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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

5話 たてこもったイヌ

ここまで倫理観をどぶに捨ててきた戦隊があったでしょうか。




今回の主役は犬塚翼

ちっこい可愛いでお馴染みのわんちゃん。

彼は現在指名手配犯として追われている身である。

ちなみにその犯罪の詳細は不明。

勿論本人は理解しているが、「秘密を守って1年間逃げおおせれば、恋人の夏美を返す」という約束があるため口外できない。


なお、その夏美さん。

演者はあろうことかつよしの妻:美穂と同一人物。

どう転んでもみんな不幸になる展開が既に約束されてます。泣いていい?





そんな翼くんが逃げ込んだ先は、シロクマ宅配便。

そこに居合わせたのが、鬼頭はるか

彼女の目的は、桃井タロウを再び問い詰める事。


翼くん、はるかを人質にする予定でしたが、結局怖気づいて「ひとめぼれした」と言い訳。うーん苦しい。


そしてそれを聞いたはるかちゃんは、「これは漫画のネタになる!」と飛びつきます。

なんだこの子は(頭を抱える)


どうも、再び漫画を描くも担当編集から「人生経験が足りない」と突き返されたらしい。

本人落ち込んでますが、以前編集社へのパスを返却しないといけなかった=事実上のクビだったにも関わらず、普通に出入りできるようになっているのは一歩前進なのでは?


最終的には「車を用意しなさい」「さもないと人質の命は無いから」と警察に啖呵切ってました。人質は君だよ。

本当に強い子だよね、はるかちゃん……(遠い目)




そこに合流したのは雉野つよし

桃井タロウに先日のおにぎり屋さんの一件のお礼を言いにやってきた。


中にいる人を見てびっくり仰天。だって指名手配犯がいるんだもの。

一緒にいた女の子に話を聞くと、「付き合ってます!(手で♡を作りながら)」。

こっそりと指名手配犯であることを伝えると、「人質なんてめったにできない経験だもん」との反応。


慌てて110番通報しようとする雉野さんでしたが、人質になりたいはるかちゃんによって阻止されました。


言動がずっといい人なので、不憫さがどんどん上がっていく。




事務所にあった美味しい高級食パンを食べているとやってきたのは桃井タロウ

明日からの営業再開に向けて準備をしに来たらしい。なんて真面目なんだ……


そして気が付く。その食パン、人に届ける予定の荷物であったと。

食パン数日放置してて大丈夫だったのか?

あと翼くんは無実の罪で追われてるなら軽犯罪を重ねるんじゃないよ???

というツッコミは一旦脇に置きます、この際。

大きな事件の前では些末なことは気にしてはいけません。



タロウと翼は、送り状を元に届け先に出向き、謝罪。代わりにトイレ掃除をやって帰ってきました。

タロウの推理によれば、ここで送り状をとっておいたのは後程相手に謝罪するため。確かに犯罪者の真理ではないが、褒められることでもないぞ。そこははっきりさせような。

出頭はしません。

なぜなら、タロウの気が済まないから。




出入りするところを見られていた翼。あっという間に警察に囲まれますが、その騒ぎを聞きつけて平然と入ってきたのは猿原真一


説得するだのなんだの宣ってメガホンを奪取、そのまま一句詠みます。

この人の句、なんだかんだでちゃんと季語が入ってるの、変なところで制作陣が真面目で笑うしかない。

ちなみに蕗の季語は初夏。4月頭なので旧暦として見ればバッチリでございます。

これは根拠は一切ないのですが、猿原くんって旧暦で生きてそうだよね。




さて、ようやく5人が一堂に会したドンブラザーズ。

好き勝手やる4人に対してタロウが一言。


「自分の言葉に酔ってるだけだ。それはこの場にいる全員に言える。みんな自分のことばかり考えている。」


つよしくんは泣いていいと思う。

今回の件に関しては完全に巻き込まれた被害者だからな。




そしてタロウの内面がチラリ。


「幸せという物が分からない。だから人を幸せにして、幸せを学ぶ。」


昔から独善がすぎた故に周りから幸せを分けてもらえなかったタロウ。

だからこそ、幸せを運んで自分が幸せになりたいらしい。

いいことだけれど、どこか不安にもなるのはなんでだろ……



これを聞いて思い出した翼。今日は彼の誕生日。

雉野さんが持ってきたケーキで、プチ誕生日の開幕である。


*現在、立てこもり事件が発生しております。




しびれを切らして突入してきたのは、犬塚を追いかけており、退職前に業績を上げたがっていた狭山健児。

明らかにパトレンジャーのエンブレムがモチーフの警察鬼でございました。

ケーキを倒さないように戦った後、撃破された彼は警察鬼ングに巨大化。

こちらは久しぶりのドンゼンカイオーで撃破。

基本的に巨大戦にあまり興味がない私ですが、CGは結構好きなのよね。

多分、巨大戦にお馴染みの重厚感やゆっくりした動きが好きになれないのだと思う。




一件落着。

今回の顔合わせで知っている人・知らない人の関係性に変化があるかと思っていたけれど、そんなことはなかった。

これはかなりヤキモキさせるな…。


ただ、素面状態では全員顔合わせ。

特に、今回記憶力が良いことが判明した雉野さんとようやく全員と縁結びが叶ったタロウがいるのは大きい気がする。




次回、調子に乗る雉野つよし。

ゆ、唯一の幸せ&マトモキャラが……!!

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