11話 私だけ、違った
- _ ぬぺ
- 2023年6月22日
- 読了時間: 4分
ゲストに突っ伏して笑ったよね
長官御自らヒーローたちに提示した「ヒーロー活動規制条例」。
制作陣がきちんと弁護士と話して文言を決めたというそれの内容は、要約すると「バトル禁止」。
今まで通り、スポンサー企業のPR活動のみに留めるように、とそういう話である。
波佐間長官の狙いはおそらく警察の威信回復。
そのためにドゲンジャーズを踏み台にヒャクトーバンを強化するところまで念頭に置いていたのでしょう。
文句を垂れるドゲンジャーズに、市長に直談判すればいいと言い残して去っていく。
ドンブラザーズで滝さんとは初めましてだったのですが、そろそろ超絶善人の役を拝見したくなってきている私です。なんで立て続けに嫌なやつを見ているんだ。どっちも好きなキャラですけど。
循はこれを聞いて、もう自分は1人でも大丈夫です、任せてくださいと笑って見せる。
無理して腹を括る笑顔が痛々しい。
その頃、悪の秘密結社では。
残ったユズユズと、詐欺師ことシャベリーマン。
何やらオリジナル防弾チョッキを作成するシャベリーの横で、ユズユズは自分が欲しいのはモノではなく人だったのだ、と楽しそうに語る。
ところでシャベリーさん、その防弾チョッキ何?御社のグッズでは???
人が欲しい!と笑って飛び跳ねるユズユズを捕まえて囁く。
「モノなのに?」
手元には四肢支配アクチュエーター。それをユズユズの身体にセット。
もうここで変な声出たよね(1回目)。
良すぎる。悪役ムーブとしての性格の悪さと手際の良さ、100点満点中250点。天才。
というか今期のシャベリーさん今まで以上に頭が切れるというか、悪役を楽しんでいるというか、見ていてぞくっとさせられる瞬間が多くて最高。
悪役好きの私、そろそろ最推しが変わりそうで怖い。はちゃめちゃにかっこよかったよどうしよう。
四肢支配アクチュエーターを装備したユズユズは押川組に居た頃同様暴走モードに突入。
傍にいたシャベリーをビームで撃ち抜く。
そんなこと想定済みのシャベリー。彼が立っていたのは、同僚たちが拘束されている場所の延長線上。そのために地図を必死で見ていたのか……。
ユズユズのビームは拘置所まで届き、全員脱出に成功する。
悪の秘密結社脱走の報を受け、芥&循も出撃。
しかし、こちらの戦力はヒャクトーバンのみ。数で押されている状態で、波佐間長官もニュースを見ながらもどかしい様子。
最終的にヒャクトーバンは、ビルの屋上から落ちる寸前の状態まで追い詰められる。
芥とは「約束を守る」ことを条件に四肢支援アクチュエーターを外すように交渉、リモコンを受け取ったところで修羅王丸の攻撃を受け、地面に落下。
あわや、という彼を受け止めたのは、なんとオーガマン。そして駆けつける仲間たち。
「君は、本物のヒーローだ」
という台詞があまりにもかっこいい。
一連の流れを見ていた波佐間長官は発狂寸前。
しかし同時に速報が入る。
福岡市長がヒーロー活動規制条例が改正されたとのこと。
その後のオーガマンたちの話を聞くに、「PR活動」が示す範囲を広げたらしい。
なおこの時のニュース映像、KBCの本物のスタジオと本物のアナウンサーさんを起用。
「お前は夕方だろう」と追い出されたヘルメットのアナウンサーさんはKBCの夕方の情報番組「シリタカ!」のメインキャスターさんです。KBCのアナウンサーさんの知名度ランキングやったら多分トップくらいの方です。
見覚えしかない空間と人選に変な声出た(2回目)。
条例の改正の裏で動いていたのはオーガマン。
波佐間長官の発言をしっかり受け取り、本当に市長に直談判しに行ったという。
ということで特別出演の高島市長です!正気か?!
元はアナウンサーさんだし、テレビへの出演とか結構フッ軽なイメージはあったけど、まさか出てくださるとは、しかもノリノリで出演を快諾してくださるとは思ってもみなかった。
私が物心ついたときにはもう市長さんだったと思っていたので調べたら2010年から就任されていたみたいです。
台詞の「ビッグバン」ってのは今かなり力を入れておられる「天神ビッグバン」です。
天神の中心部の建物を現在次々に建て替えて地区整備を行っておられます。遊びに行くたびに建物が新しくなっていくのは割と楽しい。
でもそれを台詞にすることある???って変な声出た(3回目)。
これ他の県民の方には通じるの?ねぇ。
合流し、戦う仲間たち。1期OPをかける演出が粋である。
セキカグオーは航空法高さ制限ギリギリのサイズに(オーガマンが初めての借金をして)巨大化し、家具最高活動。
オーガマンは薬育活動。
フクオカリバーはいつもどおり。
ヘルブレイブは体育活動。
グレイト2はピザ活動。
MAKOはレシピ活動。
ビンチョウファイヤーは焼き鳥活動。
キタキュウマンはSNS活動(ガラケー)。
エクスは地域経済活性活動。読んでいる本は『お客様は神様ではない!改―ユーミーマンションを作った男の挫折と栄光の軌跡』。
ヤマシロンは食育活動。
広報活動という体で戦い続けるドゲンジャーズを見て、芥は白石に言う。
仲間とは互いに支え合うものである。
「支える」とは言わないけれど確かな絆と信頼があるから強いのがドゲンジャーズである。
それが、白石にも芥にもまだまだ足りない。
だから今度は、循自身が支える番にならなくてはならない。
次回:最終回なの嫌すぎる
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