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33話 世界を選べ!究極最終剣!

  • 2025年10月6日
  • 読了時間: 8分

新アイテムで坂本監督回って本当によくて




【あらすじ】

「厄災」が蘇った。

ゴジュウジャーたちはもちろん、封印の当事者であった真白も危機感を募らせる。

一方その頃、いつものようにバイトに勤しむ吠が向かった先は……




【厄災】

先に説明パートをこなしておこう。


「厄災」。テガソードが生まれた背景でもある存在。

彼らの特徴のひとつに、「弱った人の心に付け込む」ことがある。怪我により未来を絶たれた玲は絶好の餌だったのであろう。


厄災の怪人であるクラディスは、ひとりひとりの実力は惑星を破壊できるレベル。

もしも厄災の親玉が蘇ったら今度こそどうなるか分からない、とのことである。



そんな玲はベルルムに唆されていた。


「俺だけ苦しむのはフェアじゃない」


取り出したキュウレンジャーの指輪を自分の指輪に吸収させる。

おい何してんだマジでよりによって推しの指輪がそっちに行くのかよなぁて


……ともあれ。彼の無限の指輪は禍々しく姿を変えた。

そこから召喚されたのはベルルムの配下、テムノーであった。



暴れる玲とテムノーに立ち向かうゴジュウジャーたち。


「俺の願いは、ベルルムの願いだ。テムノーが斬った人間の、万の魂を吸ってこの指輪は完成する。その時こそ、あのお方は蘇る」


ところで真白さんのアクション良いですね……。戦い慣れている人の軽い身のこなしが癖になる。

坂本監督お得意のアイテムてんこ盛り・CGと火薬もりもりのバトルです。最高。


一足遅れて玲も参戦。

緒乙の所在を問い詰める角乃に対し、


「彼女はもう用済みだ。正直持てあましていてね。ただそう必死になられると、いじわるしたくなる」


この男、最悪である。

それはそれとしてアクションがかっけぇ。やっぱ舞台経験もおありの戦隊OBは強い。


なぜそんなことを、と問う陸王に玲は答える。


「俺はもう誰も救えないし、救ってもらえない! なら世界も救われるべきじゃない!」

「まさか、死ぬ気なの?」

「ああ、この世界と一緒にな!」


玲&テムノーとの実力差は明らか。今のゴジュウジャーでは歯が立たない。




【遠野吠】

デリバリーのバイトで向かった先の表札に書いてあったのは「遠野」。そう、吠の実家である。

そこには彼の母親と、そして2人の兄弟がいなくなった後に両親がひきとった子供たちがいた。



これでいい、と自分に言い聞かせながら生家を離れた吠を、頭痛が襲う。

ワープした先はテガソードのいる場所。

彼を呼んだのは「最後の剣」。厄災への対抗手段である。

地面に刺さったまま誰にも抜けたことが無いという剣。これが現れたということは、吠に試練が課せられたということである。



試練として吠がワープした先は自分の生家。

戸惑う彼を出迎えたのは、自分を間違いなく息子であると認識する母親だった。

今までお庭しか見えていませんでしたが、どうやらかなり裕福な家庭らしい遠野家。

清潔感のある広いダイニングには、食事の準備をする父親の姿、そして少し揶揄いながらも優し気な雰囲気の兄:クオン……ではなく、久光。

リビングを見ると、そこにはなかったはずの、今まで家族で積み重ねてきた時間の写真。


「そうだった。そうだった……かもな」


家族と食事を囲む吠。食卓の上には、彼の大好きなハンバーグ。

食事が終わったら庭でサッカー。隣には優しく見守るお兄ちゃんの姿。


❌「やっぱりリフティング”ナンバーワン”は俺かな?」

 

 

突如、何かを思い出した吠。

再び、テガソードのいる場所にワープする。

ここは2つの世界線が交差する場所。

1つは今までの32話で見てきた世界。もう1つは先ほどまでいた、「厄災とテガソードが相討ちになった世界」。テガソードがいない代わりに、平和な世界である。

今から吠は、そのどちらをとるか選ばなくてはならない。それが「試練」。


テガソードがいなければ、テガジューン(≒ブライダン)は生まれず、したがって遠野家も散り散りにならず、吠は恵まれた家庭で幸せに暮らせる。

家族の元へと歩き出した吠だったが、今までいた世界から聞こえる仲間たちが戦う声が耳に入る。


「1つだけ教えてくれ。あいつらはどうなる?」

「私がいない世界を選べば、厄災も消える。」

「そうじゃねぇ、あいつらの願いだ。 お前が消えたら、あいつらがお前に懸けた希望は? 消えちまう」


おそらく。

陸王のアイドルを辞めざるを得なくなった状況はテガソードが絡んでいないので、多分変わらない。そして、復帰の目もなかなか無い。

竜儀は彼にとっての光となるものがないまま父親の言いなりになっていそう。

禽次郎は叶えられない亡き妻の言葉を想いながら老後を過ごしていそうだし、

角乃は帰らぬ妹を探す日々でしょう。

真白は多分、テガソードと共に帰らぬ人になっているだろうし。

玲も解決策が見当たらないだろうからますます荒れてそうだし、緒乙を攫う可能性はあると思うけれど同時に早々にポイしそうな気もするのよねぇ。


結局、幸せになれるのは多分吠だけなんだよね。


「ごめん、兄ちゃん。あいつらは仲間じゃねぇけど、ダチなんだ。一緒に過ごしてきた、ダチなんだ」


「テガソードがいない世界」って、吠にとってはプラスしかないし、きっと「夢が欲しい」という吠の願いもそちらの世界に行けば自動的に叶うだろうから、断る理由がないのよね。でも、メタ的な話、ここで吠には別世界を選ばない、という選択をさせなければいけなくて。どう着地させるの?というのは気になっていたんです。

それに対するアンサーが、「ダチの願いを殺すわけにはいかない」と来るとは思わなかった。素直にスタオベです。今までもずっと、自分が持っていないからこそ他人の願いをものすごく大事にしている吠らしい結論だと思う。



「あいつらの願いが消えちまうなら、元の逸れ者で良い」

「良いのか? 私がいなければ、お前は幸せになれるんだぞ」

「俺の幸せをテメェが勝手に決めるんじゃねぇよ! 修羅の道でもなんでもいい、抗って、噛みついて、自分の道に変えてやる!」


けれど、剣は抜けない。

吠には資格がない、と落胆するテガソードに、吠は叫ぶ。


「そもそも俺を生かしたのはお前だろうが。そして俺はお前を選んだ。俺たちは共犯者ってところだ。だから手を貸せ、テガソード」


「手」がモチーフで、「手を差し伸べる」側である存在に対し、「手を貸せ」って叫ぶの、良い。



共犯者は2人で剣を抜く。

そもそも1人では抜けない剣、それが新たな武器、リョウテガソードであった。なんだこの名前。



ボロボロになった仲間たちの前に、間一髪、吠は合流。

リョウテガソードにセンタイリング リョウテガソードを嵌めて変身。テガソードゴジュウウルフに変身した。

カメラが下から→上からに変化しながらの遠吠えカット、良すぎる。

「最強頂点 ユニバース!」の音声が何とも景気が良い。全体的に豪華になっているのも良いし、ファラオの如くクロスした手の意匠も威厳があるし、それが戦闘中に時々開いて手が4本になるのもぶっ飛んでて良い。個人的には、スーツはほとんど今まで通り+胸と肩を中心に強化パーツがくっつく、という形が今までのセンタイリングの形式に則っているのが好きですね。あくまでも「センタイリング」テガソードなんだなぁ、って。


そして最大の特徴はテガソードと融合できること。

次回予告で今度は陸王がリョウテガソードを使っている描写がありましたが、これいつか竜儀が使うときあるんだろうか。大丈夫かな彼、正気保てるかな。


他のセンタイリングの力を使って必殺技を借りつつ、敵を撃破。ナパームドッカンドッカン、最高。

そしてここのカットで出てきたシンケンレッドがちゃんと福沢さんらしい。本気だ。



こうして吠とテガソードの初陣は終了。

俺"たち"に拘るテガソードさん、割と楽しんでそうでよかったです。



その後。吠は再び遠野家にデリバリーで訪れる。

以前は思わず顔を逸らしてしまった母親にも笑顔で応答。ピザを受け取りに来た子供たちの頭も撫でてやり、「仲良く食べろよ」と声をかける。


👩「私たちどこかでお会いしました? なんだかすごく懐かしい気がして。」

 「また来てくれますか? お仕事じゃなくても」

「……ああ。いつかまた、会いに来るよ。元気でな」


👨「どうした? 大丈夫か?」

👩「私、なんであんなこと言ったんだろ」


吠は笑顔で遠野家を後にするのだった。




【ブライダン】

幹部が1組消えたってんで大わらわのブライダン達。

ファイヤキャンドルとブーケは人間界を走り回っているようですが、まだ参謀隊長夫妻を発見できていないみたいです。

見つからないことも心配ですが、必要以上に思い詰めているのではないかと心配するところがなんともブーケ嬢らしい。


そしてクオンさんはというと、参謀隊長夫妻の事態を目の前で傍観していたということで、結構しっかりとテガジューンから折檻をくらっておりました。

怒っている理由に、上司である自分の命令を無視したことをきっちり入れてくるあたりちゃんとしている。テガジューン、テガソードが絡まなければ実はかなりマトモな良い上司なんですよねぇ……。


そんなテガジューン曰く、彼女がクオンをスカウトしたのは「自分にはない迷い」を持っていたから。

その迷いが一体なんなのか気になるところですが。あと、例の背中の傷が拡大しているような描写はいったい何なのかしらね。



その後、巨大化したベルルムを倒すべく、テガジューンが出撃。


「不思議だ、われがこのようなことを想うとは。そうか、この感情。我は、怒っている!」

 「厄災よ。我が子を傷つけた罪、その命で贖え!」


巨大戦とは思えぬ、キレッキレのバトル。

テガジューン、最終的には押されていましたがシュッとした佇まいに綺麗なお声と顔立ちで高貴さが一切失われないのすごいなぁ。

あと、無言で出てきた、ゴジュウジャーに対応した装備はなんだったんだ。なんでウルフだけなかったんだ。

早めに見切りをつけて撤退するテガジューンと、同じくその場を去るベルルム。

時間に対して満足感すごかったな……。




そして地上からこれを見ていたゴジュウジャーたち。


「玲さん。これ以上貴方が苦しむなら、僕は……!」




次回:推しが真白をぶん殴っているんだが?!?!?!

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