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47話 GO FIGHT 陸王!百の夜が明けるとき

  • 1月25日
  • 読了時間: 7分

この和解したら敵味方関係ないのが本当によくって




【あらすじ】

1回戦2組目は竜儀VS陸王。

剣をとった2人だったが、10時間かかっても決着はつかず。

これはもう、勝負の決め方を変えないといけない。


「この私がお前をプロデュースしてやろう。そして! 願いがかなった暁にはその指輪をもらう」


まさかの、「指輪を介さず願いを叶えちゃえばいいじゃない」──!!




【百夜陸王】

ということで、成り行きで竜儀にプロデュースされることになった陸王。

まずは彼の曲「野生のカン」の新規MVを制作。出演は陸王本人とテガソード様。MVタイトルは「百夜陸王 野生のカン いやさかver.」。

陸王の隣で何となくリズムに乗るテガソード様、陸王と共に浜辺を走り回るテガソード様、陸王よりも前に座ってかっこつけるテガソード様、なぜか陸王相手に甘い言葉を囁くテガソード様。

コメント欄は「ジャンルが迷子」だの、「イロモノ通り越して伝説」だの、「コスプレの完成度だけ異様に高い」だの、「冗談かと思ったら公式」だのとギタギタに言われています。ファンからのコメントの厳しさじゃカリスマのMVといい勝負である。おしまいです。

竜儀さんはウッキウキですが、もちろん陸王は渋い顔。


それ以上に怒り狂っていたのはブーケ嬢だった。

そりゃ、運営の方針で急に推しの売り方が変わったらオタクは暴れるわな。



ということで、竜儀とブーケによる陸王のプロデュースという場外乱闘が始まりました。どうして?


ブーケは手始めに「陸王」のハチマキを身に着けてビラ配りを開始。

う~ん、地道。

しかし、可愛すぎるブーケ嬢に何故かファンができる始末。言われてみれば、カワラボあたりの女性アイドルグループの衣裳にありそうだもんな、ブーケ嬢の服って。



結果。

ブーケと竜儀は共鳴した。

「祭壇」という文化によって。


街にでかい祭壇を建設。竜儀の「(宗教的な意味合いでの)祭壇」とブーケの「(オタク的な意味合いでの)祭壇」がフュージョン。

さらに陸王のサービス精神も相まってファンを増やすことはできました。

だから何なんだ……???



そして、気づけば百夜陸王の復活ライブの開催が決まっていた。しかも新曲まで作っていた。

だからなんでいつの間にか手を組んでいるんだ、竜儀とブーケ。


大喜びなプロデューサーたちとは裏腹に、陸王の顔は晴れない。


「またあの頃みたいに、いや、もっともっと輝いて……輝いて、その先には、何があるんだっけ」


人気の絶頂にあったのに、すべてを失ったのは事実。

そして、その心の傷はまだ癒えていない。



陸王はライブを中止にしたい、と竜儀に連絡する。

もっと派手にやりたい、なんて最初は言っていたものの、本音は違うことなんて竜儀にはお見通しだった。


「ずっと不安だったんだ。前みたいに活躍できたとしても、いつまた足を掬われるか分からない」

「その不安から目を逸らすために、テガソードに願いを託したのかもしれない。そうすれば、戦うことだけを考えればいいから」


2人が作ってくれた新曲は良かった。

だからこそ、もしまた失敗したら、今度は紛れもなく自分が悪いということがはっきりしてしまう。


陸王のそんな弱さに竜儀は怒りを込めて変身。


「貴様が現実逃避のためにテガソード様を利用したと言うなら、私は許せん! 貴様の指輪を奪い、私はテガソード様と共に、しがらみのない美しい世界を実現する!」



途中で乱入してきた、上司のプライドを懸けてやってきたレツ・ゴーオン達は他の仲間たちが相手取り、2人は戦いを続ける。



モチベーションの差か、明らかに押されている陸王にエールを送ったのは、ずっと戦いを陰から見ていたブーケだった。


💐「いざ掴め、ナンバーワン! GO! GO!! 陸王様!! 私は陸王様を応援しています! だってリクオニストだから! 一度はファンを辞めました、だけど! だけど、こんなにもまた夢中になっています。だから陸王様なら大丈夫です。10回とも心が離れても、11回輝けばいい。それが、アイドルってものでしょう?」


アイドルなんてしらなかったAIが、陸王に惚れこんで、最後の戦いでアイドル本人に愛を伝えるの、本当に良いな。

ファンがいてこそのアイドル、アイドルいてこそのファン、その究極の形だ。



「テガソード様の願い、私でなくて誰が叶える? 怪力伝道師、ゴジュウティラノ! これが最後だ、百夜陸王!」

「高い壁、それを超えてこそ輝くアイドル。僕はみんなのゴジュウレオン! 僕は、何度でも立ち上がる」


2人の戦いの行方は。



──しばらく後。

百夜陸王の復活ライブが開かれた。

ネットでも現地でも評判は上々。

ブーケが袖で見守る中、陸王は新曲「Never ending shine」を披露する。

新しい髪型、胸元にはブーケのコサージュなの、良いですね。


その頃、テガソードの里では。

仲間たちが彼のライブの話をしていた。プロデューサーである竜儀も現地にはいかず、話の輪に加わる。


「あいつならもう、私の手は必要ないでしょう。どこまでも、勝手に登っていくだろう」


竜儀の指にはティラノの指輪、そして傍にはレオンの指輪があったのでした。




【熊手真白】

さて、仲間たちが愉快にやっている間。

真白は以前感じた謎の気配を追ってあちこちを回っていました。

何かしら思うところがある様子。



これはテガソードも同じ。

テガジューンが挙げた名前は「レクス」。

厄災の頂点に立つ存在であり、この世の因果律そのもの。宇宙の神。テガソードでさえ倒しきれず、封印せざるを得なかった相手。

……いや、そんなことよりテガソードさんはあんなトンチキMVに出たことに触れない妻子の優しさに感謝しな??



そして、厄災を食らったファイヤキャンドルも同様に何かを感じている様子。

苦しみつつも部下のために強くなる、と笑う彼に、部下であるレツ・ゴーオンは聞く。


🔔「本当に、それだけですか? 隊長」


ファイヤキャンドルの脳裏に過るのは、吠の顔。



真白は廃墟にて、遂にレクスと出会う。

異形の体、胸元に見える大きな目、そしてあまりにも気の抜けた顔。


・ω・「僕を探していたんでしょう?」

「お久しぶり、真白くん」




【以下雑記】

💍禽次郎。もう指輪の戦士ではなくなったのですが、この戦いが終わるまでは今の姿のままでみんなを見守りたい、とテガソードに頼み込んでOKしてもらったらしい。神様も柔軟になったもんだ。

禽次郎自身も戦うことはできないものの、避難誘導なんかで参戦してるの熱いね。

💍ところで指輪を失った人たちの変身の権利って今どうなっているんだろう。

それこそ、今の角乃はゴジュウイーグルにエンゲージできるのかな? もしくは角乃の合意があれば一時的に禽次郎も再びイーグルになれるのかしら、どうなんだろう。最終決戦は流石に6人揃うだろうから……。まあ今のテガソードならその辺融通利かせてくれそうだけどね


💍陸王の着信音は猫の鳴き声、竜儀はクラシック音楽。分かる~!!


💍クオン。完全に扱いは武器なので、今日は真白が使用。

お互い反りが合わないので悪口大会が始まっております。生暖かい武器も嫌だし、蜂蜜でべたついている手も嫌だな。嫌度合いの解像度が高いのも嫌だな。


💍遂に現れた最後の敵、厄災の親玉。

圧倒的な肩書と共にお出しされたすっとぼけ顔と無邪気ボイス、これはまずい、大変まずい予感しかしない。こういう奴は本当にヤバイタイプだって知ってるんだ。

あと個人的な感覚だけど、鈴村健一ボイスでめちゃくちゃ強いキャラに限って「私は人畜無害でございます」って顔してるんだ、私は知ってる。

💍個人的ついでに別コンテンツの話をしますが、ここ最近HD-2D版DQⅢをクリアしてエンドロールで「鈴村ボイスだぁ……(天を仰ぐ)」し、HD-2D版DQⅠをクリアしてエンドロールで「鈴村ボイスだぁ……(天を仰ぐ)」し、FGO2部終章のPVを見て「鈴村ボイスだぁ……(天を仰ぐ)」しており、今回で直近4度目の「鈴村ボイスだぁ……(天を仰ぐ)」しております。助けてほしいです。

ちなみにHD-2D版DQⅡは現在絶賛プレイ中です。そろそろハーゴンの元にたどり着くビジョンが見えてきているのですが、明らかにハーゴン周りのストーリーが強化されているためどこかで「鈴村ボイスだぁ……(天を仰ぐ)」5回目があるのはほぼ確定だと思っています。本当に助けてください。




次回:白髪……?????

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