16話 10才の裁判長
- _ ぬぺ
- 2023年6月19日
- 読了時間: 3分
重い重い……。
イシャバーナ職人手作りの「ちびもっふんプレミアム」が欲しいリタ様。
彼女は即位してから15年を迎えようとしていた。
呼び出して尋問したのはシロンという男性。
なんとイシャバーナ出身の医者であり、前国王:カーラスの夫。
カーラス殺害の容疑で終身刑を言い渡されており、年に一度再尋問が行われているという。
既に情報がだいぶ多い。
ちなみにシロンさん・カーラスさんの中の人はそれぞれドライブの仁良さん・りんなさん。
衣装のせいもあるだろうけれど、気づくまでにだいぶ時間かかったよね。役者さんってすごいや。
カーラス殺害に使われたとして押収されていた毒薬。
改めてこれを確認したリタ様はもしや、と気づいてイシャバーナへ直行。
ヒメノに毒の解析を依頼する。
結果はリタの予想通り。
ゴッドスコーピオンから採取された毒であり、イシャバーナが誇る毒薬のデータベースの中でも一致したのはヒメノの両親殺害に使われた一例のみ。
すなわち、シロンは「神の怒り」実行犯と何らかの繋がりがある。
結論から言うと、半分正解、半分不正解。
カーラスは本当は生きている。
しかも、「神の怒り」の犯人を把握しており、法では裁けない悪を監視するために死んだように見せかけて、表に出ないところで裁判長としての役目を全うし続けている。
どこにいるか(そしておそらくそれが誰なのかも)シロンは知らない状況。
5歳からカーラスたちの側近として働き続け、10歳で即位して15年働き続けてもなお自分がなぜ王になったのか分からなかったリタ。
カーラスから、リタの慎重さを買われていたことをようやく知ることができたリタは、シロンに無罪を言い渡す。
シロンさんも、「妻への愛ゆえ(要約)」と言っていたものの、15年もリタの成長を見守り続けていたのだと思うとその根気強さと莫大な愛に脱帽ですよ。
そして「法で裁けない存在」ってなんだろうね…。
一部では未成年って言われているけれど、それならもう逮捕できない? 時効?
人ではないとかが無難かなあ。
ラクレスが神の怒りに関連してるのはほぼ間違いないと思うんだけど、何かしら一ひねりあると踏んでいるのでね。
シロンを逃がさないために活動していた「雪かきの妖精さん」ことヲゲラジーム。
シロンを守るために戦うリタ様が、いつにもまして威圧感がすごいのが好きだ。
一件落着後。
ヒメノはリタが自分の「神の怒りは人災」という、世界の一般常識に照らせば妄言ともとれる言葉を信じてくれたことのお礼として、ちびもっふんプレミアムを贈呈。
中立故受け取れないと挙動不審になりながら言うリタだったが、「じゃあゴミだから捨てといて」と言い残すヒメノ。
ぼそっと「ありがとう」を言うリタ様が可愛い。
公式でも言われているけれど、これでリタ・ヒメノが仲良くなった感はあるので、もっと絡んでくれたら嬉しいな。中の人のTwitterでのやりとりをみていると特にね。
モルフォーニャもリタのためにちびもっふんプレミアムを買おうって提案してくれているし、どんどんリタの周りに人が増えていくのが嬉しい。
一方、バグナラクに和平交渉を結びに行ったラクレス王。
何やら交渉してきたらしいがその内容は不明。
ただし、ンコソパにやたら敵が現れた事実を鑑みるに、まあ間違いなくンコソパを売っていますよあの男は。
ここからヤンマと交渉するんだろうというのは想像に難くないが……。今まで完全にアウトなことは一切やってこなかったラクレス王、そろそろ道を踏み外しそうで怖いね?
最後にTwitterでいろいろ言われていたから1つだけ。
5話ぶりに露となる、リタの隻眼!
という公式のコメントにテンション上がっている人には申し訳ないけど、
(1)一つの目。独眼。一隻眼。 (2)ものを見抜く力のある一眼識。また、一種独特の見識。一隻眼。
"せき‐がん【隻眼】", 日本国語大辞典,(参照 2023-06-19)
「隻眼」って「片目が潰れている」って意味じゃないよ…………。
次回:総長……?!
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