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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

6話 超A級☆ネジれスター

おもしれー男……。




黒鋼スパナ。

仮面ライダーになれなかったため、宝太郎を疎ましく思っている男。

宝太郎の料理を「不味い」と斬り捨て、作った紫色のオムライスは最高に美味しい。

女性(りんね)の扱いも100点満点(にしてはナチュラルにキモい部分がありますが)。


なんだか彼の事が鼻につく宝太郎。

なお、蓮華先輩に言わせれば、スパナには彼を妬んでいる器の小さい男が多くいるんだとか。思い当たる部分しかない宝太郎くんである。




そんなスパナにストーキング行為をしていたのが、鉛崎ボルトという男。

彼は過去に超A級錬金術師になるための試験にチャレンジ。

内容は同時に試験を受ける人間との決闘方式。というか錬金術師って評価が相対的なものなんだね。


錬金術師としては育ちがよく、ナルシストでもあるらしい彼は自信満々で試験に臨んだものの、相手であるスパナに瞬殺されて落第。

それ以来恨みつらみが募っていた様子。

現在それをラケシスに見つけられてマルガム化というところである。


それにしてもこの男、動きが絶妙に気持ち悪い。

スパナと並んで、ちょいちょいキモい男を浴びまくる30分だった。褒めてます。




ボルトは最初の襲撃ではスパナ・宝太郎に押されて敗走したものの、その際にスパナにとってりんねが大切な存在だと気づき、彼女を拉致して戦いを挑む。

が、スパナにはそんな作戦は一切効かず、結局人質は宝太郎が助ける形で回収。

スパナはほんの少しだけ宝太郎の力を借りる形でボルトと戦闘を行い勝利。

なお、彼はボルトの事は一切覚えていなかったそうです。悲しい。


スパナの性能は仮面ライダーには劣るものの、間違いなく彼自身は強いということを再認識した宝太郎で今回は幕。




一番引っかかったのは、スパナ自身が錬金術師としてはぽっと出らしいということ。

りんねもそうだし、ボルトもそうだし、結構血統を重んじるところがあるらしい錬金術師の世界で彼がここまで強くなったのは何かありそう。


それと、結構印象的に入れてくる記憶抹消シーン。

今まではシンプルに一般人を巻き込まないようにするためのものかと思っていたけれど、錬金術師であるボルトにも使うんだ、と。罰則的な意味合いもあるのかもしれないけれど、毎度わざわざ入れてくる(しかも、その場にいるりんねじゃなくてわざわざミナトが駆けつけて記憶を弄る)ようにしているあたり、何か意味がありそうだな~と。





次回:ケミーの持ち込みってあるんだ

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