31話 華麗なる挑戦
- _ ぬぺ
- 2024年9月30日
- 読了時間: 5分
1時間続けて💊のメタファーの話を聞かされるこちらの身にもなってくれ
【あらすじ】
マッドレックスは帰ってこなかった。
諦めないサンシーターは、ディスレースに媚びる方向にシフトチェンジ。
タイパ。すなわちたい焼きパーティー……ではなく、タイムパフォーマンスを重視するディスレースの指示に従ってトケイグルマー・セカンズを作り出して……
【焔先斗】
町を歩いていた先斗は新しいカレー屋を発見した。
その名も「ハシリ屋カレー」。な、なんて安直な……!!
たまにはブンブン以外のカレーも悪くない、と先斗は足を運ぶ。
出てきたカレーはとても美味しい。……が、気が付いたらなくなっている。
合点がいかないまま、とりあえず支払いを済ませて退店。
●「ありのままに今起こったことを話すぜ。俺がカレーを食べようとしたら、皿が既に空になってたんだ。」
食べたし美味しかったのに食べた気がしない。
またあのカレーが食べたい。
その頃、近くにあるカレー屋:ゴンにて。
ここでバイトをしているミラが仲間たちに店を紹介していた。
なんでも店主のレイカさん、亡きお父様の後を継いで店を続けていたものの、父親が遺してくれたメニュー通りに作ってもなんか違うとのこと。
さらに、近くにできたばかりのカレー屋に客を持って行かれ、現在絶賛閑古鳥が鳴いているというわけ。
これをどうにかしようとブンブンジャーに依頼したのである。
というかここのレイカさんの回想の学生服姿、完全にマジレンのセルフパロだったのね。調べるまで分かってなかった。
ミラのたっての願いとあって仲間たちは快諾。
カレーの作り方を一から考えるタイヤ・ミラ、そして遅れて合流したブンブンと、
近くの店を偵察に行くシャーシロ・錠班に分かれることになりました。
なお、自分が情報屋としてなんとかすると提案したシャーシロは完全に無視されました。
ということでライバル店ことハシリ屋へ。
同じく行列に並んでいた先斗とビュンディー。
4人は一緒に店内へ。
カレーは案の定一瞬で消える。
●「認めたくないものだな……このカレーのとりこになってしまったという事実を!」
今日のブンブンジャー、パロディしないと倒れるんか。
もちろんこのお店の経営はハシリヤン。
カレーを作る際に時計グルマーの力を借り、調理および煮込みの時間を大幅に短縮。
なお、早送りしているだけで普通に働いてますししっかり煮込んでおります。なんて真面目なんだ。
便利だ、なんて言われていますが悪用すれば時間の流れ方の違いによる精神崩壊とか、労働時間の工数操作によって給料がもらえないとか、そういうシリアス系にいくらでも行けるのになんでこの人たちは真面目にカレー作ってるんでしょうか。
さらにカレーにはディスレース自ら呪いをトッピング。
依存性をプラスします。
ついでに食事時間も早送りしてお店の回転率アップ。
こうしてもっと食べたいというみんなの願いからギャーソリンが生まれるのである。
一方その頃、ゴンに残ったメンバーは。
まず、タイヤが金に物を言わせて高級スパイスを調達。そうじゃない。
じゃあ、と店のイメチェンを提案。本格志向向けに高級な店内にすると提案。それじゃダメじゃん。
最終的にハシリ屋を買収するとか言い出した。おばか!!
ここでブンブンが合流。
カレー大好き宇宙人がカレー研究に力を貸してくれることになりました。
地球に来て初めて食べたのがカレー。スパイスによって味が変わる、作る喜びを得られる料理だと。
幸せそうに食べるタイヤの表情が良かった。
父親も、客の笑顔のために時間も手間もかけられると言っていた。
つまり、もっと煮込み時間を長くしてみたら?
……普通メニューに調理時間も書きませんか? 煮込みなら特に。と突っ込むのは野暮か。
その頃、ゴンから離脱したタイヤは、ハシリ屋にネジレッタたちが入っていくのを発見。
すぐさま客の救出に向かうが、仲間たちは完全にハシリヤンカレーの虜。
「帰れ」コールを喰らう始末。 か・え・れ → か・れ・え → かれえ → カレー の字幕が私の頭を駆け抜けていきました 🐺
様子がおかしいのは他の客も一緒。
姿を現したハシリヤンたちを見て慌てて変身するが、時間の流れを自在に操る敵怪人に苦戦。
そのうえカレーを食べた客からの妨害を喰らう。
そこにやってきたのはミラ。
ゴンで作った渾身のカレーを全員の口に無理やり突っ込む。
本当に思いと手間暇かけて作られたカレーに一同感激。始末屋組は口から光を吐き、シャーシロと錠は号泣。今日の男性陣全体的にIQが低い。
他のお客さんの洗脳も溶けたところで反撃開始。
……の前に謝罪タイム。
素直に頭を下げる錠に対し、最初に言い訳が挟まるシャーシロに笑う。
そして先斗は他のメンツよりも多く周回していたため満腹でリタイア。
今日は大活躍したミラが名乗りも含めてセンターを張り、敵をサクッと討伐。
巨大戦もミラが運転席に陣取って勝利を収めたのでした。
その後、ゴンでは。
今までほかに流れていたお客さんもゴンにやってきて大繁盛。
3人の席はしばらく並ばないとないみたいです。
なお、ブンブンも普通にバイトしていたのでした。
【振騎玄蕃】
ついに敵アジトに潜入。
待ち構えていたマッドレックスとの戦闘になるが、相手は大して攻撃してこなかった。
「ブーンレッドに伝えろ。『俺を殺せ』」
「お前が生きて戻れたらの話だが」
ディスレースに戦いを挑んだ玄蕃でしたが、まったくもって歯が立たない。
スキルが足りないとバッサリ切られ、一瞬で変身解除に追い込まれたのでした。
倒れている現場を発見したのは始末屋の2人。
来週、いったいどうなる……?
次回:死に場所を探して🌈
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