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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

12話 支え





ルンルンで会社に帰ってきたヤバイ仮面。

彼が見たのは倒れているシャベリーマンと、彼が遺したダイイングメッセージだった。

 

拝啓

土下座のし過ぎでおでこの感覚が無くなった今日この頃、社長は如何お過ごしでしょうか?

さて、ユズユズに関して報告がございます。

アレはこの町全ての”上位互換”です。

SSA…えっと四肢支配アクチュエーターという黒いパーツがアレのトリガーです。装着させました。私がトリガーを引きました。

きっとこのメッセージを見ているのであれば色々…成功したのでしょう。よしなに…お願いします。

追伸 CLUB”ルダン”のゆきなちゃんに「浴衣イベント行けずにごめん」とお伝えください。

敬具

 

随分余裕のあるダイイングメッセージである。

CLUB Rudan、ググったらマジで出てきて笑っちゃった。中洲にあるらしいです。

あと多分、敬具は追伸の前に書くものやで。




その頃、循はユズユズのもとへ。

四肢支配アクチュエーターがある以上、彼女は今までの彼女ではない。

そして目の前にいる彼女は、アクチュエーターを装着している。


循は、彼女のアクチュエーターを外すために戦うことを決意。


いつも見たいな、いつも以上に優しい「ダメだよ」が彼女のマイナスの思い出を掻き立てるのが何とも皮肉である。



雪が降りしきる中、ワイヤーも使ってアクションを展開。

ロケ地は鳴淵ダムですね。

建物可愛い。



容赦のないユズユズに追い詰められる白石。

芥も頼木さんも心配して撤退命令を出すが、迷子になっている彼女を助けないで、支えていくれている他のヒーローたちのことを裏切るわけにはいかない。


向かってくるユズユズを、両手を広げて受け止めようとする。


その時眼前に広がったのは、1話ぶり3回目の走馬灯。なんで1クールで3回も走馬灯見てるんだ。「久しぶりだな」じゃないのよ、循くんもさ。



循がすべきことは、ユズユズが欲しいものをあげる事だ、と再び手を広げる循。抱きつくユズユズ。彼女の背中を軽く叩く循の手がとてもとても優しい。


でも、悪いことをしたら罰があたるらしい。


「ありがとう、白石。大好き! これはね、きっと私の、」


背後から現れたのは、銃を構えたヤバイ仮面。



倒れた彼女からなんとか四肢支配アクチュエーターを引きはがすが、時すでに遅し。

口のパーツも無ければ、涙のパーツも作り物だけれど、

「でも、私は、泣いてる、の、」



「散々悪い事してたもんなぁ……そりゃ罰が当たるよ。」


ダサい言葉しか思いつかない💦とかなんとか言ってますがめっちゃかっこいいです。

普段愉快な社長さんなのでガチモードに入った時のヤバイ仮面さん本当に本当にかっこいい。これがギャップ萌えですか?真剣に低い声で喋る時の「あっこれ勝てないな」って思わされる瞬間がたまらなく好きだ。一生社長でいてくれマジで。


そして言われるまで気づきませんでしたが、初邂逅の循と社長。



「俺より悪いやつは、許さない」

ということで、四肢支配アクチュエーターを装着。新しいフォームを手に入れる。

ちょいちょい言動が狂っている感じなのが良すぎる。

「はい、これで一番俺がわーるい。」

うわっ好き…………


「……検挙します」

「してみろよ」


(顔を覆う絵文字)



戦闘開始。四肢支援アクチュエーターを外してヤバイ仮面と向き合う。

戦力はヒャクトーバンの方が劣っているのが事実。やはり本当に「上位互換」。


しかし、そこに小坂兄弟が作った発明品を持った頼木さんが合流。「変わりたい」と口にしながら、ユズユズに何やら手を加え始める。

それにしたってダムまで自転車で来る頼木さん。

1時間半……。




「実在するんだ、実際に居るんだ!ヒーローが!僕たち、全員だ!!」


別のところで戦闘中の仲間たちをこの台詞で映すのが粋。

ずっと戦っている雰囲気だけ出しているキタキュウマンが好きです。何しにキタキュウマン。

あとは室内でも容赦なく爆発させちゃうオーガマンも。

この2人はいつ見ても(別のベクトルで)格が違う。



一方、ピンチになった白石のもとには芥が支えるために合流。

スーツ装着者を適宜交代しながら戦うのかっこよすぎてめちゃくちゃテンション上がった。最高か……

警棒持って生身でくらいついて行く白石がかっこいい。本当に1話と同じ人か?


無事にヤバイ仮面に手錠をかけたところで、オーガマンが合流。

彼の規格外パンチで場所を移動。


「変わりました!僕たちは! 」

「モノ、人、そんなの関係ない! この町はみんなで、みんなを支え合うんだ!」


全員から発せられたエネルギーでヤバイ仮面を吹き飛ばす。

かなりの距離を吹っ飛んだヤバイ仮面は、着地先で逮捕されたのでした。


この時ちょっと移りこんでいるのがリバーウォーク北九州。仮面ライダービルドの撮影地にもなっているところですね。

あの建物がどこかまだ特定できてないんですけど、距離的に北九州市役所だったりする……?




一件落着して。

披露で倒れ込んでしまった循を抱きとめたのは、復活したユズユズ。

「少し笑ってる」と言いながら彼女を抱き寄せる循の優しい事(2回目)。

芥の手には一番点数の高いブラックモンブランの当たり棒。





数日後。

田中家からは警察陣が引き払っていた。

ヒャクトーバンは正式な運用が決定したらしい。

それでもヒーローとして、仲間として、いつでも気持ちはひとつ。



裁判所では、捕まったヤバイ仮面の裁判が行われていたが、悪の秘密結社の顧問弁護士さんが「人間ではない愛くるしい怪人を人間の裁判で裁くことは不可能」と主張したものが通り、無罪放免。

この弁護士さんガチの顧問弁護士さんということで。ヒーロー活動規制条例の添削もしてくれたのはこの方なんだろうか。公式サイトを拝見したら、取り扱い分野は基本民事みたいですが刑事も対応可能みたいです。


「これからも仲良く喧嘩しなさい」



キタキュウマン・エクスは会食。ヤマシロン・ビンチョウファイヤー・グレイト2も合流。

なおお代は「反省中」のシャベリーマンが払ってくれるそうです。



真子と切袴は刑務所で「普通になりましょう」の講習会を行っていた。

大人がべそべそに泣いておられます。

「普通であること」を乗り越えて、それを前向きに捉えられている真子ちゃんがかっこいい。



エルブレイブ・フクオカリバー・キタキュウマンメタルはジムでトレーニング中。

頼木さんも一緒にいるの良いな。

軽々とすごい回数ダンベル上げているフクオカリバーさん、かっこいい。2万て。



芥さんはヒャクトーバン教育係の任期満了。

手元にあるのはオーガマンの『スマートなデートの誘い方』。サイン入り。

誘う相手は桜木さん。

書名を誤魔化すように裏返しても裏表紙にしっかり書名が入っているのお茶目です。

桜木さんも誘われてまんざらでもないみたいだし。

改めて思ったけど、桜木さんの本名を知っているのはきっと芥さんだけなんだよな。


そしてそれをサムズアップで見送るオーガマン。



循の元にはユズユズが合流。

彼女は、たくさんの欲しいものを見つけるために、見聞を広めなくてはならないと分かった。だから、この町を出ていろんなものを見て来るという。


「離れても、ずっとそばにいてくれる?」

「もちろん。ずっと支えます!」


そこからは他愛のない話で盛り上がる2人。



「本物のヒーローはきっと、なるものじゃないんだと思う。毎日を過ごす中で、いつの間にか一緒になれるものなんだ。」




ということで4期も無事終了です!

いやー今回も安定して楽しかったね。

「1年間応援ありがとう!」って書いてあったけど。うん確かに1年やってきたね(真面目な顔)


ロケ地を市外にも広げ、「ドゲンジャーズ」正式メンツも増え、市長を始めとしたゲストやレギュラーメンバーの顔触れもどんどん錚々たるものになっていくの、1期から追っている修羅の国民としては本当に感慨深いです。


まさか次郎&アイドールに並ぶほどの可愛らしいコンビが出来上がるとは思わなかった。

5期が始まったらまたふらっと帰ってきてくれたら嬉しいな。

このツイート可愛すぎて変な声出た。


というかユズユズさん、そしてハテナさんなんですけど本当に声優じゃないの?

流石にあの安定感で違いますは嘘でしょ。


あとはヤバイ仮面&シャベリーマンですね。

後半にこの2人がしっかり悪役ムーブしてくれるのは今までもありましたが、今回これまでの比じゃなかったよね?私はもう性癖にグサグサ刺さりまくって抜けないんですけど。いつかグリーティングいってやるからな。絶対行くからな。



そして恒例のこれ。

一番下に笹井さんのコメントがあるんですけど、めちゃくちゃ良いので支援できない人も読んで欲しい。


プロパガンダプロジェクトの舞台となる親不孝通りですが、途中で説明にも書かれている通り、予備校が多くて浪人生が多い場所です。

場所は天神のど真ん中なのでアクセスも抜群なのですが、名前からも分かる通りイメージはあまり宜しくない。ということで町の人達中心にイメージアップのために試行錯誤されているという話は何度か小耳に挟んだことがあります。そういう場所だからこそ、少しずつ、でも確実に大きくなっているドゲンジャーズとの協力体制はめちゃくちゃ素敵だなと思ったり。

私も今回人生初のクラファンをここに捧げてきました。特写写真+アクスタコースです。届くの楽しみだな。




5期、楽しみにしています。

今度はマジで1年やってくれ~~!!

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ゲストに突っ伏して笑ったよね 長官御自らヒーローたちに提示した「ヒーロー活動規制条例」。 制作陣がきちんと弁護士と話して文言を決めたというそれの内容は、要約すると「バトル禁止」。 今まで通り、スポンサー企業のPR活動のみに留めるように、とそういう話である。 波佐間長官の狙いはおそらく警察の威信回復。 そのためにドゲンジャーズを踏み台にヒャクトーバンを強化するところまで念頭に置いていたのでしょう。

10話 スリ

本当に大切なものは 福岡では「アサタイ」なる情報番組でヒャクトーバンの宣伝タイム。 良い感じにドゲンジャーズの活躍を無視したり、「爽やか度」をキタキュウマンと比較させたりとやや偏向報道の傾向が見えます。なんでキタキュウマンと比べたの? ちなみにこの番組の元ネタは間違いなくKBCの情報番組「アサデス。」。 ロゴのピンクとか、「朝です」をそのまま博多弁にしているネーミングとかがド直球でちょっと笑った。

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