42話 ラクレス王の秘密
- _ ぬぺ
- 2023年12月24日
- 読了時間: 3分
もう何も言うことは無いです私は
ハスティ―兄弟とダグデドとの戦闘が進む裏側。
キングオージャーの面々はシュゴッダムに集合。
ラクレスの事情を知っているカグラギとスズメによって、この17年間が繙かれる。
17年前。「神の怒り」の際。
全ての黒幕となって上機嫌なダグデドを見て、自分の代で宇蟲王を倒すことを決意した。
なお歌って踊ってラップまでする石田彰を見られるというとても貴重な機会です。日曜の朝から良いんですか?!
まずはギラを城内から追放。
そして2年前。
五王国平和会議を通して五王国を支配下におき、予言に合わせてバグナラクを滅ぼすために行動を開始。ついでに宇蟲王に対抗するために力をつけ始めた。
想定外だったのはギラの早すぎる覚醒。
(なおここで1話の再放送。当時からギラはほとんど完成形だったのほんとすごいなぁ)
その間、キングオージャーゼロを開発。宇蟲王の干渉を受けないメカとしての保険であった。が、これは本物のキングオージャーに敗北。
その他いろいろ、ラクレスの計画はギラが片っ端から潰してきた。
が、それも全て想定の内。
ラクレスの計画を潰す度、ギラはどんどん強くなる。宇蟲王を倒すための力に近づいていく。
そのために、様々な装備がギラの手に渡るように画策した。
利用したのが、自分たちを利用したとやってきたディボウスキ兄妹。
賭けであったスズメは、托した結婚指輪のメッセージに気づき、カグラギに伝えた。
「民のため、地獄に落ちる覚悟があるならば、私に手を貸してほしい」
だいぶ乗っている気持ちが重い。
最後に明け渡すべきは玉座。
時分などよりも明らかに王に向いているギラに玉座を明け渡す準備はできていた。
唯一の懸念点は、存在だけは気づいていたスパイのこと。
それも、運よく決闘裁判の際にボシマールだったと判明。
敢えて裁判に敗北し、谷底に落ちた。
既に協力関係にあったスズメから麻酔薬を受け取って服用。
仮死状態となって一時的に表舞台から姿を消した。
それから2年。
シュゴ仮面としてシュゴッダムに帰還。
同時に宇蟲王側に本格的に加わり、今まで行動してきた。
作戦は功を奏し、無事に不死身の力を手に入れた。
「卑怯、卑劣、最低。それが邪悪の王のやり方だろう?」
「私は弱い。己で戦う覚悟も無い、ただの卑怯者だ」
「自らの悪を正当化する、愚かな道化となり、全てをギラに託した」
めちゃくちゃ良い。
自分がやってきたことを一切美化するつもりも、正当化するつもりもなく覚悟決まってるの最高にかっこいい。
胸を貫かれてもなお剣を捨てることなく、自分は後ろからダグデドを留めつつ、最後の一撃を全てギラに託す。
やっぱこの作品の口上かっこよすぎるよ。
「弟」を名乗った瞬間にハッとした顔で弟を見るラクレス、本当に良い。
ダグデドを撃破したギラ。
爆発から兄を守るように立つ姿が涙腺に来る。
全てが終わった、と安堵するラクレス。
ギラにその場で、必ず民を救うことを誓うように命じる。
ギラも「貴方の意志を受け継ぐこと」を誓う。
安心したように微笑んで、弟にエールを送り倒れるラクレス。
抱きとめ、「お兄ちゃん……」とこぼすギラ。
そこに合流したのは六王国異様事案対策用戦略救命部隊の5人。
全員がラクレスを救うために動き出したところで幕。
いやあ見応えすごい。
そんなにアクションシーン無かったのにこの見応えですよ。大河ドラマか?
見せてほしいものを全部見せていただいた気分。もうお腹いっぱいだよ。
少し書いたけど、個人的にはラクレスが悪人であるという部分を譲る気がなさそうなのが本当に好きですありがとうございます。
でもまだいろいろ残ってるんだよなぁ。
ラクレスの今後の扱い
ダグデド第2形態(今回の爆発寸前に少し出てきたうえ、東映公式が言及済み)
五道化の行く末
ミノンガンの中身
この辺?
これが年明けに回収されるんでしょう。怖い。
次回:死刑って言った?!?!
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