11話 怪奇!クモ仮面の男
- _ ぬぺ
- 2023年5月14日
- 読了時間: 6分
もうサブタイからしてふざけてるからな
新たな作戦に向けて士気を高めているバグナラクの前に現れたのは、白いローブに身を包み、蜘蛛の仮面をつけた男。
気取った態度にデズナラクよりも年長であると仄めかす発現。
バグナラクに伝わる予言の事をよく知っており、三大守護神が一緒に天まで昇れば世界がひっくり返る、というデズナラクの行動の根拠となるそれをそらんじてみせる。
それにしてもファンタジーとはいえ、予言予言って続くねぇ……と思っていた私、今回の話を見終わる頃にはしっかりめに反省しました。
その頃、4国の王たちは作戦会議中。
カグラギが、「捕まえた賊がギラの遺体を持っていた」とラクレスに報告、そしてギラの国葬を執り行うべきだと進言する。
それにしてもこのシーン改めて見ると、ラクレスがカグラギ殿を地面に膝つかせてるのほんと意味分からんな。同盟は(一方的に)破棄したとはいえ、立場は同じでないのか。
国王たちは、国葬中にギラが派手に復活することでラクレスの立場を陥落させようと画策中。
議題は「ギラがどうやって復活するか」。
ヤンマ総長はゾンビっぽく登場、ロボットになって登場を提案。前者は民がビビり散らかし、後者は謎に盛り上がりを見せる。あとラクレスさんちょっと笑っちゃってませんか?
あまりにも滅茶苦茶な提案にあきれ顔のヒメノ。ヤンマさん、叡智の王って名乗ってたよね、合ってる?
ヒメノ様は美しい物語が必要だとして、ギラが神々しく復活することを提案。
なおラクレス様は白目を剥いておられます。
こちらの案は総長が腹を抱えて笑ったことでボツ。
話を振られたリタ様は、こんなことのために呼ばれたのかと不満顔。その割に結構モグモグご飯食べてましたけど。
ヤンマからの「ギラの死亡を世界に通知して作戦の信憑性を上げてほしい」という頼みには、中立の立場から嘘は吐けないと拒否。リタ様、沈黙を守ることで良い感じに残る3人に協力している感じが堪らなく好きだ。
ヒメノからは、物語のための嘘は時に人に幸せを与えると説得する。
彼女が例に挙げたのがアニメ「もっふんといっしょ」。一瞬映ったキャラ絵が可愛い。我々地球の人々からはもっふんがなんなのか結局よく分かってないんですけど、それ放送の予定はないんですか?
なおリタ様、ヒメノ様の例に激しく頷いた後、先週の話をされそうになって奇声をあげてその場を離脱。
「まだ見てないのに。ネタバレ禁止」『そうだそうだ!』
無事にやってきた国葬の日。
途中までうまく運んだものの、ギラ復活のタイミングに棺桶の蓋が開かないというハプニングが発生。
全員が戸惑う中、再びクモ仮面男が登場。蓋が開かなかったのは彼が糸を巻き付けていたから。
彼は棺桶を回収して逃亡。中でガッタンガッタン揺られるギラ。車酔いしちゃう人は確実に中で死ぬ案件である。
人気のないところでギラを開放したクモ仮面男。
バグナラクの方を持つとも、そうでないとも取れる発言を繰り返す彼は、ギラに問う。
「お前さん、尻から生まれるあれのことどう思う?」
「大いなる排泄物」と大仰な言い方をしつつ、ソレは確かに臭いは気になるものの、自分の身体の調子を教えてくれる存在、つまり「語り部」ではないかと言う。
額面通り受け取ったら、この人自分のことを「大いなる排泄物」に例えてますけど大丈夫でしょうか。
問題は体がなんなのかってことですが……これはチキュウやその歴史って感じでいいのかな。チキュウの現状を語る存在。
この辺の考察はまだ材料が少ないし後日かな。
さらに、バグナラクは人類の敵かと問う。ここに関しては思い当たる節と言えば、「神の怒り」が人の手によってなされたこととか?
少なくとも1つ言えるのは、この男キザったらしい言い方が得意だけど感性が独特ってことくらいか。
そこに現れたバグナラク。ギラは単身レジェンドキングオージャーで出陣。
敵を倒す事には成功したが、実は今回の敵:ナガバジームは前回の活躍の裏でシュゴッドたちに卵を仕込んでいた。
それが今回爆発、レジェンドキングオージャーは散り散りになる。
これを好機と出撃したデズナラクは、繭を用いて三大守護神を回収。予言の通り、彼らを天へと持ち上げる。
……が、何も起きない。
繭の上に現れたのはクモ仮面男。
三大守護神のシュゴッド・ソウルを回収する。
彼の狙いはコレ。このために千年単位でわざわざ仕込みをしてきたらしい。「予言が絶対」とされるこの世界の理を利用したと。
彼は3つのソウルから鍵を錬成、仮面の鍵を開錠。仮面はクモノスレイヤーに変化。
白をベースに金の装飾が入り、非対称の凝ったデザインの服。蜘蛛の巣を模した手袋がめちゃくちゃ良い。
メイクも額と目元に紋章入り、目元の赤さを強調されてるのめちゃくちゃ良い……全体的にすごく儚い美人!!って印象。
なのにキザったらしい、芝居かかった言葉遣いと底知れない笑みを浮かべるんだからギャップがすごい。最高。
彼の名はジェラミー・ブラシエリ。
時代遅れの語り部である。
デズナラクを吹っ飛ばして爆風を巻き起こした後、彼もろとも消滅。
戸惑う4人の後ろで彼は語る。
「これはチキューの平和を守る王たちの物語。そして、これから王になる……俺の物語、さ」
というここでここに来て新戦士の登場。最近は追加戦士の登場もどんどん早くなっている気がするね。
1話から言われていた「これから王になる」人物とは、あろうことかジェラミー本人。
ということは、現状唯一ギラ(の能力)を重要視していない人物ってことになるのかしら?
次回をお楽しみに、って感じですが彼は王になるならいったいどの椅子を奪うのか。
シュゴッダム・バグナラク・全世界統一の3択かな……。
あと1個だけ……システム音声の話をします
まさか超学生さんが採用されると思っておらず私はとても嬉しいです。割と歌ってみた界隈には出入りしているのですが、「この人の歌ってみたは絶対聴く」レベルで応援している方ってこの方ともう1グループくらいしかいない、それくらい好きなんです
歌唱力は確かだし、お1人でミックスから動画編集までこなすスキルもすごいなあと思っている。同い年なので余計に。
先日公開されたBLACK SUNの主題歌でメジャーデビューされてるんで、特撮にまた縁ができたみたいで嬉しい。今回もシステム音声ものすごく楽しみにしてました。
超さんの歌みた、「脳天ガンガン殴ってくる低音とがなり」「圧倒的に治安の悪いがなり」「独特の発音で英語との相性が良い」っていうのが特徴的だと思っているのですが、おれをフルに活かした音声でめちゃくちゃテンションぶちあがりました。
最後の「FAKE」音声の直前に嘲笑うような声入ってた時点で敬服です。ちゃんと声質理解している方が付いてくださっているなと安心した。
谷山さんの時も思ったけど、確実に声の質やその方の癖を把握したうえで収録が行われているのほんと嬉しい。
あとおそらくですけど、ゆくゆくは谷山さんと超さんのデュエットが聴けるんですかね?私の精神保つかな……。
次回:追加戦士、変身🕷
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