ヤノの音楽とカポエラの音楽、どっちもめっちゃテンション上がるのなんだろね
【あらすじ】
目的は10億円。
皆がそれぞれに動き出す。
【ヤノ】
相変わらずラップしながら今井のTwitterを確認。
宝くじの加工はガバガバで、逆にヤノたちは彼が10億持っていることを確信。
さらに小戸川の指示通り動いた今井でしたが、動画に入り込んでいた駅の音楽、家の内装・窓からの景色が見える写真であっさり家がバレました。
もうお前はSNSやめろ。
ということで、10億を手に入れるために動き出す。
「drop(落ちる)」とかけながら飴(drops)を口に放り込むのお洒落すぎ。
【山本】
本日1人目のお客さん。
人気のない工事現場へと向かう彼。話す内容はやはりドラレコのこと。
小戸川は逆に、彼がアイドルに美人局をさせていること、ヤノと繋がっていることを責める。
そのうえで、自分と協力してミステリーキッスを救わないかと持ち掛ける。
何もかもがバレていることを悟った山本。
自分へのメリットとデメリットを考え、そのうえで。
●「遊びじゃねぇんだよ! お前を殺して、全て奪う!!」
ベルトで小戸川を絞め殺しに来た。
小戸川の脳裏によぎるのは、水の中の景色。泡。
……と、助けに入ったのはなんと白川さん。
軽快な音楽と共にカポエラのステップを踏み、足払いからの飛び蹴りを披露。
●「……カポエラって本当に強いんだな」
↑おそらく今全視聴者が思っていること
ということで、急に現れた知らない女性にぶちのめされた山本は降伏。
ヤノを裏切り小戸川と手を組むことになりました。
【白川】
タクシーで一緒に街に帰る2人。
白川は語る。
ドブには彼なりの正義があり、その軸はブレたことはないと。
でも、それは洗脳。
だからこそ、改めて彼らを捕まえることを決めた。
そして白川さんに割られた窓のことを考えているうち、ひとつのことに思い当たる。
やたら自分の居場所をピンポイントで見つけるハロウィン男。
その理由が、どうにかしてGPSを仕込むためだったとしたら?
そして以前の車上荒らしの目的が、以前使っていたGPSの電池切れの前に電池交換不要のGPSに置き換えるためだったとしたら?
その予想は当たった。後部座席にGPSが仕込まれていた。
●「これを逆手に取る方法を考える」
【黒田】
小戸川はその後サウナへ。
先客が黒田。
いつも空いてるな、とこぼす彼に、彫り物してるお前のせいじゃないかと返す小戸川。
目から鱗だった、と返す黒田。
この作品に出てくる奴ら、悪い奴ほどギャグセン高いのなんなんだ。
小戸川のことを女子高生失踪事件の犯人候補だったと認識していた黒田。
小戸川は黒田の事を知らないが、黒田は小戸川の事を知っている。
黒田に問われ、金は要らないと答える小戸川。
●「少しずつ自分のできる範囲で、お世話になった人に恩返しできればそれでいいんだ」
それでいいと返す黒田。
彼は何が狙いで小戸川に話しかけた……?
【ドブ】
山本から、今井の住所が特定され、遂にヤノたちが動き出すと情報が入った。
こちらも銀行強盗に向けて動き出す。
ドブの見立てでは、ヤノは明日にでも今井を確保し、換金できるまで監禁するだろうと(なんだこの分かりにくい文章は)。
作戦は以下の通り。
10億円はジュラルミンケース10個に分けて入れられる。
が、ドブの根回しで1つは現金1億円分、残る9つは偽物になっている。
時間もかかるだろうし、その場で中身を確認するのは本物のひとつだけだろう。
本物の9億分はドブが回収、車に積んで一旦撤退。
その間、小戸川はタクシーでパーキングエリアに待機。ドブが9億を持って合流したら、その場でドブは「客として」小戸川のタクシーに乗車。ヤノのアジトである倉庫へ向かう。
ヤノの車は途中で大門兄が止めて中身を確認。大量の偽札を発見する。大騒ぎになっている間にドブはヤノの車を強奪、1億を奪って小戸川のもとへ。タクシーで9億が待つ車に戻る。
●「これが俺の作戦。その名も……オッドタクシーだ」
「『odd』って言うのは2つ1組の片方って意味だ。俺とお前、どっちが欠けてもこの作戦は成功しない」
2人の協力関係の終わりも近い。
最後に本当のことを教えてほしい、とドブは一人の人間の写真を見せる。
ドブが回収したドラレコ映像に映っていた女子高生と思しき人物。正確には違うらしいが、該当人物はその子しかいないと。
●「そうか、俺この子乗せた事あったんだ。ミステリーキッスの子じゃん」
【小戸川】
作戦の全容を聞いた小戸川は動き出す。
まずは山本に電話。
現金引き渡しの時に、ジュラルミンケースを2つは確認する事を指示。
続いて大門弟に電話……が、出ない。
そして今井のもとへ。
翌日にヤクザが来ることを宣告。
簡単な事情を説明した後、頑張って耐えてほしいと頼む。
彼の画策は、どれだけが実を結ぶのか。
【剛力】
秩父まで足を延ばし、小戸川のことを聞いていた。
生家らしきところに行った後、小学校へ。
アルマジロらしき先生から、事故のことを聞き出した。
そして東京では。
埠頭で見つかった死体の身元が判明した。
正体はミステリーキッスのメンバー、三矢ユキ。
ニュース画面を一瞥した小戸川は呟く。
●「違う。」
【以下雑記】
遂にやっちゃうか、銀行強盗……!!
今回は作戦編ということで説明が多かった印象。
地図や図解を駆使してかなり丁寧に説明してくださったおかげで飽きが来ませんでしたね。
ドブの計画が果たしてどれだけうまくいくのか……。
肝心の1億もらう部分がワヤワヤしてるのが気になるけどね。
ホモサピエンス。
残念ながらN-1の敗退が決まってしまいました。一応敗者復活戦はあるみたいですが。
悲しいことに、馬場には次の仕事がある。柴垣には無い。
悲しみに暮れる柴垣の隣に現れたのはなんと長嶋。
ネタに駄目だしをしまくる。思わず「新大阪の喫煙所か」とツッコむ柴垣。高校生に喫煙所ネタして伝わるわけがないやろ。
長嶋はそのまま、自分とコンビを組まないかと持ち掛ける。今回ダメだったら解散、と言っていたから。
挙句の果てに馬場には漫才をする気はない、とまで言い切る。
柴垣はもちろん拒否。何も答えずその場を去る。
長嶋くん、柴垣に対してぶつける言葉がよりにもよって柴垣が馬場にぶつけてきた言葉と同じなんだよな。
自分がネタも書ける、お前を面白くできる、一緒なら売れる。
そんなところまでリスペクトしてもどうしようもないよ……。
柿花。
借金を返すために二足の草鞋を履いて頑張り始めたそうな。
そのまま真面目に頑張って欲しいな。
遂に死体の身元が判明。
ユキ=女子高生説は早い段階で唱えていましたが、本当に「三矢ユキ」という人物が存在していたとは思わなかったな。
ユキ(本物)に美人局をさせていたところ、それがバレたのかなんなのかユキは死亡。
山本はミステリーキッスのためにユキ(本物)の死を公言するわけにいかず彼女の遺体を海へ。
その中現れた女子高生がユキに似ていたことを受け、ユキ(偽物)として活動させていた。仮面をつけるのを強制し、ユキが偽物だとバレないように、かつ、美人局の仕事を続けられるようにしていた。
そんな筋書きあたりはあるかなぁと。
そして今日一番気になったのは山本の電話のシーンですね。
机の上には幸せのボールペン。
……あぁ、全部「誰か」に聞かれてる。
次回:2時間なら流石にやめちまえ