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36話 夢へと走る道

  • 執筆者の写真: _ ぬぺ
    _ ぬぺ
  • 2024年11月16日
  • 読了時間: 4分

スーパー戦隊同窓会?




【あらすじ】

今日もバイトをブンブン抜けしつつ敵を倒していたミラ。

なお、今回のバイト先はトイザらスでした。クリスマスが近いからね。

そしてこちらの部長は山田部長こと滝さん。ドゲンジャーズのおかげで全然お久しぶり感がない。

そんな彼女を何とも言えない顔で見守る女性が1人。




【志布戸未来】

トイザらスでのバイトをこなすミラ。彼女と一緒に仕事をしているのは、中学時代からの友達:野木秋。

事のはじまりは、彼女がミラのブンブンチェンジャーを控室に戻すために一時的に預かっていたことだった。


秋は劇団で芝居をしつつバイトをしていた。昔から大きな舞台に出るのが夢だったと。

が、その夢を一旦諦めるという。親からのちゃんと就職しろという圧には勝てなかったそうです。

舞台はもちろんミラも見に行ったことがあるとのこと。なんかツーカイなダンスしてますけど。


バイトからの帰路、錠とタイヤにバッタリ出会う。

2人はブンブンジャーだと紹介された秋は思い出す。

ブンブンチェンジャー、預かりっぱなしだった、と。

最初は返そうとバッグから取り出そうとしたが、


「私、ブンブンジャーになって人生変わった気がする!」


……できなかった。


逃げるようにその場を立ち去る秋。



範道邸に帰って、ようやくチェンジャーが無いことに気が付いたミラ。

ブンブンによってその所在はあっさり判明。アキの家でした。

電話をかけるが繋がらず。

秋は電話の主を確認してスマホを置いてしまっていたのでした。



翌日。

町にハシリヤンが出現。しかも来魔獣が一度に別のところで出現した。

ブンブンジャーは事実上1人欠けている状態で分かれて出撃する。


そして、その報道を見た秋は。


「ブンブンジャーだ!」


ミラのブンブンチェンジャーを片手に出撃していた。

使い方を知らなかった彼女は当然変身できず。

戦うどころか、ブンブンジャーに助けられてミラと共に物陰へ。



なぜこんなことをしたのか、と聞かれたアキは答える。


「私だって主役になりたかったの」


昔からいつもみんなに頼られるミラと、いつも隅の方で脇役だった自分。

比べて惨めになってしまった。


「私、秋のことずっとあこがれてた」


そんなミラは、いつだって夢に真っすぐな秋に対してずっとあこがれを抱いていた。


「今はちょっと回り道、するだけじゃない?」


「その考え方、好きかも」


秋はチェンジャーを返却。

正しい使い方を教わっても、もう変身するつもりはなかった。

あとは頑張る彼女を応援するだけ。

変身したヒーローの後ろで応援するのに慣れ過ぎている、明らかに。


というか予告でも見せてたWブンピンクはどっちもミラだったんですね。

なんてミスリード。


その後の戦闘は地上戦・ロボ戦共にミラが主導。

無事に白星をあげたのでした。



さて、無事に引っ越しを終えた秋。


「自分のハンドルは自分のもの。就職するからって、私の世界は終わりじゃない。」


新しい生活への門出は、友人であり運転屋でもあるミラの手によって。


「自分のハンドルを握っているなら、秋の世界の主役は秋だよ」




【ISA】

常槍さんが遂に始末屋組&玄蕃にヒアリングを開始。

ハシリヤンの目的を知りたいとのこと。



ギャーソリン。

彼らが必死に集めるそれは、ワイルド・スピンドーのエネルギー源。

悲鳴によって彼は強くなり、永遠の命を手に入れられるという。



常槍氏は、スピンドーがブンブンを理由に地球にやってくることが引っかかっているようですが、

玄蕃に言わせればそれは偶然。

そもそも地球が攻撃されていた以上、そこは関係ないとの見立てである。



そして、そんな彼らの会話を盗み聞きしていたのがシャーシロである。

ブンブンじゃなくて周りから埋めていくISAも、未だスパイ行為は続けるシャーシロも、果たして何を睨んでいるんだか……。




次回:スパイ大活躍?

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