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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

45話 王を継ぐ者たち

シリアスしながらコメディするの凄い……なんで……?




無事に六王国同盟が結ばれた。

ギラはここから攻勢に転じることを提案。他の5人から異議が出るはずもない。遂に最終決戦へのカウントダウンが始まった。



ということで、王の力の使用実験がスタート。

現状分かっているのは、

  • ンコソパ=雷(機械を壊す)

  • トウフ=炎(作物を燃やす)

  • ゴッカン=氷(法を無視して裁く)

自らの国を滅ぼしかねない力である。しかも強すぎるから、リタは凍え、カグラギは大やけどを負っています。


それを見たラクレス。

ひとまず、何が起こるか分からない以上、先に跡継ぎを考えておくべきだと提言する。

なおスズメちゃんはその横でラクレスを構いまくっていました。

ラクレス・スズメ夫婦、背景が分かってからというもの存分にイチャイチャしていて(というかスズメちゃんのラブコールにラクレス様が押されてて)可愛い。




そこにやってきたのがミノンガン。

どうやらヒルビルに片想いしていたミノンガンくん。怒りのまま出撃してきました。

彼の能力は時間操作。下手に攻撃すると3体目のダグデドが現れかねない。


と迷っている内に、ミノンガンの時間操作ビームを浴びてしまった一同。

ギラ・ヒメノ・ヤンマは精神が幼児化。

舌足らずの喋り方で何かあったら即泣く。

ヤンマはオージャカリバーのことを玩具だと思っているし、ヒメノは妙に豪奢なおしゃぶりくわえてるし。

子供のお世話に慣れてるっぽいジェラミーとカグラギ、良い。

特にジェラミー、2000歳だから確実に全員の幼児化を「言うて誤差だし」って思ってそうなの本当に良い。


ミノンガンはチキューを攻めるなら今だと進言するも、ダグデドは何言ってるか分からんと無視。

そんなことある?! いやまあ、ダグデドならありそうなんだよなぁ……。



ギラがイシャバーナの城に戻って目撃したのは、スズメに襲われるラクレス。

大好きなお兄ちゃんが襲われてるってんで泣き出します。

で、無意識にクワゴンを差し向けます。怖すぎるよこの子!!

ということでお兄ちゃんが寝かしつけました。「クワゴンとんとん~」の意味が分からなさ過ぎて笑った。

それにしても「お兄ちゃんは大丈夫だから(刺客を押さえつけながら)」で納得できるギラくん、お兄ちゃん全肯定botすぎる。




さて、問題になったのはスズメとモルフォーニャ。

両名とも10年以上は精神が若返ったそうで、意思疎通はできるものの話が通じない。

ということで、カグラギとリタは取引をすることに。




モルフォーニャが向かった先はトウフ。温かい国で食っちゃねして過ごしたいというのが夢だったためトウフに逃げ込んだそうです。


モルフォーニャはゴッカン出身。

両親は罪人で、獄中で生まれた。鍵開けが得意なのは両親を救うために身に着けたから。

彼女自身に罪はないし、法学校でも共に学んだ中だ、とはリタ談。


そんな彼女を、トウフ国民として受け入れてほしい、とリタは要求。

裁判長という役目を押し付けるのはもとより罪悪感があった。

だからこれを良い機会として、書類上も彼女の存在を消すという。



一方スズメはゴッカンの裁判所で裁かれていた。

結婚はラクレスによる強制だった、とすればスズメは寧ろ被害者という体で解放できるとのこと。スズメもその提案を呑むことに。

そしてカグラギの望み通り、トウフの跡継ぎになることに。



「本当に、跡継ぎの座を捨てたいのですか?」

「本当に、跡継ぎになりたいか?」



スズメは、本当に愛する人のお嫁さんになるのが夢だった。

でも、トウフの女として生まれた以上、その後次になるのが誉れ。


モルフォーニャは、本当は自分の実力を証明して跡継ぎになりたかった。

でも、結局完璧超人のリタには認められなかった。



「あなたは、リタ殿を分かっておられない。」

「お前は、カグラギを分かってない。」



リタは中立を守るため、カグラギは国を守るため。

自分の気持ちを素直に話すことはほとんどないけれど、大切なものを想う気持ちはある。

2人は同じ。


だから、リタはモルフォーニャが跡継ぎになることを望んでいる。

だから、カグラギはスズメが幸せになることを望んでいる。




ゴッカンに襲い掛かってきたミノンガン。

迎え撃ったリタとカグラギは同時に王の力を発動。

リタがミノンガンを凍らせる後ろでカグラギが炎を展開することで互いの欠点を補い合う。

そしてミノンガンの封印に成功したのであった。



元に戻ったスズメとモルフォーニャ。


モルフォーニャはリタと共にゴッカンの城内へ。

スズメはまっすぐにラクレスの元へ。


まっすぐ迷わずに歩いていく姿が眩しい。




真逆なようで、同じ2人。

共通点を上手く掬い上げて綺麗にまとめてくれた回だなぁと。

一方で本筋に関わらない人たちが雑におしゃぶり加えさせられていたのには流石に笑ってしまったけど。




次回:ヒメノとジェラミー

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