34話 100匹ゴチゾウ大作戦!
- _ ぬぺ
- 5月11日
- 読了時間: 5分
お菓子パーティーだ~!!
【あらすじ】
最強フォームを手に入れたショウマ。
しかし、マーゲンを倒せた手応えがなく……どうやら、まだこのオーバーモードを使いこなせていない様子。
さらに、このフォームを使用するためには都度都度100匹のゴチゾウを補給しなくてはならない。
すなわち彼らのミッションは、マーゲンを探しつつゴチゾウをさらに100匹生み出すことである。
【ショウマ】
ということでお菓子を食べます!!
……が、はぴぱれにお菓子が一切ない。
研究明けでお疲れなデンテさんに幸果さんが「あるもの好きなだけ食べて良いから、体回復して!」と言ったのが原因でした。
おじさんデカいから……食べる量も多いんだ……
仕方がないので夜半ですが駄菓子屋さんへ買い出しに向かったショウマ。
この駄菓子屋さんも意味ありげに出てきてはいるが今のところコレといってメインストーリーに噛んできているわけではないのよねぇ。
大量のお菓子が必要なショウマ。駄菓子屋で1200円分。けっこうガッツリなお買い物である。
流石に買い占め必須になってしまうので、幸果さんが提案したのはお菓子作り。
自分たちで作れば楽しいうえに他人に迷惑も掛からないという寸法である。
ところで絆斗くんはなんでそのエプロンがそんなに似合っているんだ。
みんなで愉快にお菓子を作って食べたはいいものの、なにやらゴチゾウの出が良くない。
仕方ないのでマーゲンは絆斗・ラキアの台詞を交互に言えちゃうくらい仲良くなったコンビに任せ、残る3体のゴチゾウを出すために格闘する。
一番最初の発言が「喉詰まらせないでね」な幸果さんへの信頼感。
●「もしかして……必死に食べてるのがダメだったとか?」
「いつもと何が違うか考えたんだけど、そういえば今日、ウマショーからお菓子の感想聞いてなかったなと思って」
ショウマは今までの自分を振り返る。
人間界に来て食べたお菓子が美味しくて感動したこと。幸果さんからもらい、大事に書き溜めていた「美味しいものノート」
●「お菓子は戦うための道具じゃない。お菓子があったから、結果的に戦える力が湧いたんだ。お菓子を食べるって、ちゃんと、美味しくあじわう気持ちを忘れちゃダメなんだ!」
改めてお菓子を味わい、頭の中にお菓子があふれるメリーゴーランドのイメージが流れるショウマ。
最後のゴチゾウ3体も無事に誕生して準備万端である。
●「やっぱりお菓子って美味しい! 大好きだー!!」
そろそろ縦軸1本になるだろうなぁというタイミングで、ちゃんと「お菓子はみんなで楽しく味わうもの」っていうスタンスを再確認させてくれる脚本、信頼できる。
なんとか間に合ったショウマ。
オーバーモードに変身して参戦。しかしやはり大きすぎる拳を今一つ使いこなせず。
見守っていた絆斗とラキアがマーゲンを確保してショウマの元へと届けることでなんとか攻撃を当てて勝利することができたのだった。
今回、この辺の協力プレイが光っていてアクションの満足度すごかった。
絆斗とラキアがそれぞれにショウマに託すところとか、カメラワークが大変好きです。
その裏では。
自宅に戻ったデンテおじさんは余ったお菓子を食べていました。
🐋「もう、ワシがおらんでも、大丈夫じゃのぅ」
手から滑り落ちるクッキー。
あの、本当に退場とか勘弁してほしい。せっかく幸果さんと並んで保護者ポジションで良い空気出せるようになってきたじゃないですか……
でもねぇ。この作品割と勧善懲悪はしっかりしたがるんだろうなって感じだからなぁ。元凶となったおじさんはタダでは終わらせてもらえないんだろうなっていうのはうっすら思ってたけどさ。
【ストマック家】
波乱のストマック家。
まずはリゼルとグロッタのガールズコンビが遂に一対一でご対面。
2人ともバチバチにガン飛ばしあっててよきですね。
そこに現れたのはシータの姿をしたジープ。こう見るとヴィラン枠の女性陣全員ベクトルの違うかっこよさと可愛さを兼ね備えていて好きだ。この3人がガッツリ絡んでいるところ、見たかったなぁ……。
そしてシータの姿を見て即中身はジープと見破るグロッタ姉さん。
その瞬間の、悲しそうな哀れみすらあるような表情が痛々しくてなぁ……。なんだかんだ言って「可愛い弟」って形容しているくらいだし。
兄姉たちの中では一番面倒見よさそうだからさ。
そしてジープもある程度心中を話してしまうあたり、その辺は伝わってそうなのよね。
ともあれ。
ジープの背景を把握しているリゼルと、
リゼルに裏があることは百も承知で、そのうえで彼女を必要としていると言うジープ。
そんな2人の関係性に絶句するグロッタ。
🌂「お姉さまこそ、自分がどうしたいか考えていおた方が良いと思いますわ。“身の振り方”という意味で。」
「だって、ご継子で一番フラフラしていらっしゃるのって、お姉さまでしょう?」
マーゲンが散った後。
ジャルダックはストマック家を訪れ、今後の話を始めていた。
まずはニエルブ。
今回のマーゲンの改造の成果が認められ、大統領直属の技術開発者に任じられました。
当然、裏切ったのかと荒れるグロッタとランゴ。
当人はやりたいことをやれる環境に身を移しただけっぽいですが。この人、裏切るとか以前に帰属意識がなかったタイプでした。多分、ランゴ兄さんが大統領が出したのよりも良い環境を整えてくれたら戻ってくると思うよ。
そしてストマック社の闇菓子の力を認め、直々に継続的な発注を依頼。
ひとまず1000万個も発注することにしました。あまりにも大口顧客。
そのために必要な労力もまあ大変なことになるのは目に見えていますが、ランゴは予算が下りるならと了承。
遂に本気を出すか、兄さん…………!!
次回:来ました戦闘態勢! 思ったよりマンドリルじゃないですか?
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