扱いきれなくて助けてブンブンジャー!する未来が見えている。
一方、ブンブンジャー。
滑りまくってお困りな彼らでしたが、なんとこのスポンジグルマー、人を吸収する能力持ち。普通にそっちの方が有用だし効果あるの面白すぎる。なんでさっきまでチマチマと人のことすっころがしてたん?
しかも、吸収されたあと、泡の中にスーツだけが埋まっているという状態。普通にホラー。
唯一その場に残されたのはタイヤ。それこそが彼らの狙い。
戦場にはグランツが、そして高級車に乗り込んでスピンドーが現れる。
字幕を見て初めて知りましたが彼の肩書って走大将なんですね。
あまりの圧に震えるブンブン、失神するサンシーター。
スピンドーはブンブンを保護してくれたお礼をタイヤに述べる。
更に、戦争や貧困からくるギャーソリンを「たまんねぇ」と表現。
ついでにBBGの話題を出す。今ではBBGすら彼の仕切りだと告げる。
🐒「あんたの大事なものは全部壊してやる。最高のギャーソリンを聞かせろや!」
「お前らの夢、何もかもアタシが買ったよ」
おしゃれすぎるぜスピンドー様。
あと一人称「アタシ」の男性cv遊佐浩二ってなんでこんなに良いんすかね。
そしてここでやや強引な気もしますが、ブンブンジャーがスピンドーを倒す必然性が出て来たと。
激高して反撃に出ようとするタイヤだったが、
逆にグランツによって返り討ちに遭う。ブンブンチェンジャーも酷く損傷。
基地では助けに飛び出そうとするブンブンがいたが、ここで戦場に姿を見せるのはスピンドーの思うつぼ。
何かを考えていた調さんは、思わず予備のブンブンチェンジャーを手に取って走り出す。
絶体絶命のタイヤのもとに1台のブンブンカーが現れる。
クレーンで器用にスポンジグルマーを絞り、吸収された5人を救出。なお、全員泡の中に残らなかった装備=メットのタイヤを装着した状態での帰還です。この絵面が見たかっただけだろ。
操縦していたのは調さん。
ブンブンスーツを着用せずにブンブンカーを運転するという無茶をやった理由は、
「お届け、物です」
新しいブンブンチェンジャーをタイヤに届けるため。
倒れた調は先斗に任せ、5人で再出撃。
チャンピオンチェンジで地上戦をサクッと済ませ、巨大戦もブンブンが出撃してこれまたサックリ撃破。
ブンブンは改めて逃げも隠れもしないことを誓うのだった。
そして調は今回の事件を機に、ISA上層部、特に常槍本部長がハシリヤンとつながっている可能性について調べる必要があると明言。
なんてったって常槍にBBGの話をしたのは彼女本人なのである。そこからスピンドーへと話が行っていてもおかしくない。
(ここに関しては、スピンドー本人も言っている通りブンブンと言えばBBGみたいなとこがあるし、ちょっと結論が一足飛びすぎる気はするけど。)
スパイなシャーシロは最近別件で忙しい様子。
彼女は信頼できる同期の調査官を頼るとのこと。
当の同期の調査官は。
常槍・内藤両名と共にスピンドーと会っていた。
地球の飯に目を輝かせるスピンドー。
これ、どこかで彼がブンブンのカレーを食べる展開あるでしょう多分。
次回:少年と警察官
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