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14話 神聖従者と、テガソード伝説!

  • 執筆者の写真: _ ぬぺ
    _ ぬぺ
  • 5月28日
  • 読了時間: 6分

最高の男だ、暴神竜儀




【あらすじ】

暴神家のメイド、召子。指輪の持ち主でもあった彼女は、力が暴走して暴れだしてしまった。

一時撤退を余儀なくされたものの、彼女の暴走は遂にニュースでも取り上げられるほどになってしまう。


突然佐織さんの身体を使ったテガソードによると、センタイリングが暴走して召子さんは我を失っている状態なんだとか。

こんなことは前代未聞だという。




【暴神竜儀】

召子をどうしたものかと頭を抱える一同。

まずは状況把握のために竜儀と彼女の過去を聞くことになりました。



少し先週話があった通り、竜儀は有名な医師の家系出身。

だから、彼は生まれたときから「暴神家の跡取り」であり、個を認めてもらえることはなかった。

そんな生活に嫌気がさし、光を求める日々で見つけたのが、書庫にあった一冊の書物、『VILLAGE OF TEGASWORD』。


「この世界は嘘偽りによって歪められた、不完全なもの。しかし、テガソード様が真の力を得てこの世に降臨するとき、世界は悲しみの無い楽園となる」


テガソードが治める世界を作り、理想郷とすること。これが彼の願いなのである。

漠然と、指輪ゲット→テガソードとは?→信仰 の流れだと思っていたのでちょっと意外だったかも。幼少期の頃からテガソードの知識があるとは思わなかった。



さて、ここで陸王が悲鳴をキャッチ。

竜儀は自分が片を付ける、と一人で店を出ていく。もちろん、当然のようについていく仲間たち。「指輪集め」という口実を未だに使っていて可愛い奴らである。

禽次郎の発言により、人気のないところに召子さんを誘導することとなりました。

道中、あらゆる危険因子を排除しようとする召子。もはやデスレースの様相を呈していて笑う。



ようやく人気のないところにたどり着いた一同。

竜儀以外の全員の行動が封じられたため、戦いは竜儀と召子の一騎打ちになる。


怒りをあらわにした流儀を前に、召子の胸に去来するのは幼い日の出来事。

皿を割って叱られ、泣いていた彼女に花輪を作って慰めてくれたのが竜儀。その時の花は押し花にして栞に加工し、今でも大切に持っている。

お守りとして持っておくことで、自分が安全になれるアイテム。

だからこそ、自分も竜儀にお返しをする義務がある。


「あの頃は君も俺も泣いてばかりだったな。でも今は違う。テガソード様と出会い、俺は強くなれた。」

🤵‍♀️「世の中は、危険なことで満ち溢れてる! 何も信じてはいけないんです!」

「違う! 信じる心こそが、生きる導となる! この力を以て、君に証明する」

 

回想カットを入れつつ、手拍子最小限での変身。

ここで同じカットを使うおかげで、竜儀も召子も内心同じこと考えてるんだなって分かるのがすごく良い。

変身SEも和太鼓アレンジ加わっててお洒落です。

 

🤵‍♀️「危険は全て薙ぎ払う、守ってあげますお坊ちゃま。安全運転、レッドレーサー! 安心をこの手に!」

「信じる勇気が光となる、好みは貴方に捧げます。怪力天童子、ゴジュウティラノ! 弥栄!」

 

 

信仰の竜儀から「他人を信じる/信じない」の話に繋げていくの、とても話運びが綺麗だ。

「守ってあげる」って、裏を返せば「貴方は私がいないとダメでしょ」って言ってるってことですからね

「君に信じられる人はいないのか?!」っていう台詞も、信仰を手に入れた竜儀と、彼を信じられていない召子とで対比が効いていてお洒落な台詞だと思う。

 

なんとか召子を変身解除させ、仲間たちが動けるようになったところで、遅れて敵幹部たちが合流。

竜儀を連れて逃げようとする召子だったが、竜儀は「仲間を信じているから」と拒否する。

 

参謀隊長夫婦が巨大化した際はテガソードに乗り込んで出撃。

近くにいた召子さんも巻き込まれる形でコックピットに搭乗。

愛を確かめあい、さらに大きくなった参謀隊長夫婦に文字通り踏みつぶされそうになるも、「俺を信じろ!」と叫ぶ。

ようやく流儀を信じることができた召子の応援も力となり、テガソードが呼応。竜儀の名前を呼び、出力もアップ。「礼賛竜掌」で勝利したのだった。

今回のナンバーワンは「暴神竜儀」でした。

 

 

戦いを終え、召子はようやく竜儀が守られなくても大丈夫なのだと悟る。

自分が持っていたカーレンジャーのセンタイリングを竜儀に託し、彼を信じてその場を後にしたのでした。

最後の一例から去っていく歩き方まで、大変綺麗なお方でした。

 

お互いを尊重したからこその結末。

これ、今後お手伝いとかではなくリアル両親が乗り込んでくる可能性もありそうだな~、なんてちょっと思った。

その時に竜儀側についてくれる召子さん、見たい。

 

 

テガソードの里に戻った竜儀。

店内のテガソードが鎮座するスペースを改造。神棚よろしくなんかいろいろ置かれています。本人は大変満足気ですが、仲間たちからはセンスにあきれ気味。

そしてテガソードも「いい……感じだな……」とコメント。神が忖度をしている…………??

 

弥栄、弥栄である。




【ブライダン】

なんか知らんところで知らん軸のストーリーが進んでいたのが愉快な敵チーム。



中心となるのは参謀隊長ご夫妻。

先週、指輪をゴジュウジャー側に奪われたシャイニングナイフ。これに愛想をつかしたのがスイートケーク。

完全に冷え切ってしまった夫婦仲に割り込んできたのがクオン。

先週、夫婦を庇ってくれたことでポイントを稼いでいた彼ですが、今回もさらに王子様ムーブを重ねることでさらにポイントを稼ぎに行く。

黄色い悲鳴を上げるスイートケーク、絶叫するシャイニングナイフ。


というかなんだかんだで味方の女性全員に粉かけてるクオン氏、かなりヤバい男である。

なお、呆れた顔で一部始終を見守っているファイヤキャンドル様。心底興味なさそうな顔、良いです。


戦場に合流した際も、クオンにメロメロのスイートケークと、それに御不満なシャイニングナイフ。

「クオンは多分DVするタイプ」発言に笑ってしまった。私もそう思うよ。

この後、クオンとゴジュウジャーの戦いを見て「どっちも倒されねぇかな」とボソッと言ってたの大好きです。

やはりCV杉田智和の特撮キャラ、杉田さんがスーツアクターさんの動きを丁寧に拾って愉快なアドリブを入れ込んでくださるの大好きなんですよね。


流れが変わったのは、ガリュードが召喚したヒーローを縦に使ったこと。

仲間を傷つけることに躊躇の無い彼を見てシャイニングナイフは幻滅。

結局ダーリンのもとに帰って行ったのでした。

ダーリンもダーリンでよそ見をさせた自分が悪いと反省。

大変良い夫婦でありますこと…………。




【以下雑記】

💍角乃。竜儀の過去を知った第一声が「坊ちゃん?」なのさぁ…………。

完全に「自分の家が好きじゃない」という話をしていた人間に対してポジティブに家のことを聞いていくの流石にデリカシーが無さ過ぎる。

聞くだけならまだしも、名刺渡しちゃうのはちょっと擁護できない。流石にここの脚本はどうにかならんかったのか…………??


💍幹部出陣を決めてきた今回。ブーケ嬢がいないのがやっぱり引っかかるよねぇ。角乃とブーケ嬢がエンカウントしないようになってるよね、絶対。今までもブーケ嬢がいる時に限って角乃がよく分からない理由で席を外していたりするのが気にかかっていて。頭にブーケつけているという共通項に引っ張られすぎか……?

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