20話 王と王の決闘
- _ ぬぺ
- 2023年7月16日
- 読了時間: 4分
素面アクション最高だ…………。
シュゴッダムでは現在、ラクレスとスズメの結婚式が執り行われていた。
あまりの急展開である。
ラクレスの狙いは、国中を祝賀ムードに持って行って支持率をあげる事。
そして、カグラギに釘を刺しておくこと。
結婚式に参列するカグラギ殿のなんとも言えないお顔にじわじわくる。
というかトウフ国って、礼服の方が普段よりも華やかさから遠のくの面白いな。簡素になっちゃってるじゃん。
ラクレスは、カグラギにランスを戻すように要求。
これを聞いて困ってしまったカグラギ。
ジェラミーに事の次第を話し、「他の王には伝えぬように」と一言添える。
きちんと行間を読み取ったジェラミーはそのままンコソパへ。ヤンマ(と通信越しのヒメノ)に全部打ち明けて去っていく。
一方その頃、ギラは一応まだ反逆者なのでゴッカンの牢獄の中にいた。
リタ曰く、前回の状況なら上手い事ラクレスを捕まえられたのに、ギラが決闘裁判と言い出したせいで捕まえられなかったと絶叫。
ギーツに引き続き、「独断で余計な事したせいでいろいろ拗れる」展開が続きます。
決闘開始。
ラクレスが望むのはギラの王家追放及び捕縛。
ギラが望むのはシュゴッダムの玉座。
ラクレスはクラウンを装着し、ボシマールにも頼んでいたランスの到着を待ちつつ戦闘。
国民は、前回のラクレスが動かなかったことを受けてギラ派が増えている様子。
一方謁見の間ではスズメも決闘裁判を見守っていた。あの短いカットだけで、ああこの人は本気でカグラギを信じていて、だからこそ本気でシュゴッダムに骨を埋める気なんだ……って噛みしめたよね。
ギラはOPをBGMにしてラクレスを追い込む。
それでも降参しない彼に、今までの罪を晒して国民に誤れば自分が降参する、と言う。
邪知暴虐っぷりは許せなかったけれど、自分の記憶の中に居るラクレスが忘れられないのも事実。だから、もう一度やり直してほしいと。
しかしラクレスがそれに頷くはずもない。
「甘すぎて反吐が出る!」っていう台詞と共に重すぎる剣の振り回し方を披露された瞬間、もう私はスタンディングオベーションするところでした。
その裏では、カグラギがランスを運んでいた。
そこに立ち塞がるヤンマとヒメノ。あの反応を見るに、この人たちはまだ行間が読めていないらしい。
カグラギのふりをしていたのはジェラミー。彼がランスを届ける作戦に一役買っていた様子。
が、そこにサナギムたちが乱入。そのうえラクレスから直々に命令を受けたボシマールも乱入。すったもんだの末、ボシマールがランスを回収して離脱。
パンツにあんな可愛いワッペン付けてるのに、しっかりしてんな……。
ランスを持ったボシマール、2人のもとに突撃。傍から見たらどう見ても2人に危害を加えようとしている人間の走りっぷりなんですけども。
ここでジェラミーとカグラギの作戦決行。
ギリギリのところで仕掛けが起動。ランスはジェラミーが作った偽物であり、その中身はクラッカー。
驚いて正体を現したボシマール、なんとカメジムであったのでした。
しかも本人が「ボシマールは既に骨」、そして東映公式ブログでも「1話から既にいろいろ仕込んでいた」という発言がありめちゃくちゃに驚いております。これ気づいた人いたの?!
そしてラクレス、なんだかんだボシマールのこと大事に思ってたんだなあ、などと思ったり。
敵はその場に居合わせたヤンマ・ヒメノ・ジェラミーが引き受け、決闘裁判は続行。
その中で、ラクレスは「民は道具」論を展開。これがシュゴッダムに中継されていたことで国民からの不興を買う。
ギラは国民のエールも味方につけ、カグラギが持ってきてくれた本物のランスとクラウンでラクレスに勝利。
シュゴッダムの王となる。
とはいえ、ラクレスは谷底に落ちただけだし、
冒頭の「ランスは城に不可欠な鍵」っていう発言にもなんらかの意味があるはず。
「神の怒り」関連の情報を握っている最有力候補でもあるわけだし、絶対に戻ってきてくれると信じております。
次回:予告の情報が多い
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