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16話 ノエルのおくりもの

  • 執筆者の写真: _ ぬぺ
    _ ぬぺ
  • 2024年12月22日
  • 読了時間: 5分

スーパー戦隊OB回はまだ続く




【あらすじ】

絆斗がロジョーにさらわれた。

行方が分からない絆斗を案じつつ、ショウマは彼との向き合い方にも悩んでいた。




【辛木田絆斗】

誘拐された男。

拘束+武器を奪われるという状況に一瞬狼狽えたものの、ロープがあっさりと解けたことで冷静になりました。

この仕事の雑さ、さすがロジョー氏である。


帰ってきたロジョーに気づき、一旦気絶したフリをする。

ロジョーと共にやってきたのはジープ。

「赤ガヴを捕まえる」というロジョーの言葉を信じてエージェントを貸し出していたらしい。

が、やってきたらいたのはヴァレン。当然お怒り、そしてその場を去る。


ちゃちな作戦が台無しになってデカい独り言が止まらないロジョー。

おかげで情報収集が捗る絆斗。しばらく気絶したフリを続けることにしました。



途中、やってきたエージェントに「ランゴと話がしたい」と訴えるロジョーに加勢するため、ようやく起きたフリをしてガヴの情報を渡す、と命乞い。

が、エージェントは一蹴。

ロジョーの八つ当たりを受けて再び撃沈したのでした。

ここのロジョー氏の回し蹴りに、無いはずのオレンジ色のしっぽが見えたのは私だけではないはず。


そんなロジョーのジャケットのポケットからゴチゾウが滑り落ち……




【ショウマ】

まずはデンテの元へ。

おじさん、しれっと闇菓子が自分の作ったものだと暴露してます。え、これ初出し情報だよね??


ロジョーのことも問題だが、絆斗に自分のことを言えていないことも引っかかっている。


🐊「それは言わんほうが良いかもな。」

 「知られたら次にヴァレンが狙うのはお前さんじゃぞい」


それもそうなのよねぇ。



はぴぱれに戻ったショウマは、浮かない顔を幸果に指摘される。

肝心の部分はぼかしつつ彼女に相談したところ、


「友達ってそういうもんじゃん」

 「みんな喧嘩くらいするっしょ」

 「悪いなって思ったら謝ったらいいんだよ。『ごめんね』って」

 「届いてないって思ったら何度でも言うんだよ」

 「思いやり。」



彼女の言葉を受けて、ショウマは昼食もそこそこにはぴぱれを飛び出す。

ブシュエルと合流して絆斗が捕らわれている場所へ。

怪力で門を開けるのかと思ったら純粋に中の人の身体能力で潜入しててちょっと笑った。


建物の中でロジョーと再会。

今度は躊躇いなく倒そうとするが、絆斗を人質にとられている状態。

一方的になぶられそうになったが、彼の発言に思い付き、途中で気絶したフリをして絆斗のもとへと運ばれる。


ロジョーがその場を離れたところで、拘束を解いて絆斗を起こす。


「余計なことを!」

 「もう少しでやつらの世界に行けるんだ! ストマック社に乗り込むチャンスなんだよ」

 「やつらの将来を調べるためだ。あいつらのひどさがはっきりわかればお前だって迷わずかたきを討てるだろ!」


絆斗を助けたかったショウマと、

ショウマが躊躇いなく敵討ちができるようにしてやりたかった絆斗。

思いやりゆえの、致命的なすれ違い。


「ごめん! 俺が間違ってた」

「いや、俺の方こそすまなかった」



ということで仲直りはしたものの、まだ今後の方向性については意見が合わない2人。

ショウマはストマック社に乗り込みたい絆斗を、「情報が無くて危険だ」と説き伏せる。


「言っただろ? 生きててこそだって。」



このタイミングで帰ってきたロジョー。

彼を倒すために2人同時変身。

ロジョーの硬い殻に苦戦したが、ここは満を持してブシュエルの出番。

仮面ライダーヴァレン ブシュエルフォームとなった絆斗がクリスマックス片手に無双。

クリスマスケーキ姿になった2人は無事に勝利を収めたのでした。



その夜。

無事にはぴぱれは「いつもの3人」でクリパを開催。

この前のパーティーに比べて端っこの方でちんまり開催してて面白かったです。


しかし絆斗の胸には疑念が残る。

「嫌がっていた」という形容がふさわしいほどの、ショウマの拒否っぷり。

彼は何かを知っているのではないか?


そしてショウマも。

また自分のことを言えなかったというわだかまりが残る。



正体ばらしは絶対に早い方が傷が小さくて済む。

最悪なのは中が深まってきた後に“第三者から”真実を告げられるパターンだと思うので、それだけは避けてほしいな。

……でもこの脚本は避けてくれないんだろうなぁ。





【ラーゲ9】

無事に初仕事をこなし、納品を済ませました。

評価は上々。規模が大きい狩りをやるタイプなのでバレないように気を付けろ、という忠告がランゴからあったものの、質も量も申し分なし。

寧ろ期待に応えてくれたということで、おそらく番組開始史上一番ご機嫌なランゴ様である。



その頃、ラーゲ9本人は映画館に潜入。

イケメン俳優:押切時雨主演の映画がかかっているシアターにやってきました。さすがにキラメきすぎてるぜ。

サクッと全員確保してその場を去る。

相変わらず人がある程度いる、撮影されるリスクの低い閉鎖空間を選んでいやがる。


🎥👩「本当に落としたい相手は私じゃないでしょ?」


おかげで闇菓子をゲットしたラーゲ9。

エージェントが立ち去ったことを確認して、肩の力を抜いて階段に座り込む。

闇菓子の箱は中身を一瞥した後放り投げる。


「この調子でもっと信用されるようになれば……」


……まさかの、闇菓子中毒になっていないグラニュートと来たか。

そういえば初登場の時も闇菓子欲しがってただけで食べてはなかったけど。言われてみれば。

彼の目的は今のところ打倒ストマック家ってところかしらね。



その裏では。

ニエルブがデンテの資料と酸賀の資料を片手に何かを作成していました。


無事に完成したそれは、プリンのゴチゾウを模した何かと、ベルトのようなもの。


👓「これを最もうまく使えるのは……やっぱりフィジカルデータ的に、興亜逸材だよね、ラーゲ9くん」




次回:そのモチーフでこんなに凶悪になりますかね🍮

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