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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

31話 二千年の愛

この人たちコメディもシリアスもいけちゃうの最高だろ




突如として現れたジェラミーの母:ネフィラ。

ネフィラを連れて来たダグデドは、彼女を使ってチキューを壊すと宣言。さらに、そのせいで王様戦隊はバラバラになると予言してその場を去っていく。



イシャバーナ王宮に帰還した一同。

まずはネフィラの話をジェラミーから聞く。


強くて優しい人だった、と言うジェラミー。

どれくらい強かったかというと、単身でダイゴーグに挑んで倒せるレベル。それはもう強いとか言うレベルじゃない。

グラマラスなのにいやらしくなくて気品があってしなやかな動きがかっこいいんだわ。


ネフィラの目的はバグナラクの同士討ちを止めることだったが、ダイゴーグが倒されたことによってバグナラク側が皮肉にも「ネフィラ憎し」で団結。彼女はバグナラクの敵として見做される。



ダイゴーグを倒せるレベルの敵を倒すなら、それこそゴッドキングオージャーを召喚しなければならない。

そのためには、パイロットとしてジェラミーに加わってもらわねばならない。

つまり、彼に母殺しをさせなければならない。



その状況を前に、自分は道化になる、と宣言したジェラミー。



そんなジェラミーに、ヤンマは対ネフィラ戦の方針を決めるために決闘裁判を申し込む。


リタに見届けを頼むが、当のリタは私的な理由でグローディを倒しに行こうとするヒメノを拘束。

捕まったヒメノはもっふんの声優:フォーツカ・フォーチュンに会わせてやると言い出し、もっふんの人形を放り投げてリタの手から手錠の鍵を回収。

リタは投げ飛ばされたもっふん人形を救った先で「もっふんといっしょ」最新話が流れているTVを発見してそのまま視聴モードに突入。テレビは離れて見ようね。

そのままTVの上に下ろされた檻の中に閉じ込められました。


いつの間にか行方不明になっていたカグラギは珍妙な道具を装備して「ベントラー」と唱えだす。

宇宙と交信して宇蟲王と協力するらしい。

そんな美しさの欠片もない格好、ヒメノから張り倒されるぞ……と思っていたらヒメノ様も合流。ほぼ同じ格好でグローディを召喚しようとし始めました。いいんだ……


一方、裁判長が檻の中に閉じ込められたため決闘裁判が始められないジェラミーとヤンマ。律儀に夕方まで待ったが、結局はシンプルな殴り合いを開始。


もうめちゃくちゃだよ。




そんなこんなで翌日。

巨大化したネフィラが町を襲う中、ダグデドも町に出現。

如何に絆や仲間が無意味かを嬉々としてギラに語る。


そこにやってきたカメラ。

映っていたのは、クラッカーを鳴らす王様たち。

本人たちは「ドッキリ大成功!」というプレートを持ってその場に集合。その文化そっちにもあるんですか。

1枚ずつ掲げた「ドッキリ」の札が、落書きっぽいンコソパ、フォントっぽいゴッカン、筆文字っぽいトウフ、筆記体っぽいイシャバーナなのめっちゃ分かる。



ということで、行間を読めなくて記憶を辿っても「分からん!」だったギラくんと、呆気にとられているダグデド様に説明タイム。


回想によれば、そもそもジェラミーは幼い頃ネフィラを目の前で看取っている。

さらに、過去に彼は自分の武器をはっきりと「形見」と言っている。

つまり、ネフィラはこの世の人間ではない。

グローディが関与していることは分かっていた。


しかし、話し合いをするといつダグデドに聞かれるか分からないので、ジェラミーの道化宣言の行間を読んで全員で団結。

絆がめちゃくちゃになればダグデド自ら揶揄うために地上にやってくると踏んだ。


案の定その通りだったため、ダグデドの姿を全世界に放送して民たちに現状の敵の正体を明かし、同時にジェラミーの濡れ衣を晴らした。


敵の攻撃を逆手にとって現状抱えている全ての問題を解決しやがった。最高。




つまらない、と言い残してダグデドは撤退。

一同はゴッドキングオージャーで出撃。

ジェラミーは母親の死に際に言えなかった「ありがとう」と「愛してる」を伝えてネフィラを討伐したのだった。

キングオージャー、ロボの必殺技無いなあと思っていたんだけど今回はそれで正解だったな、と効果音すらない今回の戦闘シーンを見ながら思いました。




一件落着したところに、ご機嫌ななめのダグデド様がまたもや登場。

彼が「最悪の場所」と言って一同を飛ばした先は、現代の地球。

不思議そうにまわりを見渡す王様たちで幕が下りたのでした。


ということでここからはキョウリュウジャーコラボターン!楽しみだ~!

正直、一番不安なのは王様たちが留守にしている間=戦力がゼロの間のチキューだよ。ダグデド様怒ってるしなにしでかすか分かんないもん。




次回:荒れるぜ止めてみな!!

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