10話 日本史B
- _ ぬぺ
- 2022年6月12日
- 読了時間: 4分
真子は家に残って看病、切袴は代わりに学校に行くことになりました。
逆では?と思ったけど、途中で納得。真子、1人になる時間が欲しかったんだろうな
大輔君も同じく、学校には来ていなかった様子。
学校では日本史の授業が展開されています。
教科書の78ページに書かれている内容を読み上げる明峰。
ちなみに使用している教科書は山川出版社の『詳説日本史 改訂版』(2018)。
手元にあるので78ページを開いたのですが、
「地方政治の展開と武士」というページでした。
(平安時代に行われた荘園整理令、受領の登場に関する記述のページ)
へし切長谷部。
「圧切御刀 弐尺壱寸四分 長谷部国重一名半阿弥 信長公御時クワンナイと云茶道坊主を手打にし給ふ、台所へ逃行、膳棚の下ニかゝミけるを、振上切給ふ事成難刀を指入てへし入給ふに、手に不覚切落し給ふ、是より圧切と名付らる、信長公より如水へ被遣と云々、本阿弥の名物記にも長政公御拝之(ママ)由也」
『黒田家御重宝故実』(福岡市博物館公式サイトより)
織田信長が所有していた刀剣。
彼が茶坊主を切ったとき、茶坊主は膳棚の下に隠れていた。信長は棚ごと坊主を切ったが、その時ほとんど斬った感覚が無かった。それだけ軽い切れ味の刀。
これによって「押しつぶす」という意味の「圧す(へす)」から名付けられたのがこの刀剣。
後に黒田官兵衛の手に渡ることとなる
(参考:日本国語大辞典)
「…全て思い出しました」
その頃。学校に来れていない大輔と真子はそれぞれ先輩ヒーローからカウンセリングを受けていた
まずは大輔と次郎。
大輔は本当は伝えたいことがいろいろとあった。でも、実際に真子の前に立った時、感情しか出て来なかった。
それに理解を示す次郎。
ゆきちゃんに「待って」と言えなかった当時の自分。
うっそんなこともあったなぁ…!(後方保護者面)
大輔は自分も特別な存在であればと羨むが、次郎が勇気を出せたのはそのおかげではない。
変わりたいと思ったら、人はきっと変われる。
一方、真子のもとにはグレイト2がピザを奢りに来てくれていました。
内緒同盟だから、話を聞くとのこと。
陸くん、そのネーミング気に入ってんな?
先輩として話を聞きに行っているのに、上手く話しだせなくて結局ドア越しになっちゃうの可愛い。
別の自分になれて嬉しかった真子。
でも、好きな人に好きになってもらえたのは「別の自分」の方だった。
どちらが本当の自分か分からない。
それに理解を示す陸。
おもむろにメットを話して語りだす。
す、鈴木さん…!!!!
今回、完全にアフレコだけの参加だと思ってた…!まさか来てくださるとは。
本当の自分か分からなくなることは、みんなが経験する。
そして全部自分だって気づけるはず。
大切な人に本心を伝えるために変身した次郎と、
父の影武者として自分を模索してきた陸。
よく合わせたな、ここまで……
学校で合流した真子と大輔。
(その手前でキタキュウマンがちゃんと仕事してて感動している)
それに気を遣いつつも野次馬根性が働きまくっているドゲンジャーズ&同級生、可愛いな…
空気を読まず乱入して来たのは切袴。
お、お前~~~!そういうやつだよな~~~!!知ってた~~~!!!
ずっこける一同、なぜかフクオカリバーにビンタをかまし続けるエルブレイブ。やめて、やめたげて。
自分の正体を聞いてほしい、と言う切袴。
そして再び空気を読まずにやってきたのは悪の秘密結社。
ほら貝(リコーダー)を吹きながら参上したシャベリーマン。ナニコレ……
ひとまず敵を倒す。そのために変身する。
「大輔君、さっき言いかけたことだけど」
「私、ヒーローなんだ!」
初めての、大輔君の前での変身、からのバトル。
皆さんが入り乱れて戦っている中、なぜかレスバを始めるシャベリーマンとキタキュウマン。
「バーカバーカ!」「あれではないけどあれあれ」
結局、キタキュウマンの「借金いくら?」で勝利。良いのか。良いのかそれで。
形勢逆転。
「殿」こと、パワーアップしたヤバイ仮面が合流。
へし切長谷部(盗品)を振り回して全員を追い詰めていく。
ただ、どっちかというと使いこなせていないというか、刀に振り回されている感じするよね。
変身解除に追い込まれた真子。
彼女を庇って倒れる切袴。
「私は…あの刀の…鞘です」
へし切長谷部の鞘。
アジトであっさり割れたのは本物ではなかったからか…。
勿論、鞘は現存しているし、博物館が所蔵しています。
言われてみれば切袴はもとは鞘だけだったな。
となると、ヤバイ仮面が指摘する「本来の力が出せてない」というのも、彼女の持つ刀が実際のものではないからだし、
ヤバイ仮面が刀を扱いかねているのもその辺に理由がありそう。
次回:宿題はお早めに。
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