29話 極みのもてなし!竜儀は本気!
- 2025年9月14日
- 読了時間: 7分
嘘だろ…………?
【あらすじ】
かつてのユニバース大戦が勃発するきっかけとなった厄災。
その残党“ペスティス”の猛攻によってテガソードが倒されてしまった!
(夏映画あらすじより引用)
【百夜陸王】
まずは彼から行きましょう。
恩人である玲との決着がついていない陸王。
探し回った結果、ようやく玲の居場所を発見。驚いたことに、陸王の後ろには真白の姿がありました。
様子がおかしい陸王に気づいていた真白は彼とコンタクトを取り、陸王と手を組んだのだった。
真白も玲に用事があるんだとか。
もう迷いの見えない陸王の表情を見て、絆す作戦はもう使えないと判断した玲。
代わりに取り出したのは何も描かれていない指輪。患っていた病気に関しては「もういい」と言い放ち、服用していた薬はすべて床にぶちまける。
●「これは、厄災が俺にくれた無限なる力。お前たちの指輪を食らって、強くなる。」
以前彼が奪った指輪を吸収し、なんと銀のテガソードなしでのエンゲージに成功。
しかも、マジレッド→ゼンカイザー→ゼンカイブラックの連続変身を披露。なんでもありだぞ、厄災製指輪……。
「厄災がくれた」と言っているわけだし、夏映画からうっすら察してはいましたが、これ第三勢力がラスボスになる感じか。
問題は「くれた」のがいつかですよね。真白世代の時にもらってずっと持っていたものか、つい最近何らかの手段で手に入れたものかによって話が違ってくる。
最近まで緒乙が頼みの綱だったっぽいことを考えると後者っぽいよなぁ……。
戦闘の果て、陸王が玲に拳銃を向けるも、彼は引き金をひくことはできなかった。
玲もそのことは分かっている。「時間切れ」と言い、どこかへと消えていくのだった。
その後、巨大戦で参戦してきたブーケ嬢と交戦。
青いテガソードのことはブロマイドを破った敵だと認識していたブーケ嬢でしたが、その青いテガソードの言動に陸王を重ねてしまう。
分かるよ、推しって、それが推しだと知らない状態で見ても、妙な勘が働いて「この人推しじゃね……?」になるよね。
ブーケ嬢、取り乱して撤退。
これはこの2人の邂逅も近い…か……?
【暴神竜儀】
それは夏映画のこと。
目の前で信奉するテガソードが敗れたという事実。
竜儀にとって、それは衝撃だった。無意識下の願望に現れ、未だに悪夢として見るほどに。
テガソードのことを考え、心ここにあらずな竜儀。
コーヒーは溢すわ、禽次郎の生命線の卵を切らすわ。流石にぼんやりしすぎている彼に、禽次郎も吠も心配顔。
そんな時でも、容赦なくノーワンは現れる。
本日の敵はおもてなしノーワン。「表梨庵」を開き、人間をもてなしてはその代償として命を貰い、茶室に飾る朝顔にしてしまう怪人である。
吠の嗅覚で駆け付けた吠と禽次郎とのおもてなしバトルが始まる。
元バトラーロンリーウルフ、ノリノリで執事モードを再お披露目しますが、もちろんアウト。
あれはあの空間だから許されたのである。おもてなしにもTPOがあるのだ。
禽次郎のもてなしは大量のゆで卵。それだけでもうめちゃくちゃなのに、完全にお爺ちゃんのノリでお客さんに食べ物を勧めまくったため客に逃げられて敗北。
最終的に竜儀……ではなく角乃が合流。最終的に3人でノーワンのおもてなしを受けるのでした。
その頃、竜儀は。
寝落ちしながらも書き上げたなにかを眺めていたところ、スリの被害に遭いかける。
犯人をとっ捕まえて話を聞いたところ、彼は長年勤めた会社をリストラされて自棄になっていたことが分かる。
竜儀は、彼に今は試練の時、正しく生きればテガソードは救ってくれると説き、「テガソードの里」の半額クーポンを差し出すのであった。
神父か……??
迷える子羊を救った竜儀だったが、その心は晴れない。
街行く人々のマイナスな感情から湧き出る発言ばかりが耳に入る。多分疲れてるんだよ、竜儀……。
●「やはり、この世界にはテガソード様が必要だ。すべての指輪を取り戻した、完全なるテガソード様が……!」
遅れておもてなしノーワンの元に合流した竜儀。
プロのおもてなし担当としてお茶を淹れるが、まだテガソードのことで悩みは晴れない。結果、手が滑ってノーワンの頭にお茶をぶちまけてしまう。
最悪なおもてなしばかりを見せられたおもてなしノーワンは遂に怒った。ということで実力行使です。
おもてなしが分かっていない、と怒るおもてなしノーワンに対し、竜儀は何かを悟る。
ノーワンのおもてなしを褒めた後、さらなる居心地の良さと称し、大きなおもてなしノーワンの写真5枚と大量の朝顔が飾られた空間を提案。
なんだろう……全体的な配置が…お葬式……。
大喜びするおもてなしノーワンに、竜儀は言い放つ。彼は勲章に囲まれたいだけのエゴイストであり、その内面は「おもてなし」とはかけ離れていると。
敵の内面を暴いた竜儀は、その怪力で敵を殴り飛ばしたのであった。
無事、迷いを吹っ切ることができた竜儀。
●「相手を第一に考える奉仕の精神。ようやく決心がついた。遠野、これを受け取ってほしい」
彼が渡したのは、悩みながらも持ち続けていた書状。
たとう包みに書かれていたのは、「果たし状」の文字。
夏映画の時に、竜儀は知ってしまったのだ。
神とはいえ、テガソードにも寿命はある。負けることもある。
●「私は恐ろしいのだ、二度とあんな景色は見たくない。早くしないと、テガソード様をまた失ってしまう。だから指輪を賭けて、俺と戦え、遠野」
覚悟を決めて変身する竜儀の本気を感じ、吠もワイルドゴジュウウルフで応える。
受け止めきれてない仲間たちに対し、ある程度覚悟決まっている真白の対比が良いですね。
2人の戦い。パワー系VSスピード系、双方かなりガチで荒っぽくなっており、臨場感のあるカメラワーク込みでかなり見応えはありましたが。
やはり強化形態の有無は大きい。
竜儀は敗れてしまう。
彼が持っていた指輪は地に散らばり、竜儀の変身も解けてしまう。
●「やはりお前は強いな」
「あとは、頼んだぞ」
ここで吠がはっとするのが良いなぁ。
なんだかんだで今までかなり安定していて、大人だった竜儀がいなくなるなんて想像してなかったんだろうな、という顔。
●「待って。本当に、これで終わりなの? 竜儀」
●「エゴは捨てる。テガソード様にとっては、誰かが指輪をすべてあつめればそれでいいのだ。たとえそれが、私でなくとも」
「私は所詮、大勢のうちのひとりに過ぎないのだから」
フードを被り、力なくその場を去る竜儀。
彼が持っていたティラノの指輪は空を飛び──新しい持ち主の手の中に飛び込んでいったのであった。
【以下雑記】
💍朝顔。茶道には疎いので、茶花に朝顔ってありなのかしら、と思っていたら、千利休と朝顔の逸話があるみたいです。
どうやら秀吉をもてなす際に朝顔を1輪だけいけたことがあるそうで。(元資料にちゃんと当たれなかったためソースは割愛。『茶話指月集』が出典らしい、という自分用メモ。いつかちゃんと原本読みたいね。書道と茶道って結構密接に関係があるので、勉強したい気持ちはあるんだ)
おもてなしノーワンも茶室が舞台だったり、胸元に茶人のしゃれこうべがあったりしていたし、モデルとして逸話まで取り込んだって感じでしょうか。いやあキャラ造詣がお洒落すぎる、なんだこれ。
💍玲さん。戦隊OBのエンゲージなので、ゴバスオマージュが来ないかしら、と思っていたのですがゴバスにちゃんとした変身モーションがないため普通に変身してましたね。そうだった、あれはそういう作品だった。
💍おもてなしノーワン。「お・も・て・な・し」とかいう懐かしのアレを披露してくれましたが、あれってもう10年以上前のやつなんだね。今の子たち見てもわからんやろ……。
💍竜儀の文字!!うおお!!!
紙に対してかなり字が大きいですね。余白少なめ。全体的に基本は抑えてるけど普段から書いている人の字じゃないなぁという印象。小さい頃習っていたから基本は体に叩きこまれてる感じがする。漢字は書きなれてそうなのにひらがながあんまり慣れてない感じ、特に。
綺麗めな楷書だけど波磔がちょい隷書よりなのも味があっていい~、全体的に解釈一致すぎる、最高です。
💍まさかの竜儀離脱。確かにコンセプト的にいつかは来るだろうと思っていましたが、遂に来てしまいましたか。覚悟していても足りなかったね。
いや、何が嫌ってこの流れに既視感があるんですよ。
コメディの話なのになんか1人だけシリアス要素があって、実はそれが次の話への繋ぎになっていて、その要素をトリガーとして話がシリアスに転がって行って、1人で抱え込んで暴走して、結局仲間から離脱、そして敵対の流れ。
はーー、一体全体どこのナーガくんのお話でしょうねぇ?!?!?!?!?!
次回:十五夜が近いもんね、うん。本当に今かなぁ??
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