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30話 高貴怪力!新たなティラノは王子様

  • 2025年9月16日
  • 読了時間: 8分

欲しいところにツッコミが無いのどういうこっちゃ




【あらすじ】

竜儀が去ったゴジュウジャー。

彼は急に連絡が取れなくなってしまったという。

一方、ティラノの指輪は空を飛び、ある人の手の中へ…………




【プリンス・アッサム】

街の階段で紅茶を嗜むイケメンがいた。

彼の名前はアッサム。紅茶の惑星アッサミカからやってきた王子様である。

もうお腹いっぱいです、ありがとうございました。


開始1秒でわけがわからないのに、前回の悩める竜儀と比較すると

 人々と同じ方向を向いているアッサム←→人々と逆を向いている竜儀

 ほかの人たちを気にしないアッサム←→周りの人の声を聴きすぎてしまう竜儀

 周りの人から迷惑がられるアッサム←→周りの人から一切注目されていない竜儀

と綺麗な対比になっていてシンプルに見せ方がめちゃくちゃ上手い。



さて、ゴジュウジャーたちが現場に駆け付けると、そこには階段のど真ん中で紅茶を楽しむアッサムと、彼に傅いて紅茶を飲む人々がいました。

別に洗脳したとか、カリスマ性がすごいとか言うわけではなく、シンプルに暴力で周りの人たちを黙らせたっぽいのがじわじわ来る。

アッサムは躊躇いなくほかのゴジュウジャーたちと自分とを「ナイトと主」と位置づけ、態度は尊大。

そんな彼が指輪に懸ける願いは「母星に帰る」こと。なんてシンプルで切実。それはそれとして、どうやって地球まで来たんだか。



指輪の持ち主の宇宙人。

彼のことを放っておけるはずもなく、陸王・禽次郎・角乃の3人はアッサムを追いかける。


アッサムは街を歩き、紅茶の店に入って店主に指輪を持っていないかと問いかけ、

かと思えば紅茶をそのまま持ち逃げ。仕方がないので代金は角乃が立て替えました。多分帰ってこないけど。

さらにカフェに入って他人のドーナツを食べようとする。スマートに連れ去る陸王と、アッサムが手を付けたドーナツを下げる禽次郎のファインプレーが光る。

挙句、プロポーズするカップルの間に割り込み、その婚約指輪を物色した挙句、女性の方に指輪を嵌めてやる。


🫖「礼には及ばぬ」

 

う~んコイツめ。



一方その頃。

吠は老舗の和菓子屋「杵の香」でバイトをしていた。

竜儀のことで元気のない吠。竜儀を倒したことを、「相手の願いを奪った」と解釈しているのが何とも不器用で優しい吠らしいなと思う。

そんな彼を見かねて、店主は吠に餡子餅を差し出す。なんかこの店主、どこぞのクワガタの国で見た覚えがあるような。


あまりにも美味しいお餅に吠は感動。

店主曰く、そのおいしさの秘訣は作り方。代々伝わる「餅つき秘伝の書」のおかげだという。

誇らしげに自分の餅について語る店主を襲ったのは餅つきノーワン。

そのあたりにいた人を片っ端から餅にしてつくという暴挙にでました。

餅つきの手伝いにやってきたのはアーイー:バsター・モッチー。餅つきノーワンと合わせ、お声はクールポコさんです。なーにー?!

先週のノーワンがあまりにもお洒落なモチーフと教養で感心していたというに。この気持ちを返せ。



さて、ここでゴジュウジャー3人が合流。

アッサムもやや遅れて参戦。回転と共にひらめくスーツが良いですね。

そしてもちろん、彼が狙うはゴジュウジャーたち。だってこれは指輪を巡る戦いですもの。指輪を本気で取りに行くつもりがあるのならば、ブライダンなんぞにかかずらっている暇はないのである。



アッサムは吠の力で一旦ワープさせ、そうこうしている間に敵にも逃げられたのでゴジュウジャーたちも撤退。

不在だった吠にこれまでの流れを説明しつつ、今後の作戦を練る。

指輪に関係のない戦いは時間の無駄。確かにそう。

そして気づいた。いままでマトモにブライダンたちの相手をしていたのは自分たちだけであったことに。


「私たちってもしかして、物好き?」


指輪の所持者どうしでつるんでる時点で、かなりね。


とはいえ、それじゃあ、と犠牲をなかったことにできるような人たちではない。



その頃、別の場所に飛ばされたアッサム王子は──神とエンカウントしていました。

蜂蜜片手に日光浴をしていた熊手真白。不遜な奴らどうしのバトルである。絶対にろくなことにならないぜ。


「指輪持ちってのは、なんで変な奴しかいないんだ?」


変な奴の筆頭がなんか言うとりますけども。


アッサムがゴジュウジャーの戦いを「無駄」と表現したことを、真白は聞き逃さなかった。


「お前、分かってねぇな」

 「ついてこい」



真白が連れて行った先にいたのは真剣に餅つきを行うゴジュウジャーたちと餅つきノーワンであった。


🐰「妥協許さぬ職人魂。それが持ち味、餅つきノーワン! 餅つきは、持ちつ持たれつ」

「どんなナンバーワン樽が手に入れる。逸れ一匹、ゴジュウウルフ! 餅は磯部がうめぇ」


呆れ返るアッサムに、真白はしばらく休戦して彼らを見ておけ、とティーセットを差し出す。

言われた通り見物するアッサムが見たものは、敵に認められるほどの餅つきスキルを有する吠の姿だった。本当にそれでよかったのだろうか。



吠は敵に勝つため、店主が残した「餅つき秘伝の書」を見ていた。

そこに書かれてある通り、体力をつけ、餅を作るために使う天然水を汲みに行った。自主練もした。

ナンバーワンを賭け、全力で向かってくる相手には全力で応える。それが彼の礼儀。


餅つきは遂に仕上げへ。

ついた餅をギンガマンに変身した角乃の力で熱する。


🫖「なぜだ? なぜあんなくだらぬことに真剣になれる?」

「お前は、奴らのやっていることを無駄だと言うがな、あれだって立派な美しき寄り道、じゃねぇのか?」

 

膨らんだ餅は真白の力で瞬間冷凍。

 

🫖「そうか。ティータイムは人生を豊かにする。こやつらにとっての戦いもまた……!」

 

続いて月の光に餅を直接当てるため、禽次郎がテガソードに乗り込んで宇宙へと飛び立つ。

妨害してきたアイアイザーもついでに討伐。

ちなみに禽次郎は餅好きだそうです。お爺ちゃん、よく噛んで食べてね…………。

そして餅はそのまま地球へとぶん投げる。炭になっちゃうでしょうが!!

 

最後の仕上げは「怪力で一突き」。今更ですがこれを代々受け継いできたあの店はなんなんだ。

竜儀がいない、と途方に暮れる吠の前に、アッサムが現れる。

 

「余はゴジュウティラノ。怪力ならば任せろ」

「ナンバーワンバトルはやらないんじゃなかったのか」

「気が変わった。主らのティータイム、参加させてもらおう」

 

「ロイヤルー!!」の掛け声とともに、究極の餅が完成、餅つきノーワンもこのおいしさに納得。

そして美味しいお餅を堪能している間に攻撃を畳みかけ、ゴジュウジャーたちは勝利したのであった。

 

 

彼らを認めたアッサム。

不遜な態度は変わらずでしたが、ちょっぴり距離が近づいたみたいです。

ゴジュウジャーたちも帰ってから紅茶で一服。たまにはいいな、と思う反面、コーヒーにこだわりがありそうな竜儀がいないからこそできたことだよな、などと悲しくなる。

それはそれとして、普通に仲間として迎え入れるつもりな4人、可愛いね。

 

「竜儀は帰ってこねぇな」

「指輪を失ったからって、消えることないのに」

「僕は指輪を失っても、またここに来るよ」

「へぇ、誰かにやられる予定でも?」

「それはないね。でも、僕には僕の戦いがあるから」

 

 

陸王が何かを想っていたその頃。

一人夜道を歩くアッサムの前に現れたのは玲だった。

 

「コイツが、君と君のナイトたちの指輪を食らいたいと泣くんでね」

 

不敵に指輪を構える玲に、部下を守るため、と変身の構えを見せるアッサム。悪い人ではないんだよな。

しかし玲の余裕は崩れない。

 

「じゃあ、いってらっしゃい。深淵の彼方へ!」

 

なんと指輪は、アッサムごとその力を飲み込んだ。

 

「ゴジュウティラノが指輪、いただきます」




【以下雑記】

💍なんで今日餅つきしたかって? 今日は第3回秋野ブライダン餅つき大会だからに決まっているでしょうが。なんでファイヤキャンドル様はこんなにも割烹着が似合うんだ。そして陰からこっそり見ているテガジューン様もなかなか可愛い。

💍愉快な同僚たちに呆れ気味のクオン。顔に「心底どうでもいい」って書いてあって笑う。

でも煽られたら即乗っかるし全力を出すの解釈一致すぎる。煽り耐性皆無クオン、分かりみが深い。


💍全然関係ない話ですが、先日Gロに行ってまいりました。全然別件でね。

ちょうど通りがかったときにグリーティングが始まったみたいで、入り口にゴジュウウルフが立ってましてね。感動したよ。人間ってこんなにやる気のない立ち方できるんだって。およそヒーローのセンターを務める男がやっていい立ち姿ではなかった。そういうところだぞ遠野吠。

💍と思いながら通り過ぎようとしたら、ちょうど小さい子が握手しにきてましてね。ゴジュウウルフを見上げる兄妹に、しっかりかがんで目を合わせた後にめっちゃ優しく頭を撫でてあげていてね。本当にそういうところだぞ、遠野吠!




次回:吠が腹痛←どこで拾い食いしたんですか、正直に言いなさい

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