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26話 秘密に密着!遠野吠は新入社員

  • 2025年8月23日
  • 読了時間: 6分

総集編の季節だー!




【あらすじ】

その日、遠野吠は一人身支度をしていた。

着こんでいるのはカッチリとしたスーツ。指輪をジャケットの中に仕舞いながら呟く。


「俺は生まれ変わる。もう喧嘩もしねぇ。俺は、立派な東映社員になってやるぜ」


親の顔より聞いた波の音──!!




ということでやってきました、東映東京撮影所!

自分たちのテリトリーだからとドローン飛ばしまくりです。というか今回すべてのカットに言えることですが、カメラワークからもう「勝手知ったる場所でございます」が滲み出ていて面白すぎたよね。



眼鏡クイッと共に施設内に入った吠を出迎えたのは、東映のプロデューサー:関本カズ。今日から吠の上司になる人である。

なんて聞きなじみのある声なんだ。流石自称

敬語に慣れていない吠との微妙な間もありつつ、自己紹介を済ませたうえで、動きやすい恰好に着替えて現場へ向かう。


関本Pが作ろうとしているのは仮面ライダー……ではなくドキュメンタリー。

密着ドキュメンタリーでNo.1を撮りたいと豪語する関本が今回取材の題材にしたのはなんと「ゴジュウジャー」。

関本と吠が向かった先にいたのは陸王・竜儀・禽次郎・角乃の4人。夏映画の時も思ったが、働いている吠を見ている仲間たちのニヨニヨ感がめちゃ好きなんだよな。

呆気にとられつつ、自分もゴジュウジャーだとアピールした吠だったが、証拠となる指輪はジャケットのポケットの中。

証明する術がないため、すべて冗談だとあしらわれた吠。

心の底からかったるそうな顔でカチンコを鳴らしております。




【東映SPドキュメンタリー 密着ゴジュウジャー】

ゴジュウジャーたちの4人がスタジオ出演し、インタビューに答える形式の番組。

ちなみにナレーションは関本Pが自ら担当します。プロデューサーとは思えぬ安定感のあるナレである。



あなたにとってゴジュウジャーとは

竜儀は答える。「しもべ」と。全てはテガソード様の御心のままに、とのことです。

陸王は答える。トップアイドルに返り咲く願いをかけたものだと。

禽次郎は答える。青春リベンジだと。

角乃は答える。逸れた妹を見つけるのだと。


少し暗い顔になる陸王。もちろん思い浮かぶのは恩人の玲の存在である。

玲さんもしばらく音沙汰ないですが、再登場はいつになるのやら。


願いを懸けて指輪を巡って争うライバルでありながら、ともに人々を守るために戦う存在、それがゴジュウジャーなのである。



収録もひと段落。

休憩しつつ、新人社員をいじり倒す仲間たち、大変生き生きしております。

そして吠は再度自分がゴジュウジャーであると主張しますが、関本Pは「そうか」の一言でスルー。

ちょっとかわいそうな人を見る目で吠を眺めるの笑っちゃうな。



指輪はどうやって集める?


「決まってる。持ってるやつから奪うしかないでしょ」


人によってゴジュウジャーとの接し方はさまざまであったが、みな等しく「指輪を巡るライバル」。

ちなみに、テガソードへの搭乗が許されるのはゴジュウジャーだけである。


こうやって見ると、テガソードかっこいいなぁ。

CGもパワーアップしていますが、やはり従来のセットを使った爆破に余念がないのもよいです。



「この密着は、あなたと世直し、熊手真白の提供でお送りいたしました」


……まさかの真白単独スポンサー。

そして「あなたと世直し」をこの男が積極的にやろうとしたことはないだろう、未だ。



収録が終わったところで、そのスポンサー様が自らスタジオへ。

今回「も」と関本さんが言っているので、今までも単独出資していたことはあるらしい。どんな番組作ってるんだろ。


もう1人のゴジュウジャーにも取材できればよかった、と溢す関本P。

それがいるんですよ、この空間に。もう1人のゴジュウジャーが。

そう! 熊手真白である!!

あ、吠くんは座ってようね……



熊手真白様とは

ということで急遽撮影再開。

熊手真白はかつて厄災から世界を救った男。先代にして、今の世界を掌握する者。

彼の目的は、未だ乱れた世界を統治する神となること。




そんな彼の有り難い熊手様説法の最中に鳴り響く地響き。

外に出ると、そこにはファイヤキャンドル様とブーケ嬢、そして2人に従うアーイーたちがいたのでした。

……丁寧に、入場許可証を身に着けて。

東映のセキュリティどうなってんねん。



彼らはブライダン。

彼らにも臆さず取材をかける関本。「撮るな」と大騒ぎする2人でしたが、関本の熱意に押され、自分たちのことを話してしまう。

最終目的は人間界を作り直す、そのためにテガジューンに乗るにふさわしい乗り手を探しているのが今の彼らなのである。


ちなみに裏で流れているのは本邦初公開、ファイヤキャンドル様とブーケ嬢のキャラソンです。

少ししか聞けませんでしたが、ブーケ嬢の伸びやかな歌声と、ファイヤキャンドル様の荒っぽい歌声という水と油みたいな組み合わせがなんだかきれいにまとまっています。




取材料として彼らが要求したのは、東映が所有していると言われる指輪。

ということで、ブライダンの暴れん坊:ハッテサ・ブロウが登場。なおcv関智一である。自称東映のフリー声優、大暴れ。


取材される側であったゴジュウジャー、満を持して登場。


助けられた関本Pだったが、引っかかるのは明らかに1人足りないゴジュウジャーのこと。

首を傾げる彼の前に、満を持して吠が登場。

カメラ外にいる間にジャケットから指輪を回収してきたみたいです。


大騒ぎしながら吠の変身を見守った関本Pでしたが、流石はドキュメンタリーNo.1を目指す男。吠への取材チャンスは逃さない。

ドキュメンタリーの最後の1ピースを埋めるために。


吠にとってゴジュウジャーとは?


「自分の願いを見つけるために、指輪争奪戦も、ノーワン達との戦いでも、すべてにおいてナンバーワンになってやる。それが俺の戦い。俺にとっての、ゴジュウジャーだ!」



吠の言葉に心を打たれた関本Pは、東映に保管されていたゴレンジャーの指輪を吠に託す。

受け取った吠はこれを使ってハッテサ・ブロウを撃破。

ハッテサ・ブロウはというと、早口でゴレンジャーを解説したあと、戦隊の50周年を祝い、これからの戦隊にエールを送って爆散したのであった。

……ただの戦隊オタクか、惜しいやつを亡くしたな。




見事東映社員No.1になった吠。

しかし彼は、関本によってクビを言い渡されてしまう。


「こんなところで働いてないで、世界の平和守らなきゃ!」「お前は、東映なんかに収まる器じゃない!(東映の波の音)」


エモさと引き換えに食い扶持を失った吠くんの明日はどっちだ……?!




次回:ブーケ嬢に何が?

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