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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

3話 我がままを捧ぐ

新キャラが出る度に好き~~って言ってる




早々に拉致られたギラとヤンマ。

彼らが連れていかれたのは、イシャバーナ。どこからどう見てもハウステンボスですがそれはそれ。

絢爛豪華な美と医療の国。雰囲気はこちらも中世ヨーロッパ。早々に若干シュゴッダムと被っている気がしなくもない。


拉致の犯人はここの国王:ヒメノ・ラン。

綺麗に巻いた金髪にふんわり広がった黄色いドレス、レースの手袋、品のある言動と全てにおいて「絵本から出てきたお姫様」。ただお姫様にしてはドレスの丈が短めなのは確実に機動力重視ですよね…?


彼女の目的はゴッドクワガタを手に入れる事。

できないならギラをラクレスのもとに突きつける、と言うがギラにしてみれば願ったりかなったりなので寧ろ反発。いい加減に誰かこの子に本当にラクレスのもとに連れていかれたらどうなるか教えてやれ。



そんな頓珍漢なギラの言動を見て流石にヒメノ様もぽかん。

結局、ギラの言う「レインボージュルリラを食わせろ」という要求を呑むことになった。

国一のシェフを呼び出し、彼の記憶を頼りに作らせて食べさせる。


その道中、街を歩くことに。

歩くと国民からプレゼントをもらい、カーペットに飛び散った泥水を見て気絶しかけ、従者に綺麗に拭かせる。

さらに目の前に広がる花畑は彼女のリクエストで先日作られたばかり。近くにあったボロ小屋は彼女の命令で住民を退去させたうえでドカン。爆破のせいで花畑まで萠えるんじゃないかとヒヤヒヤしましたよ私は。


この間、ヤンマさんは彼女の綺麗さにほれ込んでいたらしいですが、この言動で若干見切りをつけたっぽいです。

まあそのあと「色仕掛けするな」とすごい濡れ衣着せてるんでまだまだだと思うんですけどね。


あまり育ちが宜しくないヤンマ総長が思いっきりスープを飲み干す中、丁寧にスープを飲むギラ。

サラッと出てきたギラの回想の「レインボージュルリラ」はゼリー状でしたが、上に載っているのは金粉…?彼の所作も相まって、意外と良い家の出なんじゃないの説が私の中で浮上中。



その後。

王宮へ戻っている最中に出会ったのは1組の親子。

娘が病気か怪我かで車椅子生活を送っている。ヒメノに治療してもらっているので直るはずなのに一向に治らない。現在はヒメノからのお金でなんとか生活しているという現状。

責め立てる父親には一切触れず、娘に対して「それでいいの?」とだけ尋ねるヒメノ。



夜。

王宮でくつろいでいる最中に、バグナラク出現の報せが入る。

とっくに出撃しているというヒメノ様。そのあとの描写を見る限り、武器兼変身道具であるオージャカリバーは執事のセバスチャンが持っているので、彼女が王宮を飛び出した時には確実に丸腰だったわけで。


街で出会ったのは先ほどの車椅子の女の子。

歩けないから逃げられない、という彼女を、自分が汚れることもいとわず庇う。

これ東映ブログによると

口?尻?からまき散らすフンで攻撃する、イシャバーナからしたら最悪の怪人です!

すごいよヒメノ様…………


車椅子の女の子は実は足などとっくに治っていること、父親の生活を助けるために歩けないフリを続けていたことを分かっていたヒメノ。だからこその「それでいいの?」発言。



彼女の「我儘」の動機は、自分の夢を叶えるための第一歩。

自分の考えを元にやりたいことをやらないと、叶う物も叶わない。

けれど彼女の「我儘」はただ自分のためなのではなく、より自分の国を美しく発展させるための我儘。

そもそも「この国は全て私のお気に入り」という発言からして強すぎる。国民も技術も景観も全て愛しているってことなわけで。だからこそ国民もついてくるんだろうな。

それこそセバスチャンも彼女のために見た目と名前を変えることもいとわなかったみたいですし。そもそも3年しか一緒にいない若者に全幅の信頼を置いているのもかなり大きな愛よねぇ。



日が昇り、花が咲き乱れる中での変身。

普段は我儘お嬢様な雰囲気なのに王鎧武装した瞬間声も顔も凛々しくなるのずる過ぎる。こんなの惚れちゃう。


敵が花を蹴散らしながらやってくる中、一輪の花も踏みつけにすることなく戦い抜く。

ロボ戦では街を歩いていたカタツムリ:ガーディアンスネイルに声をかけて武器として使用。割と気味悪がられがちなカタツムリを見て最初に「可愛い!」が出てくるの最高。



敵を討ち果たした後。

颯爽と着替えて医者スタイルにチェンジ。そのまま負傷者の治療へと向かう。

なお汚れたドレスは例の父親に渡して新しく仕立てなおしてもらうことになりました。


ギラも、初めてシュゴッダムで彼女と会った際に自分が救ってもらったこと、

さらに家を爆破された子はヒメノに新たな綺麗な家を約束してもらっていたことを知りヒメノを見直していた。


そこに現れたのはゴットカブト。

ラクレスからギラ回収の命を受けたカグラギがやってきた……というところで幕。



今作1人ずつ仲間がお披露目されていく形になっておりますが私はこの調子だと次回見終わったころにはカグラギ様~~好き~~~って言ってそうです。怖いね。

どう転んでもみんな推しになりそうだ。


ちとネガティブな話



今回からOP解禁でしたね。

お洒落だ!!なんか画面比率も映画と一緒だし!!

加工とかクレジットの出し方が今までの戦隊にはあまりない感じで良いです。ただきちんと読めるようになるまでにちと時間がかかりそう。

そして曲調ですがこれ思えられる日が来るのかな。どうなんだろう。




次回:トウフ国へ!

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