16話 ムラサキの始末屋
- _ ぬぺ
- 2024年6月16日
- 読了時間: 4分
やっぱり追加戦士ってのはカッコいいな
いつものようにレースの練習に励むブンブンジャー。
そこに調さんから連絡が入る。宇宙から未知の飛翔体がやってきた。しかも、それと同じシグナルを出す存在がレースに乱入。謎の物体は爆速でブンブンジャーを蹴散らして颯爽と走っていく。記録を確認しても速すぎてちゃんと撮影できていないときた。
ひとつ確実なのは、謎の物体がブンブンジャーと同じブンブンシグナルを出していたということ。本人に心当たりはないものの、ブンブンが作ったものではないか、と。
そんな中、高いところから街を眺める紫色のタイヤ人間とメカ。
久々の故郷だというのにあんまり嬉しそうではないタイヤ人間。彼はシグナルを受信して急にテンション爆上げ。「こいつはカオスだ!」と喜んだ後、シグナルの発信源を探しにレッツゴー。
ブンブンジャーたちと同じく届け家業を請け負っている割にそれをいったん放置する当たり(しかも届け先の様子を見るにシンプルに遅れているのに)全然気にしていないのが5人との対比で良い。
ということでタイヤ人間、街へ出撃。
子供のために木に引っかかった風船を撮ろうとしていた錠の前に現れて先に風船をゲット。
喫茶店でのバイト中にこけたミラをスマートに助け、ついでにカップも全部キャッチ。
玄蕃よりも先に調達を完了させ(届け先が「宇良切(うらぎり)産業」なの最悪すぎで笑う)、
スパイのシャーシロを追跡し、彼が尾行を撒いても先回り。彼だけなんか関わりが薄くね?と思ったら東映ブログでも「何でこの顔できるの君は。」とか言われてて笑ったよね。
最後にタイヤのもとへ。さすがはタイヤ、彼より先にお届けは完了させていたみたいですが。
唐突にタイヤに襲い掛かった彼。
ブンブンジャーたちのことを期待外れだとサラッと流します。
お遊びです、みたいなこと言いつつも結構ガチっぽい彼と、マジっぽいのに楽しんでるのがわかるタイヤ。これは次回以降良い喧嘩してくれるんじゃないの?
男は「焔先斗」と名乗ってその場を立ち去る。
ファッションも立ち居振る舞いも厳ついのに全体的にチャラめな言動、でも腹の中では何を考えているのか分からないミステリアスな雰囲気と底知れない感じ、自分を一番だと信じて疑わない不遜な態度、それをすべて爽やかで妖しげなスマイルで誤魔化す態度。
このアンバランスなバランス感覚がたまらなく好きだ。既に沼が見える。怖い。
これを見ていたブンブンは何やら愕然としております。
続いて先斗が相棒のビュンディーと共に現れたのはなんとハシリヤンのアジト。
お届け先はこちらだったようで。なんなら、お得意様みたいな言い方してます。
そしてブンブンジャーの存在を聞いてなにやらカオスが転がりだしたと大喜び。
「宇宙一の始末屋」を名乗る。表のことも裏のことも問わす始末をつけるのが彼の仕事なんだとか。
「スパイ」に続いて出てきた日曜朝とは思えない肩書。シャーシロは今のところ、仕事内容はぼかす代わりに仕事にあたる態度をしっかり描くことで何とかしている感はありますが、こちらは「要は何でも屋」みたいな感じで行くんだろうか。
さて、紫組が届けた荷物は伝説の妖刀。
これを使ってソードグルマーが誕生。
ギャーソリンを集め、他人の攻撃を吸い取って力にするというなんとも強敵です。
そのころ、ブンブンジャーは情報収集に励んでいた。
シグナルの発信元は先斗が持っていたブンブンコントローラーで間違いない。
ブンブンが作ったものの不良品だということで廃棄したはずのものらしい。
更に、先斗は10歳の頃地球で行方不明になっていることも判明。
ともあれ、敵が出現したので5人は出撃。
自分たちの攻撃がことごとく吸収される状況に翻弄される彼らの前に、満を持して先斗登場。
始末屋ブンバイオレット、変身である。
ということで単身戦闘開始。
彼が届けた剣でこうなっているんだから、どう考えたってマッチポンプなんですけど、ここまで彼がカオスを求めまくっていることが分かり切っているので大してヘイトにならないのすごい。
戦い方はスマートかつ容赦なし。
コントローラーから流れる音声がなんだかアーケードゲームのガイド音声みたいで楽しい。
というかこの作品、味方陣営が松本梨香さんと花江夏樹さんなの改めてすごい。全力で子供を仕留めに行っている。
無事に勝利した先とが望むことは、ブンブンコントローラーの作り手:ブンブンに会うこと。
ビュンディーはレーサー時代のブンブンの前を走るライバルだったようで……?
すごい、この30分で我々の心をわしづかみにしていきやがったぞあいつら。
これは来週も楽しみだ……!
次回:因縁とマッチョ
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