24話 学園を騒がす快盗さ
- 2025年8月3日
- 読了時間: 7分
アクション最高最高最高
【あらすじ】
真夜中の校舎。逃げ惑う女子生徒の前に立ちはだかったのは1人の怪盗。
そしてそれを追いかけるのは1人の警察。変身を解いた彼は「会長」と呼ばれており……
【一河角乃】
ここはテガソードの里。またの名を、一河探偵事務所出張所。
本日の依頼人は1人の女子高生。
依頼内容は、様子のおかしい自分の学校を調査してほしいというもの。
生徒たちはみな「学校が楽しい」と言っているという。それだけなら単に良い学校なのですが、問題はその結果家に帰りすらしないこと。
依頼人である彼女は先日気が付いたら帰宅していたというが、それは実に半年ぶりのこと。これについては両親からもお咎めなしだという。
この依頼、禽次郎が勝手に受領。
青少年の青春を奪う存在は許せないとのこと。お爺ちゃんのそういうところが好きだよ……。
ということで、ゴジュウジャー一同は慧海学園へとやってきたのでした。
……もしかしてこの学園名、「圭一郎」と「魁利」からとってます?
割と正統派なセーラー服&シャツスタイルの角乃と禽次郎、
白ブレザーの陸王、短すぎる学ランの吠、学ラン+パーカーの竜儀。分かる。分かるぞ。
ちなみに吠の服はフォーゼ放送当時に使われていたものだそうで。よくこんなきれいな状態で……という気持ちと、だいぶ昔の作品とは言え主人公が着用していた衣装の使いまわしってありなんだ?!の気持ちがある。
さて、校門をくぐった一同。その後ろからまぶしい光が降り注ぎ……
そのころ、先に校舎に入っていた角乃&禽次郎コンビ。
まず最初に出くわしたのは、冒頭にも登場したパトレン1号こと晴渡一輝。この学校の生徒会長であり、学園ポリスのリーダーを務める生徒であった。
眉毛の凛々しさが圭一郎みがある方である。ちなみにウルトラマンとプリキュア経験者らしい。あとはライダーだけか。
禽次郎の機転で2人はこの学校の入学希望者を装い、晴渡に学校を案内してもらうことになりました。
そこで見たのは……
男女も、生徒も先生も問わず笑顔と愛嬌を振りまき、完全に乙女ゲームの世界を構築している陸王。
演劇部に入部し、テガソードを信奉する弥栄竜儀。
普通に授業を受けた後、ヤンキーに絡まれたり、喧嘩したり、先生からの愛を感じたりと王道ヤンキー学園物をやっている吠。
●「禽じい。おかしいでしょ、あいつらの様子」
……そうか? 通常運転じゃないか??
さて、外を歩いているときに見かけたのは、用務員らしき男性。
晴渡が妙に強く当たる彼の名前は晩堂深也。バケツを落としたり、もたもたとそれを戻したりと、全体的にどんくさい雰囲気が漂いますが、実は彼はかつての校長。
しかも名物の熱血教師。さらに晴渡の師匠であった。
なお演じるのはレジェンドスーツアクターの高岩成二さんである。こんなモブがいて堪るか。
🚓「この人は捨てたんです。校長の座も、生徒と学園を守る責任もすべて。学園の平和と青春は僕が守る。あなたはもう用済みだ」
「平和」などと物騒なことが起こっていることを匂わせる彼に改めて事情を問うと。
最近、学園に「怪盗」が出ているという。攫う対象は生徒。
晴渡は怪盗から学園を守るために活動しているのだった。
晴渡たちと別れた角乃と禽次郎は、体育館で何故か組体操をしている吠と陸王、竜儀と合流。
そしてそこにいたのは教頭先生……青春ノーワンであった。
生徒たちを青春の中に閉じ込め、自分を教頭であると認識させたうえで暴れまわっていた犯人である。
彼のビームによって青春の餌食になった角乃と禽次郎。
そこに乱入したのはルパンレッド。彼を追ってやってきたのはパトレン1号。
生徒会メンバーを巻き込んだ戦いの末、ルパンレッドはゴーカイジャーのセンタイリングを使用して角乃と禽次郎をレンジャーキーにしてから回収し逃亡。
世直しの気配を察知して合流したゴジュウポーラーと共に学校を後にする。
目まぐるしく回転するカメラにドッカンドッカンの爆発、坂本監督節が効きまくってますね。最高。
到着した先は小さなアパート。
ルパンレッドは角乃と禽次郎を元に戻し、ルパンレッドの力を使って「リリース」し、2人を正気に戻す。
ルパンレッドの正体は晩堂であった。予想通りである。
ノーワンたちは突然現れた。
中身はおそらく本物の教頭。そして彼が飲み込まれる瞬間には晩堂も立ち会っていた。
全てを奪われた彼は命からがら逃亡。その先でルパンレンジャーのセンタイリングを発見した。
晩堂は指輪の力を使って、ノーワンから生徒たちを正気に戻す活動を行っていたのであった。
話しぶりからして、この件以外にも複雑な事情がありそうな予感である。
それにしても「すべてを失った」という点でルパンレンジャーを重ねてくるとは思わなかったな。
奪われたものを奪い返すため、晩堂はゴジュウジャーと共闘を持ちかける。
そのためなら、願いはかなわなくてもいい、と。
まあ、おそらく目標達成=願いなんだろうから、彼にとってはそれで良いのでしょう。
●「分かった。しかし、あんたのために戦うんじゃない。僕は怒ってるんだ。若人たちの本当の青春は、今しかないのに。それを奪っていいはずがない」
禽次郎、本当に良いキャラしてるなと思うよ。
本人がパリピとして学生生活をエンジョイしなおしたいと思っているところとか、彼自身に高校生の孫がいるところとかが上手く発言に昇華されていて。
改めて計算すると、禽次郎が学生生活を送っていた時代は1950年代半ば。戦争から10年程度、経済は軌道に乗り出した時期みたいだし彼自身はちゃんと学生生活遅れていた人だと思うのですが、それもきっと「ギリギリ送れていた」世代なんだろうな、と思ったり。
事情を知って怒り心頭の禽次郎をまんな兄、ゴジュウジャー出撃。
やはり変身しながらのアクションは良いです。
1人ずつ変身してくれるから微妙に違う変身音もそれぞれ聞くことができてよきです。
禽次郎は吠と(イメージとして河川敷で)拳で殴り合い、隙をついて仲間たち全員の「リリース」に成功。
学園生活だけが青春であるものか、と啖呵を切り、仲間たちと共に青春ノーワンを撃破。
本日のロボ戦の相手は吠の担任。
ホログラムを使ってごまかしていただけで、実はアーイーだったそうです。
テガソードアカツキで出陣したところ、ホログラムによって周りは一時的に燃え盛る江戸の町に変貌。
「この歴史の出来事はなにか?」と問われ、吠は「初めての青春は楽しかった」という感想と共に、アーイーが授業内で「テストに出る」と強調していた「明暦の大火」と回答。
燃え盛る炎の中を闊歩するアカツキを撮るためだけにセットから小ネタまで仕込んでるの流石に気合が入りすぎではないだろうか。
燃える木の柱が倒れるカット、かっこよすぎな……。
青春ノーワンが倒されたことにより、生徒の洗脳が次々に解けていく。
そこに現れたのはド根性ノーワン。なんと2体目のご登場である。
爆炎を背負って登場した彼を見て、自分が操られていたことを察した晴渡はド根性ノーワンに殴りかかるが、返り討ちに遭ってしまう。
危機に陥った彼を助けたのはルパンレッド。
攻撃に耐えきれず変身が解けた晩堂を見て、晴渡は絶句するのだった。
【以下雑記】
助け出された教頭先生が倒れた場所で後ろに貼られていたポスターですが、あまりにもやりたい放題で笑った。
💍ぶいえす『王様と恐竜』=映画「キングオージャーVSキョウリュウジャー」
💍高岩成二『おはよう、眠れるライオン』=ドラマ「グッドモーニング、眠れる獅子」
💍桂正和『羽男』=ドラマ「ウィングマン」
💍ももつきなしこ『よーいどんな』=TTFC限定作品「ヨドンナ」
💍????『黒い狐』=映画「BLACK FOX Age of the Ninja」
💍??プロ『超人ジード』=ウルトラマンジード
💍利倍巣『戦う家族』=仮面ライダーリバイス
💍桜庭一樹『レッド×桃色』=映画「赤×ピンク」
💍りおさま『漆黒の天zzzzzz』=映画「漆黒天‐終の語り‐」
💍浅井星光『英雄の傳』=映画「英雄傳」
💍電波久美『白い魔女学園』=ドラマ「白魔女学園」
💍ようじゆきたん『シノビとサメ』=映画「妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク」
💍?????『文豪と野良犬』=映画「文豪ストレイドッグス BEAST」
💍やまだゆうき『世代戦争』=ドラマ「SEDAI WARS」
💍わん『モブと最高の100』=ドラマ「モブサイコ100」
これで全部。すべて坂本監督が監督でかかわっている作品ですね。
作者名もマジの作者だったり、主演の名前だったり……。一部ピンボケで読めてないけど。
個人的には「リバイス」をもじっているやつと、主演から連想して「りおさま」あたりが好きですね。
次回:永遠の青春の真実
コメント