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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

7話 さよならサボニードル

まさかの前後編




先輩コンビとりんねとでケミー探しに勤しんでいた宝太郎。

仕事がひと段落した4人の元にやってきたのは小学5年生の砂山理玖。

ケミー捕獲を陰で見ていた彼は、自分が持っていたケミーであるサボニードルを引き取ってほしいと依頼する。

どうやら例のケミーが散らばった時に理玖はサボニードルを拾って自分で育てていたらしい。

だが、父親から「捨ててくるように」と言いつけられてしまった。動物みたいな扱いになってるな。



錬金アカデミー組は意見が別れる。

3人が「手間が省けてラッキー」くらいにしか思っていない一方、

宝太郎はケミーを回収すれば理玖の中からサボニードルの記憶が全て消えてしまうことを懸念している様子。

サボニードルは温厚な性格だから理玖の元に居させても良いだろう、と主張する宝太郎でしたが……理玖が大丈夫でも他にやべぇ奴が近くにくる可能性だってあるわけだし。

裏でミナトとスパナが話していた通り、1人の幸せを優先して全体に危害が及んだら元も子もない。そう考えると記憶抹消も一種の救いなのかな……。




理玖くんがいつの間にかいなくなってしまったことで、4人は別行動を始める。


錆丸はアカデミーに帰還。


女性陣は宝太郎の代わりにお遣い(蓮華さんのお小遣い稼ぎ)へ。

その帰り道にカフェに立ち寄った2人。

カフェというモノに慣れていないりんねちゃんにはメニューが全て珍妙な呪文に聞こえたらしく。錬金術のCG出てくるのは流石に笑った。

先に座っていたりんねに接触したのは、あろうことか現状の敵ボス:アトロポス。

スパナも指摘している通り、冥国の三姉妹は「人々のマルガム化」を通して何かを行い、結果として暗黒の扉を開こうとしている様子。そろそろその辺の謎の答え合わせパートに入るのかしら?



そして宝太郎は理玖のもとへ。

今が大事な時期だという理玖。おそらく中学受験に向けてぼちぼち動き始めたってところでしょうか。

難しい問題に取り組む彼を見て、宝太郎は缶蹴りで自分が勝ったら理玖の本音を聴かせてほしいと言う。

なんとなく滲み出る、「まだサボニードルと一緒に居たい」という空気を汲み取ってくれました。


しかし、そのタイミングでドラゴンフライマルガムが襲来。

どこからともなく飛び道具を放ってくる敵に苦戦するも、宝太郎が連絡した錆丸とその場にいたスパナのおかげで敵が空中にいることが判明。

サボニードルとホークスターでニードルホークに変身するが、戦闘の途中でサボニードルがベルトから逃走。空中で変身解除した宝太郎は落下――




まさかのここで終了です。1週間文字通り宙ぶらりんはきついぞ。

ケミーが意思を持っているからこそいつかは起きるであろう宝太郎VSケミーの構図が思ったよりも早かったなぁという感じです。




次回:本当の気持ち

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