49話 さいごのおもいで
- _ ぬぺ
- 2023年2月19日
- 読了時間: 4分
若干不穏だけど大丈夫…?
9人揃ったドンブラザーズ。
ナンバリングは、
桃井タロウ
猿原真一
桃谷ジロウ
鬼頭はるか
雉野つよし
犬塚翼
ソノイ
ソノニ
ソノザ
という順番らしいです。
9人揃って多い…となっているはるか。まあ過去には12人戦隊もいたんで…。
しかし人数が揃ったからといって心まで揃うはずもなく。
はるか・ソノザは新連載が決まりそうだというので作業のために抜ける。
雉野は精神的にそれどころじゃないし、翼・ソノニは雉野を追いかけて行ってしまうし、
猿原は俳句第一なので抜ける。
うーん自由人ども。
残されたタロウ・ジロウ・ソノイは因縁の決着を。
ジロウとソノイは改めて自己紹介&握手。
ジロウはタロウ・ソノイ両名から「変わった」と言われる。タロウの「普通になった」という評が的確。光も闇も別のベクトルにかっとんだ性格してたからね。
ちなみにソノシゴロとの戦闘は目隠しでもなんなくクリア。
どさくさに紛れてタロウとソノイの目隠しの布地が交換されてるの何???
その頃雉野は。
まずは会社に退職届を提出。
部長は最初は彼の意向を尊重しようとしたものの、最終的には行ってほしくないと泣きつく。鬼になった者同士の縁である。
会社を出た雉野を待っていたのは翼…と、彼が連れてきた夏美。
夏美は夏美だと改めて思ってもらい、元の優しかった雉野に戻ってほしかった、というのが翼の動機。これにはストーカー:ソノニもにっこり。何してるの??
が、これが思わぬ方向に。
夏美は前から言っていた通り、夢の中の出来事として雉野の妻:みほとしての記憶を持っている。
そこできっと、本当に雉野に惚れてしまっている。
翼との逃亡を拒否して雉野の家へ。彼に自分の気持ちを伝えて、軽く彼を抱きしめた後に逃げるように雉野の家を後にする。
雉野が好きだったのは「夏美」じゃなくて「みほ」なことも彼女は分かってそうだしね…。
なんかこの複雑な三角関係、誰も幸せにならなさそうとは夏美=みほ説浮上の段階で思っていたけれど、予想をはるかに超える展開になりそうで怖いよ。
そして翼のもとには、彼を警察から守ったソノニがおり。
いろいろ確執は有れど……この2人もどうなることやら。
さて、追い詰められたソノシゴロ。
過去に複数回鬼になった大野稔を探し出し、例の吹き矢を大量投下。ドンブラザーズを倒すためなら自分たちが倒すべき敵すら作り出すというやりたい放題っぷり。
そして「ドンブラザーズを倒す」一心で作ったためバカ強くなってしまった王鬼、完全にソノシゴロも持て余す。
登場時期が遅かったから仕方ないとはいえギャグ堕ちがはやいよ君たち。
で、頼った先がドンブラザーズ。
おでんでおもてなしをした後、素直に協力してほしいとは言えなかったものの共闘に持ち込むことに成功(というか流れでなんとなくそうなった)。
分身の術まで使いこなす王鬼に苦戦する一同だったが、まだ隠し玉を持っていたタロウが5体を斬り伏せて勝利。やっぱり強いよタロウ。
しかしそのタロウですが、記憶が薄れ始めている疑惑が浮上中。
自分が一番強い、に固執しなくなったし、ソノシゴロのことも知らない人と断定。
仲間たちの事、自分の過去のことは覚えているみたいだけど…。でも彼の出自って結局なあなあよね。ドン家の者とはなんなのかわかっていないし。
せっかく仲間たちとできた縁、大事にしてほしいなぁ。
そんなタロウがどんぶらに帰ると、待ち受けていたのは誕生日パーティーを企画した仲間たち。
クラッカーを鳴らし、垂れ幕を用意し、ケーキとプレゼントを渡す。
とはいえ、タロウの誕生日は5話「たてこもったイヌ」の時点で済んでいるので今日のはずがない。「マスターのうっかり」で片付けられているけれど…本当に?
ドンブラザーズからは捲くらが、脳人からは箸のプレゼントを受け取ったタロウ。
「幸せ」が分かったか、その「幸せ」とは自分たちと一緒にいることではないか、と聞かれたタロウ。違う、と否定するとそのまま死亡。
結局は仲間たちと一緒にいるのが幸せなのである。
1話で仲間たちのことを「鍛える」と称して蹴り飛ばしていたのが懐かしい。良い仲間になったねぇ。
脈がないことを確認し、タロウの真意を知って大喜びする仲間たちと、こんなオツで良いのかと頭を抱えるはるか。
いいんじゃないかな。タロウの死に顔がこんなに安らかなんだし(言い方)。
次回:大団円でありますように
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