26話 怒りのぷっつんプリン
- _ ぬぺ
- 3月9日
- 読了時間: 7分
おにいちゃん……
【あらすじ】
人気Vtuber、カブトダンシはグラニュートだった。
ラキアの怒りポイントを的確に踏んでいく彼に、ラキアはどう向き合うのか。
【ラキア・アマルガ】
強制的にはぴぱれのバイトになったグラニュート。
カブトダンシことル・ビートとの戦闘になだれ込む。
●「撤回しろ! コメルは優しい奴だった! だから、だから……」
👔「だから見せしめに粛清されたってことかい?」
結局、ル・ビートには逃げられてしまう。
はぴぱれに帰還し、改めて浩二から事情聴取。
Vtuber:カブトダンシの中の人は浩二。
チャンネルを作成し、さまざまなスイーツを紹介していたと。ちなみにこの時のアバターは少年の姿である。ちなみにボイスも浩二くんの地声である。
……どこから突っ込めばいい?これ。
そもそもルックスが急に変わって声も全然違うならその時点で違和感に気づけよリスナー。完全に別物じゃねぇ? にならなかったのか。それともスイーツの情報さえ得られれば良かったのか。
というか、勝手に浩二くんはおのゆーボイスチェンジャー使ってるのかと思ってたけど違ったんだな。ル・ビートくんが頑張ってイケボ出してただけだったわ。
あとル・ビートくんはわざわざ自分用にアバター発注したの? 絵のタッチ的にママさん同じっぽいけど、わざわざ「大人のアバター作ってください」って依頼したんか??
さておき。
ある日、浩二がチャンネルにアクセスすると、自分のチャンネルが何者かに乗っ取られていた。
さらに、自分のチャンネルの視聴者が消えているという噂を聞き、悪用されていることを確信。真偽を確かめるためにファンを装って会いに行こうとしていたという。
まどろっこしい依頼を出した理由は、自分がカブトダンシの中の人だと悟られたくなかったから。
カブトダンシを取り戻したい浩二と、人間が手を出していい相手じゃないと諭すラキア。
ここでショウマなら当たり前の顔をして出しそうな「代わりに自分が片を付ける」という案が出てくる気配すらないのマジラキアンである。
👦「僕のカブトダンシにそんなことされるなら、死んだ方がマシだ!」
●「……なんだと?」
はぴぱれを飛び出していった浩二。
幸果さんが(ちゃんとラキアをどついてから)追いかけたが、彼はどこかに行ってしまった後だった。
さらに、いろいろと思うところのあったラキアもふらりと事務所を出て行ってしまう。
対ビターガヴ戦からなんとか帰還したショウマ、浩二探しを諦めた幸果さんはともに公園のベンチで寝ていたラキアの元へ向かう。
(この直前にショウマからラキアの過去を簡単に聞いた幸果さん。本人不在の場で彼の過去を聞いてしまったことに関して何も言及がなかったのがちょっと引っかかったんだけど……。絆斗に対するお叱りの台詞が大好きだったので、そこに矛盾してほしくなかったなぁ、でもここで幸果さんが話を聞いておかないと話が進まないし……。ショウマに「あんまりそういうの勝手に言っちゃだめだよ」みたいなフォローがあれば納得できたのかも)
口先では浩二を探さない、人間がどうなろうと関係ないと嘯くラキア。
●「じゃあこうしよう。ラキアン今日ははぴぱれでバイトでしょ。だから業務命令です。浩二くん探しに行って」
「ウチはね、みんなを幸せにしたくてやってんだ。まだ浩二くんの依頼は終わってないし、このままじゃ浩二くんは幸せじゃない。下手したら、闇菓子にされちゃうかもしれない。そんなんだったら、ラキアンも幸せじゃないじゃん。」
「手遅れになって、後悔してほしくない。ウチは、ラキアンにも幸せになってほしいって思ってるから。」
●「……分かった。俺が引き受けた仕事だ。俺が行く。」
ショウマが放ったゴチゾウを追いかけ、ラキアは浩二と合流。
思ったほど先走っていなかった彼に安心しています。座り方から笑い方までお兄ちゃんすぎる。
改めて浩二のスイーツ好きと、彼にとってカブトダンシとしての居場所が大事だったことを聞く。
👦「でも……もう、諦めるしかないのかな」
●「いや。なんでも屋がなんとかしてやる」
「大事なものを奪われたうえに、侮辱までされる気持ちは分かるからな。」
浩二は彼へのお礼を込めて、買っていたプリンをプレゼント。
好物だとしても、嬉しいからあげる、と笑う浩二に、自然とコメルの姿が重なる。
二人で並んでプリンを食べる。
●「……悪くない」
そこに、カブトダンシの新作動画が上げられる。
なんと10人限定でファンミーティングを行うという。
どう考えてもこちらをおびき寄せる罠である。
ラキアはもちろん、正面から受けて立つ。
ファンミ会場に乗り込んで戦闘開始。
エージェント睨みつけながらの変身、良すぎな。
遅れてショウマも合流し、ラキアはル・ビートを相手取る。
●「確かにコメルは愚かなことをした。だが、自分で過ちから引き返そうとした!」
何があってもストマック社と、闇菓子から離れる気はないと豪語するル・ビート。
ここで「死んでもいい」→「なら死ね」に繋がってくるの、良いなぁ。
ということで無事にル・ビートの討伐完了。
カブトダンシも浩二くんの元に帰ってきたようです。
ラキアはバイト代で浩二おすすめのプリンを購入。
●「ねえラキア、はぴぱれのお手伝いしてみてどうだった?」
●「人間にもいろいろいるのは分かった。……まあ、こっちの世界も悪くない」
【辛木田絆斗】
絶不調の2号。
この不調は酸賀さんも予想外だったようで、ヒアリングの実施が行われました。
(ここの予想外、な酸賀さん、本当に久方ぶりに本音を見た気がする)
絆斗曰く、落ち着いているときは落ち着いてるし、なんなら変身している間は絶好調。
一気にブーストかけられる代わりに反動が大きいタイプかな。
ひとまずゴチゾウは酸賀さんが回収、彼が再調整してくれることでサクッと話はまとまりました。
その間の返信用ゴチゾウはショウマから借りてほしい、という酸賀。
けれど絆斗は、まだ彼との関係性に折り合いがついていない。
●「まだ使う。……いや、負担少ないのも欲しいけど」
こうして孤立していくんだよなぁ、絆斗は…………。
【酸賀研造】
絶賛活動中のマッドサイエンティスト。
チョコルドゴチゾウをどう改良しようか考え中。チョコで統一するのは決めているっぽいです。
久しぶりにやってきたのはニエルブ。最近バタバタしていて来られなかったそうです。
ちょっとやつれてる気もする。大変だったもんね、部下周りでいろいろと。
●「ニエルブくんに倣って、俺も人造眷属の研究、始めたんだよね」
👓「ふ~ん、ずいぶん彼がお気に入りだね。僕はあまり魅力を感じないけど」
●「そう? でも俺にとっちゃ救世主、になるかもしれない貴重な人間。」
画面に映るのは分裂を続ける細胞の映像。
アンタどれだけストック抱えてるんだよ…………!
ニエルブ帰還後。
●「ねえねえ、見て。眷属作れたよ!」
●「チョコチップクッキー」
研究所の奥から出て来た彼の後ろからついてきたのは2人のビターガヴ。
あの口ぶりから察するに、今まで彼が作ってきたゴチゾウの製造元はビターガヴ? もちろん、チョコルドも。
そしてそれを、研究所の入り口から、絆斗は見てしまった。
【以下雑記】
🍭カブトダンシ。小野さんのお声が改めて聴くとカブトダンシもル・ビートも同じ声帯だなぁ、って思わされる塩梅がめっちゃ好きです。
🍭そして配信画面を確認したら、「スイーツ作り挑戦」というサムネを発見。ル・ビートくん、あのがっしりした体でそんな動画も作ってたんや……。普通に配信者として結構頑張ってるのじわじわ来てる。
🍭今日はケーキを食べたショウマ。ちょっとずつ回復に向かってる?
🍭今回はアイスケーキ状態の変身を披露。ホイップ兵の前掛けの柄を変えてソフトクリームに見立てるの、よく考えたなと思う。
🍭そしてでっかくなったソフトクリーム兵にオオグマスカイブルーみを感じてしまった私です。脳内救世主すぎる。
🍭「浩二くんの配信」をさらっと「カブトダンシの配信」に言い換える幸果さん、好。中の人などいない。
次回:1作品で戦隊→ライダー経験者が2人もいることそうないよ。あとビジュで誤魔化されてるけど実は演者の年齢かなり上の方のライダーが爆誕したんじゃないの?🍪
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