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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

40話 我は王で王子なり

それは予想してなかったよ




前回力を使い果たし、満身創痍の王様戦隊。

敵が増えるシュゴッダムでは、ドゥーガとガブティラが頑張っていた。



そんな中、目覚めたギラは看護婦長の制止を振り切り、単独でシュゴッダムへ向かう。

そこにやってきたのはプリンス。地球からガブティラを探してやってきたらしい。地球はだいぶ落ち着いた、と言ってますけど本当ですかね……?

ガブティラ探してるし、ちょっと挙動不審だし。

まあでも、地球のことは彼らが言っているように、プリンスに、キョウリュウジャーに任せるのが正解でしょう。

プリンスは「ギラさんはずっと優しい邪悪の王でいてね」とだけ言い残して地球に帰還したのでした。


プリンスとの戦闘において気になったのは、一時的にシュゴッドたちが人間を攻撃するような様子を見せたこと。

恐らくダグデドの仕業だということで、王不在の間に国をシュゴッドに任せるのも申し訳ないというギラ。




ここでラクレスが遂に動いた。


シュゴッダム王城からダグデドと共に全世界に中継を開始。

まずは仮面を脱いで自分がラクレスだと正体を明かす。

そして帰ってきた目的は邪悪の王たるギラを倒すため。


なぜなら、ギラはダグデドが生み出した生物だから。


ダグデドに2000年仕え、代々チキューを治めてきた褒美として賜ったのがギラ。

本来の目的は人類の敵を打ち倒すためだったが、そんなことを知らないギラは王様戦隊を結成。

ラクレスはその目的がチキューの支配と人類滅亡にあると断言。

先程のシュゴッドの攻撃もギラの仕業だと言う。


宇蟲王は全ての虫の創造主。作るも操るも自由自在。

そんな彼のコピーだから、ギラもシュゴッダムを操れた。

妙にタフな体も、動かせるはずがないシュゴッドを動かして意思疎通が可能なのも、全てそのおかげ。


おまけに、ダグデドはギラの体を操ってキングオージャーを召喚。

シュゴッドたちに地上を蹂躙させようとする。


城内では大演説を無事に終えたラクレスとダグデドが豪快に笑っていた。

良いなぁ、2人とも心底楽しそうなのに、全く相手の事信用してないのがめちゃめちゃ伝わって来て。ヒリヒリするね。



あまりのショックに崩れ落ちるギラ。

わざわざ町に下りてきて民衆を焚きつけるダグデド。

民衆も逃げまどいつつ、そんなはずないと叫ぶ子供たちを連れて行くあたり、決して悪人じゃないんだよなぁ、と。ただ非力なだけなんだよな……。



絶体絶命。


しかし、どこからか蘇ったバグナラクの怪人を引き連れて地上を闊歩するキングオージャーだったが、途中で動きを止める。

予想外の事態に慌てるダグデドだったが、これはシュゴッドたちの意志。

今までのギラの想いに応え、そしてみんなの名前を呼ぶギラの声に応え、シュゴッドたちは復活した怪人を斬る。



時を同じくして王様戦隊の仲間たちもベッドから起き上がる。

反逆者の王様戦隊として全員が戦線復帰。

立ち上がるギラをバックに5人の口上がバッチリ決まるの良いなぁ。

そのあと、キングオージャーの顔にギラが重なることで「王様戦隊キングオージャー」と「キングオージャー」が重なるのも良い……





次回:この兄弟すぐ決闘する

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