14話 クールとワイルド
- _ ぬぺ
- 2024年6月2日
- 読了時間: 3分
シャーシロ、おもしれー男……。
今日も今日とてバイトに勤しむミラ。もはやバイト屋を名乗れそう。
今回の勤務先は水族館。
そして客としていたのはなんとシャーシロ。
マリンと仲良くなるべく、水族館に足を運んだという。
ドヤ顔で年パスを見せつけ、アシカのショーを堪能するシャーシロ。
普通に水族館を満喫する彼に、ミラは仕事で忙しい中どこから時間を捻出しているのかと尋ねる。
が、シャーシロから言わせれば逆。
スパイ活動一本でやっていた頃、彼は精神をすり減らす日々を送っていた。
廃墟で生活し、少しの物音がすれば寝ていようが怪我をしていようがすっ飛んでいく日々。
彼のスパイ時代の話って今後出てくるんだろうか。
タイヤとの出会いの時のシーンの時は、所謂産業スパイ的なやつと言えなくもない感じだったけど、今回の回想を見る限り普通に拳銃でドンパチするタイプのスパイでしょあれ。
ともかく、そんな日々の中でふらりと立ち寄ったのがこの水族館。
魚たちに心を救われ、今の彼がある。
そんないい話の最中に、敵が出現。
相手を凍らせるレイゾウコグルマーと、サンシーターが乗り込んだブンブンキラーロボが同時に登場。
シャーシロは仲間たちに、ここは1人で十分だと言い切ってレイゾウコグルマーの相手をする。大事な場所を守るため。
が、まあ、戦隊における「1人で十分」はフラグですからね。
あっという間に追い詰められるシャーシロ。
見かねたミラが地上に合流する。
玄蕃が持たせてくれたタイヤチェーンを手に持ち、レイゾウコグルマーをしばきたおしながら。滑り止めが凶器に変じた瞬間である。
それでも戦況は不利なまま。2人は一時撤退を余儀なくされる。
撤退した先で、ミラはシャーシロに気持ちをぶつける。
今のシャーシロには仲間がいる。1人で突っ走って倒れちゃ意味がない。
そんな彼女の気持ちが届き、ようやく「仲間」というものを理解したシャーシロ。
ということで、かっこよすぎる変身と共に戦闘再開。
今回の変身アイテム、遊びの余地があってほんと好き。
更に戦闘中には水族館で見た魚やアシカを思い出して華麗な動きで対応。
でも「魚のひれ」と言われてフィギュアスケートになることはそうないのよ。それをやりたかったら先に見るのは普通ペンギンとかなのよ。
透過されたアシカが出てくるカットと全体的にめちゃくちゃいいシーンなのにどうもトンチキが抜け切れてないのがブンブンジャーらしくて良いな。
誰だよさっきクールに決めるとか言っていた奴はよ。クールキャラは普通腹で床を滑ったりしないのよ。
そんなこんなで無事にレイゾウコグルマー撃破。
2人はロボ戦組に合流。さらに、シャーシロを認めたマリンも合流し、ブンブンジャーロボモンスターが誕生。口上がカッコいいな。
無事に敵を倒した一同。基地に帰還。
そしてシャーシロは青バラの花束を携えて帰還。友好のあかしにマリンにプレゼントし……振られました。
ショックで取り乱すシャーシロで幕。
この男は車に花をやったら喜ばれる未来を想像していたのか。面白すぎるよこの男。スポットが当たるたびにクールのメッキがはがれていく。
万力を装備したり、エアロビクスを踊ったりするまであと少しだなこりゃ。
次回:優しい怪人ネタは定期的に出てくるわよね
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