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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

28話 シャッフル・キングス!

戦隊史上トップクラスの入れ替わりを見たぞ




ダグデドが襲来してきたチキュー。

最初に動いたのは、忍術を使う胡乱のゴーマだった。

さらっと流しかけたけど、彼が読んでた忍術書はバッチリ日本語。もしかしてあの世界戦では「地球」って滅びてます……?


シンプルな暴力で星を滅ぼそうとすると、絶対に取りこぼしが出てしまう。それを防ぐために内部で殴り合ってもらう。ダグデドたちはその起爆剤を置くだけ。それが彼らの方法。


そして、ゴーマさんは既に動いていたとのこと。

行動が早い。ラップみたいなのでぐるぐる巻きにされているカメジムさんとはえらい違いである。




彼が仕掛けたのは入れ替わり。

体と心が一致しない以上人は力を発揮できないし、王が入れ替わったとなれば政治的な混乱も避けられない。

……でもそれ、初手でやることじゃないのよ。


ということで。

カグラギ ←→ ヒメノ

ヤンマ ←→ リタ

ギラ ←→ ジェラミー

で入れ替わりが発生。


カグラギのパワーを使いこなせないヒメノ、

ヒメノの体でせっせと筋トレに励むカグラギ、

体が変わっても一切揺るがないどころかちょっと楽しんでそうなヤンマ、

ストレスマックスで叫びまくりもっふんを与えられるリタ、

こちらも結構余裕があるジェラミー、

そして途方に暮れるギラ。


というかヤンマ総長がリタのもっふん好きを知っていたのってこの2年間でお互いに趣味を打ち明ける機会でもあったのかな?




現状確認のためにシュゴッドに集まった一同。

一度ゴーマと対峙し、彼を倒せば元に戻ると知る。

そして話し合いの末、混乱を避けるために入れ替わっていることは家臣たちにも一切言わないようにしよう、と約束してそれぞれが自分の肉体の国に帰還。

これで互いのことをより理解できるのではないかと言うジェラミーに、ギラは楽観的だと言い放つ。

あの4人は基本的に自分の国の事しか考えていないと。

……この2年間本当に大変だったんだろうな(遠い目)




案の定である。


ヒメノはトウフの作物を一気にイシャバーナへ輸出。

カグラギはイシャバーナの医療チームを派遣して民の健康のために働いてもらう。

互いに自分の国のために相手の国をフル活用していたが、トウフの民は健康になった体を酷使しすぎて熱中症になりダウン。イシャバーナの民は食べ過ぎでダウン。

結局、ヒメノはトウフの薬草を集めさせて自ら治療に当たり、トウフの医療技術向上に貢献。カグラギは自ら体を動かすことを教え、医療に依存した国の体づくりを見直すきっかけをつくった。

割とめでたしめでたしな展開である。


一方ンコソパでは、いつものようにガラの悪い喧嘩の場にヤンマが登場。

民を片っ端から裁いてゴッカンへ送り込む。

国民が次々に送られてくる状況を見たヤンマはサクッと彼らを解放。帰国する国民をハイタッチで送り出す。

ということで、ンコソパ国民によるゴッカンとンコソパを行き来する永久機関が発生。なんだこれ。

最終的に疲れ果てた両名はそれぞれブチギレ。ゴーマを完全に無視して2人でバトルを始める。


そしてシュゴッダムでは。

シュゴッダム国王として国民と交流していたジェラミーと後ろで見守るギラ。

ある国民から、宇蟲王たちとバグナラクに関係はあるのか、と問われて言いよどむジェラミーだったが、国民たちはそうは言いつつも実際に関係があるとは思っていなかった様子。

6人の王に安心して未来をゆだねる国民たちに涙ぐむジェラミー。この2年間、本当に大変だったんだろうな。

というかここの2人の入れ替わりのクオリティーえげつないな? 音だけ聴いてたら分かんないもん。声が似てるとか表情筋の動かし方が似ているとかは皆さんそうなんですけど、それを更に超えた何かを感じた。ここまで滑舌とかコピーすることある?




再び現れたゴーマに立ち向かう6人。

この頃には既に連携もとれるようになっていて、難なく攻撃を重ねていく。

ギラ(中身ジェラミー)の攻撃をきっかけに無事に元に戻った6人。とどめを刺そうと構える。



……が。

突如現れたのが6人の臣下たち。

自分たちとは異なる王の前に現れ、その場で王たちを攻撃。光の加減で分かりづらいようになっていますが、思いっきり血しぶきが飛んでいる。今のニチアサってそんなことしても大丈夫なんだ。


崩れ落ちる6人で幕。

こんな異なら一生入れ替わりトンチキやっててよ!!




次回:臣下と洗脳

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