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第7話 トリック・オア・トリート

  • 執筆者の写真: _ ぬぺ
    _ ぬぺ
  • 2024年1月5日
  • 読了時間: 6分

最近私が見たアニメのハロウィン全部碌なことにならん




【あらすじ】

ハロウィンがやってきた。

皆がそれぞれに動き出す。




【小戸川】

まずは樺沢を探して大学へ。

……が、彼は既に大学に来ていないらしい。同級生たちは「承認欲求の強いチキン」と噂しているとか。そんなことだろうとは思っていたので全く驚かなかったけどね。



帰宅すると、床に煌めく何かが。

居間に一発銃が撃ち込まれていたのである。煌めいていたのはガラス片。


小戸川は交番に直行。

運よくそこに居合わせたのは大門弟のみ。

「馬鹿」と言われた彼を説得し、なんとか彼を家に連れて行く。


「なんつーかお前あれだろ。なんだろ…ぅん、超言いにくいし、なんて言えば良いか分かんないけど、練馬の女子高生監禁してんだろ」

「すっごいストレートに言われたけどそんなわけないだろ」



喋り出したら止まらないタイプの大門弟となんとか対話を試みる。


まず大門兄弟の出自。

2人は双子。

幼少期に両親を亡くしている。死因はひき逃げで、犯人はタクシー運転手。

そしてあの言い方だと犯人はまだ捕まっていない。自らの手で犯人を捕まえるために警察になった。


話を聞いた小戸川は、図解しつつ大門兄とドブがグルであることを説明する。

発言量が0か100か、な弟のせいでかなり尺を割いてしまいましたが、とりあえず理解はしてもらえました。というか若干信じかけてます。


で、ここからが本題。

ドブを大門弟に捕まえてほしい。だから、銀行強盗を手伝うのでそこを押さえてほしいと。

そのために自分が捕まってもいいと。

小戸川って変に自己犠牲能力高いのなんだろうね。


でも、にわかには信じられない。

ということで簡単な家宅捜索を実施。

大門弟が押し入れに手をかけたところで通信が入り、押し入れが開けられることはありませんでした。


まだ信じられないけど話は聞いてやる、と大門弟の直通電話の番号をゲットしたのでした。



大門弟帰宅後。

押し入れに向かって立つ小戸川は、中に向かってぼそりと語りかける。


「お利口さんだ」

 「これで逃げられないだろ?」



夜中。

スマホを開くと白川からLINEが入っていた。

毎日一通、日記のような懺悔のような文章を寄越しているらしい。

ドブとは事実上の縁切りが成功。

剛力にも謝罪したようです。



ハロウィン当日、渋谷。

仮装する人々で盛り上がる街を小戸川は歩いていた。

途中でぶつかったのはヤマアラシの男。なぜかラップで喋る彼にぶつかったことを謝罪するよう要求され、戸惑いつつ謝る小戸川。


「……やっぱハロウィン、イカれてんな」



その後待ち合わせ通りファミレスでドブと落ち合う。

人探しは得意と豪語していた小戸川ですが、それは一度顔を見て覚えた相手だけだとか。

なので、ハロウィン男の格好をしたドブは一発で分かるけど、ハロウィン男本人を見抜くのは難しいそうな。


なので、ドブと共にTwitterの目撃情報をもとに街をあちこち歩いてみることに。



……で、見つけた。

髑髏の仮面と青いパーカーの男。

案外あっさり見つかったことに驚きながら、相手を追い詰める。


が、相手は本物のハロウィン男ではなかった。

正体は樺沢の信者である男。ハロウィン男の仮装をしていたに過ぎなかった。

なおおそらくこの信者さんのお声は古川慎さんです。


ドブが信者をぶちのめしているところ、それを陰から撮影していた男が。

……樺沢本人である。

慌てて樺沢を追った2人。街に戻って来て目に入ったのは、似たような髑髏の仮面を見につけた人々。


──おじさん2人は、ハロウィンを舐めていた。




【柿花】

ご機嫌で身支度を整える彼。

パリッとしたスーツに腕時計。手に握られるのは婚約指輪。

しほちゃんにプロポーズをしにいくらしい。



しかし、小さなアパートの玄関前には複数の督促状が。

さらには強面のお兄さんたちが借金返済の催促に来ていました。


彼らの撤退を待ち、柿花がたくさんの蹴った跡が残る玄関を出たのはもう暗くなってからの事。

落ちあったのは夜の工事現場。

遅くなったことを詫びる柿花に、しほは寧ろちょうどいいと言う。

その背後にいたのは、狐とシロクマ。


「お疲れ、気を付けて帰りな」



殴られ、気絶させられた柿花が連れていかれた先はどこかの倉庫。

そこで神経質そうに手を洗ってから入ってきたのは、灰色のスーツに赤いネクタイと黒手袋で、ラップで喋る男。


ヤノであった。




【以下雑記】

本格的に怖い話になりはじめたよぅ…………。

1話で登場人物が動物になってる意味が分からんって言ったけど撤回する。人間じゃこんな重い話できん。怖い。



さて、まずは満を持しての登場:ヤノ。

お声はMETORさん。やはり本業はラッパーだそうで。

韻踏みが心地好くて、うっかりしていると台詞の咀嚼をし損ねてしまう。絶対に重要人物だからしっかり聞いてないといけないのに。

軽薄そうな立ち振る舞いと、煙に巻く感じが出てて面白い設定だなぁと思いました。



港区芝浦ふ頭では遂に1話で登場したと思しき死体が上がりました。

被害者は10代から30代の女性。年齢幅が広いことでいろいろ察せてしまう。

ところで1話冒頭のブルーシートに使われていたロープは赤に見えるんだけど、今回白いのは色が褪せたから? 光の当たり方の関係? それとも別物だから?



剛力病院では白川が復帰。

給料は出せないとしつつ、剛力が最初に白川に与えた仕事は小戸川の治療。

渡したのは彼のカルテと、脳のCT画像。

(カルテに書いてあるメモ、めっちゃ検索かけたけど出て来なかったので諦めました)



渋谷ではミステリーキッスがイベントに参加していました。

向上心の塊なルイが、まだ歌を覚えてないと言っている意識の低いアイドルにイラついてるの芸コマ。


そして、しほは遂にもう美人局は嫌だと山本に直談判する。

そんな彼女に、それ以外に何ができるのかと食って掛かるルイ。

本当に向上心のある人間はそんなこと言わない。



メイン軸が動きつつ、他もちょっとずつ動きを見せた今回。

一番気になったのは押入れの中にいる誰かなんですけど……


あの、猫…だったりしません?


少し前から気になってたんですよね。OPで小戸川が遊んでやってる、野良と思しき猫。

この動物ばっかりの世界観で、野良猫もいるんだ~って。


で、改めて考え直すと。

1話で「心当たりが無いのにいつの間にか家にいた(意訳)」って小戸川が言ってて、なんかまともに意思疎通できる相手じゃなさそうだし、

今回の話し方も確実に目下の相手に対するものだし、

4.6話で夕飯に焼きブリ(=魚)を食べたと言ってるし。


でもって今回改めてふすま見たんですけど、なんか剥げてるんですよね。

私猫飼ったこと無いから人伝の話ですけど、猫っていつでもどこでも爪砥ぐから大変らしいですね。特に和室のふすまとか障子とか、下の方、猫が届く範囲だけボロボロになるらしいって。

小戸川さん家もそうなんですよね……。



そして最後に謝罪を。

ずっと小戸川のこと、「おどがわ」って入力して変換してる。もう「k」より先に「g」のキーに先に指が行く。ごめんな。




次回:樺沢お前は現実を見ろ

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