31話 辛苦マリアージュ
- _ ぬぺ
- 4月20日
- 読了時間: 5分
「しんく」じゃなくて「からにが」と読むらしい
【あらすじ】
ラキアが加わり、絆斗も戻ってきたはぴぱれ。
一度はそのチームワークで事態を解決したものの、ラキアと絆斗の間にはまだわだかまりがあるようで……。
【辛木田絆斗】【ラキア・アマルガ】
少しはぴぱれのお手伝いをしてから事務所を出ていく絆斗。
その過程でラキアにかなり雑に扱われたりもしつつ、向かった先は「イノウエミチル」が住んでいた家。まだショウマの母親探しは諦めていないらしい。
が、残念ながらこちらは人違い。
ちなみに、このミチルさんは男性だったうえ、居なくなったのは2週間前。あまりにも違いすぎる。多分、参考にする情報元をもっとちゃんと確認し直した方が良い。
それはそれとして、多分グラニュート案件だと察した絆斗。
目的を切り替えつつ聞き込みを行うと、失踪直前にいたのは理髪店とのこと。
その足ですぐさま理髪店に向かう絆斗だったが、道中なんとラキアに遭遇。
彼も別ルートで理髪店で失踪が起きているという情報を得て、捜査に向かうことにしたという。
理髪店に到着し、まずは探りを入れるために絆斗が単身で潜入。
古くからある小さい理髪店としてめちゃめちゃいい雰囲気のお店見つけて来たなぁと。
井上さんの話を出して店主が挙動不審になったのを確認し、さらに店のゴミ箱に井上さんが身に着けていたアクセサリーがあることを発見し、店主が黒だと確信。
ただ、問題は今関係のないお客さんがいること。彼を巻き込むわけにはいかない。
そんな理屈が、ラキアに通じるわけがなかった。
堂々と真正面から店内に乗り込むラキア。それを見て「指名手配犯だ!」と気づく店主。
グダグダしながら戦闘に流れ込んだ一同だったが、そこに襲い掛かったのは店主ことグラニュート:リッパーの卵鞘攻撃。
ラキアと絆斗の手は強制的に繋がれてしまった。
無理矢理拘束を破壊しようとするものの全くうまくいかない2人。
大騒ぎの果てに両名共に無駄にボロボロである。
なんとかはぴぱれに戻ってきたが、鑿を使ってもチェンソーを使っても卵鞘はびくともしない。さすがに爆弾は本人たちがストップしましたが。
この事態をどう打開するかというところから既にまったくもって意見が合わない絆斗とラキア。
その流れで絆斗の今までの失態を理詰めで言及するラキアである。容赦ねぇ。
種族がどうの以上に個人として気に入らない、というところで意見が一致した2人。
そこに、グラニュート出現の報せをゴチゾウが持ってくる。
仕方ないのでラキアが絆斗を引きずって出撃する。
道中も引きずられたらしい絆斗、現場に到着する頃には髪の毛にいろいろついてて情けないことこの上ない。
更に変身ではプリンの原液に飲み込まれ、使役するゴチゾウにも「なにいってるのかワカラナイ」などと言われつつドタバタ。
戦闘も完全にラキアが絆斗を振り回す流れで進んでいく。
こういう縛りのある空間でのアクション、良いよねぇ。
しかし転機が訪れる。
なんとリッパーの斬撃で卵鞘が壊れたのである。壊れるんだ。そういうのって怪人を倒すまで固定されているもんじゃないのか。
まあ、卵鞘だもんな……幼体が出てこれないと意味ないもんな……そういうことなのかな…………
これぞチャンスとばかりに動き出す2人。
一時的に足と手が拘束される事態に陥ったものの、再び敢えて斬撃を受けることで解決。
敵を倒したが、なんと中身は抜け殻。本体を倒すことは叶わなかった。
そして、ラキアの目に留まったのは、リッパーの斬撃で傷ついた木の幹。
その跡は、コメルが背中に負った傷とよく似ていたのであった。
【グラニュート界】
いつものように仕事に励むランゴ。
家のために企業を売ったランゴと、それが受け入れられないグロッタはギスギス気味。
そこに、ジープがやってきて社長席に座るランゴを叱り飛ばすというさらなるギスギス空間を生成する。
副社長という権威をかさに兄を雑に扱うジープだったが、彼曰く「グロッタ姉さんには何もしないから」とのこと。
以前から双子のことを気にかけていたっぽいからこそ、グロッタには強く当たらないって決めてるのかな、どうだろう。
でもグロッタとしてはランゴと同じ派閥に所属している意識だろうし、そうなるとある意味「軽視されている」ともとられかねない発言だよな……
もしくは、この発言をきっかけにグロッタがランゴから離れてジープにつく……ふりをして買収を取り消す方向に動かすか。
もともと一枚岩じゃなかったストマック家がどうなるか気になるところよね
さて、肝心の新社長はというと、人間界を満喫していました。
今回訪れたのはアンティークショップ。
ロケ地はTHE GLOBE ANTIQUES というお店だそうで。店内写真めっちゃおしゃれすぎる。
あれこれと見て回るリゼル。片っ端から購入を決意しています。前回お土産にしていた日本の玩具とは全然雰囲気が違うあたり、本当に飽きっぽいんだなぁと。
当然のようにお会計を求められ、怒りをあらわにするリゼル。
あとは父親の眷属に任せてどこかに去ってしまう。
多分だけど、その承認納品しなくても彼女怒らないよ。忘れてそうだし。
店員の悲鳴を聞きつけてやってきたのは近くにいたショウマ。
バトラーと路地裏で交戦していたところ、反対側から優雅に歩いてきたのはリゼル。
🌂「ねえ赤ガヴさん、ちょっとあたしに付き合ってよ」
次回:一度に物語が動き過ぎとちゃいますか
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