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20話 突入!闇菓子工場へ!

  • 執筆者の写真: _ ぬぺ
    _ ぬぺ
  • 1月26日
  • 読了時間: 5分

最悪!最高!!




【あらすじ】

大量失踪事件が落ち着いてきたここ数日。

ヴラムに何か響くことがあったのではないかと考えるショウマ。絆斗の反応が気になりつつ、目下のところ一番の問題は相変わらず所在の分からないタケシの存在。

幸果は仕事としてチラシを作って配布しているところだという。

ショウマはゴチゾウたちと共にストマック家のアジトを探し始める。




【ショウマ】

ゴチゾウに連れられてやってきた先は、ラーゲ9の潜伏先。


「この間の話、答えは決まった?」

「……。」

「良かった、迷ってはくれてるんだ」



結論が出ないラーゲ9を連れ、ショウマが向かった先は幸果さんのもと。

チラシ配りのメンバーにはタケシの両親も加わっていた。


「君には分かるだろ? あの人たちの痛みが」


人間なんてバイトを始めるまで知らなかったからどうでもいい、と返すラーゲ9だったが、

チラシ配り中にこけてしまったタケシの姿を見て、弟を必死で探していた自分を重ねる。

とはいえ、被害者たちは既に納品済み。


「なあ……コメルは、どうして死んだと思う?」

「……人間をさらうのを、やめようとしたんじゃないかな」

「……あいつは、優しいやつだったからな」


嗚咽を呑み込んで、ラーゲ9はショウマの願いをかなえるためにはストマック社に乗り込まなければならないという。

ここまで(記憶に間違いがなければ)、ラーゲ9が一言も「殺された」って表現をしていないのが辛いなと思う。


「俺はショウマ。君は?」

「ラキアだ。」

「行こう、ラキア」



とはいえ、ストマック社に行く方法は双方分からない。

勢いで飛び出してきちゃったショウマと、バイトとして必要最低限の情報しかもらえていないラキアである。

それにしてもここの「俺も分からん」の間から、既にラキアくんの天然な一面が見えてきている気がする。


まずはラキアの案内で彼が知る集積所に向かう。

そこにやってきたエージェントの後を追跡し、彼の後を追って扉を開いた

……が、そこはただの公衆トイレ。静かに開く便器の蓋が悲しい。

直前の描写の通り、エージェントが扉に何かを念じることでただの扉がワープ用扉に変化するようです。

ラキアが試しに真似てみるも失敗。

諦めようとしたものの、ショウマは成功。なるほど、ストマック家の特殊能力……。



無事にグラニュート世界に到着した2人。

若干迷子になりつつも無事に向上にたどり着く。

妙に足取りが確かかつ電子錠も躊躇いなく開けられるショウマに対してちょっと不信感を抱くラキア。

ともあれ、お互いに協力しつつ進んでいく。


エージェントの影が見え、思わずショウマの腕をひっつかんで物陰に引っ張るラキア。

瞬間、ショウマの脳裏に幼い頃の記憶がフラッシュバックする。

母親を呼ぶ自分、彼の手を掴む女の人、「一緒に迎えに行こう」、……


(今の……絆斗のお母さん? なんで?)


エージェントの襲撃を受けつつ、なんとか工場に到着。

タケシを含めたヒトプレスの回収には一旦成功した。


👠「勝手に触らないで。闇菓子に使う貴重な原材料よ」


グロッタ工場長、満を持して登場。

そしてラーゲ9を煽る煽る。


「俺はラキア・アマルガ。闇菓子に翻弄され、お前らに殺されたコメル・アマルガの兄だ!」

👠「コメル? ……誰?」


グロッタ姉さんをかばうわけではないが、完全分業制を敷いているストマック家なので本当に「誰?」状態なんだろうなぁ。

聞くとしたらシータとジープじゃないと情報知らない気がする。


闇菓子に手を出すのもはまるのは自己責任、と言い放つグロッタ。

バチバチのまつ毛と目力がマジで怖いよ姐さん。


ショウマとラキアは手分けしてヒトプレスを回収して脱出。

適当に開けた扉の先はライブハウス。

ライブハウスを荒らしまくりつつ戦闘開始である。

今回グロッタの怪人態が解禁になりました。クラーケンモチーフとのことで、吸盤いっぱいのデザイン。触手をうまいこと組み合わせて腰回りががっしりした結果全体的に女性らしいフォルムになってるの好き。イカモチーフの怪人にはずれって少ないよね🦑


ラキアはニエルブから渡されたばかりのぷるゼリーゴチゾウを使用してゼリーカスタムに変身。

テレ朝公式サイト曰く、

生命維持を司る器官への凄まじい負荷と引き換えに全身の透明化が可能。この負荷は時間経過とともに指数関数的に増大し、長時間使用した場合、命の保証はない。

ひえ……。

丁寧に心臓締め付けるCGが入るの怖すぎる。(書いてて思ったけど、「心臓」って言い方で合ってるのかこれ)



場所を移動し、ガヴ・ヴラムと共にグロッタと交戦。

そこに、SNSで情報を得た絆斗が合流したが、


「……なんでショウマがヴラムの手助けを?」



流石にそう簡単にトドメはさせなかったものの、グロッタの鎌を破壊したことで彼女は撤退を決意。


👠「思ったよりやるじゃない。赤ガヴ、腐ってもストマック家の末っ子ね」



動揺するラキア、そして絆斗。


「どういうことだよ?」

 「お前、グラニュートなのか? ストマックの弟ってどういうことだよ?! 何とか言え!!」


衝動的にショウマを殴り飛ばす絆斗だった。



一番最悪な形で正体ばれしましたね。

まあそうなると思ってたけどね。

事情が分かれば仲直りの余地はありそうなんだけど、それまでが結構大変そうなのよね。

あと、今回浮上した絆斗ママ問題も。ショウマがこのことをすぐに打ち明けられるのか微妙なところだよなあと思う。




【以下雑記】

🍭今日のガンバレジェンズのCM、ショウマが「ラキア」って呼びかける台詞が追加されてて良き。


🍭目を覚まして早々に「ショウマに変なことをしていないか」を酸賀に確認する絆斗。

してないよぉ、と不服そうな顔をする酸賀。テーブルの上にショウマの髪の毛と彼が血を拭ったガーゼが置いてあって笑うしかない。

変なことはまあ、してないかもしれんが……。


🍭ホイップ兵の槍にカメラ付けて撮影するの好きだ。楽しい。




次回:ひさびさの闇落ちフォーム

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