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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

6話 キジみっかてんか

調子に乗ってはいけませんよ、という、お話。




今回の主人公は雉野つよし

美人の奥さんだけが取り柄(と自分では思っている)冴えないサラリーマン。

あと今回初めて気づいたけど、彼のネクタイ、ピンクの所に雉のイラストが刺繍されている。可愛い。


美容師として表彰された奥さまに対しても、「自分が隣にいるのはふさわしくない」とのことでパーティは欠席。

自己肯定感が徹底的に低いのよな、彼。

代わりに相手に協調する力が強いのが美点だと思うんだけど…。



落ち込んだまま入店したどんぶらで、マスターの介人くんに囁かれるままに「ポイント」を使うことを決意。


このポイント、「キビ・ポイント」。

考察班のために、と東映公式で画面閲覧が可能です。ありがとう東映さん…!!!


おそらく、敵(具体的にはアノーニ?)の討伐数=ポイント。

出撃回数が単純に多いオニシスターが一番ポイントを稼いでいるうえ、現在17ポイントなので、まあそんなもんだろうと。


そして、そのポイントを使えば願いが叶う。

消費するポイントが多ければ多いほど、大きな幸運が手に入り、その幸運も長続きする。



というわけで願いが叶った雉野つよし。

彼の願いは、完璧な妻の横に並ぶのにふさわしい男になること。


その手始めとして、企画書が高評価で会議をパス。

同僚を助けることもでき、

部長にまで昇進。


ちなみに同僚を助けたシーンで好きなのがPCを打つ手を映したシーン。

こういう時、基本的にキーボードを触る手を映さない気がする。

だってプロじゃない人たちが触っているわけで、キーボードに慣れていない/業務になれていないことが一発で分かっちゃうから。大抵のシーンが画面だけ、もしくはキーボードを適当に叩く役者を引きで映すに留める。

(例:鎧武のプロフェッサー凌馬)

それを敢えて、明らかにでたらめにキーボードを触るシーンを挿入することで事態の異常性が強く感じられたように思いました。


昇進して給料も上がった雉野くん。

完全に調子に乗りました。

宅配便を"格下の仕事"という偏見を隠す気も無く、タロウをスカウトしに行き、

かっこつけたファッションに変化。

更に、昇進祝いと称して高級レストランを貸し切り。


今までだったら、絶対「高級料理<<<<(越えられない壁)<<<<みほちゃんの手料理」であっただろうに。



しかし、幸せは長くは続かない。

レストランでみほの容態が急変。

「キビ・ポイント」は使えば願いが叶う代わりに、不幸ももたらすもの。

今回はその代償がみほさんに降りかかったわけで。


ここで本人ではなくみほさんに行くのがタチが悪いが的確。

つよしくん本人に被害が行っても、彼自身は痛くもかゆくもないんだろうからな…



みほさんの急変を受けて、つよしくんがとった行動は、「もっと強くなる」。

より相応しい人間になればと思ったらしい。どうしてそうなった。



行った先はタロウの元。

何でもできる彼に勝てばいいと思ったらしいが、脳内シミュレーションの結果は惨敗。

というか、なんで相撲→腕相撲→指相撲なの?相撲じゃない選択肢はなかったの??


そこに突入してきた鬼との戦闘をしている間にポイントの効果は切れました。

みほちゃんの容態も落ち着き、つよしの幸運も終わり。

みほ自身、ありのままの、ちょっと頼りないつよしのことが好きだったそう。


一応ハッピーエンドかな?


ただ、これだけありのままのお互いを愛し合っている雉野夫妻、翼くんの彼女さんと同一人物説が濃厚なのが怖い。

誰も幸せになれないじゃん……




それに、彼を見守るタロウ。

彼自身は「幸運を運ぶ」と謳っているものの、実際に幸運を運べたことは無い。

それゆえの寂しそうな背中が妙に印象に残っています


間違いなく、タロウは様々な人と縁を結び、それがポジティブな効果をもたらしてはいると思うのですが。

彼の思い描く幸運の運び方、つまり「相手に自分が何かをする→喜んでもらう」という流れが、彼にはまだできていないのだろうなと。





そしてもう一つ。物語の基本設定の話。

6話にして出してきたか。正直、もう詳しくは出さないままの部分も多いと思っていたよ…


こちらも東映サイトのほうが詳しいですが。


脳人の世界は高次元の世界。

彼らの世界を支える源は、人間の波動。

波動がなんたるかよく分からないけれど、脳人世界には人間の存在が不可欠なようです。

で、その波動を乱すのが人間の欲望。

だから、脳人たちは欲望のある人間を探し、鬼と化したら容赦なく倒すのが仕事。


欲望の度合いは、脳人が息を吹きかけたら見える人間の眉間のドアを見ればOK。

鬼になりそうな人のドアは開き、中に鬼がいるのが確認できる。


そんな中、ちと不穏なのが「人間の感情」に興味を持つソノニ・ソノザ。

ソノニは恋愛に、ソノザは笑いに興味があり、自分でも体験したいと思っている様子。

現状、ソノイだけが感情に興味を持っていないのが不穏。

人間の感情を知ってしまったばかりに、不幸な結末を迎えないかが心配。

名前だけ出てきた上層部:元老院の存在も気になるところ。




個人的に最も気になるのは、この世界の運命の話。


まずははるかちゃん。

幸福の絶頂→転落、という流れはキビ・ポイント使用時と同じなんだけど、ここは深く考えなくてもいいのかな

実は既に2周目で、ポイントを使って何かをリセットしたあと…なんて可能性は流石に考えすぎかな


そしてこの世界、「運命力」的な何かを操る力を持っている人?存在?がいるのが気になるのよね…

「管理人」と呼ばれた黒介人や、陣を閉じ込めた誰かなど、まだまだバックボーンにいる人が明かされていないのが気になる。




以下雑記。

🍑今回の鬼は動物鬼。モチーフはジュウオウジャーのエンブレム。落としたギアを使えば、ジュウオウジャーアルターが使用可能。飛行能力が格段に上がるらしい。

🍑現在の認知状況。

 タロウ・はるか・真一:お互いに認識

 つよし→タロウ:今回認識

 タロウ→つよし:不明

 ……翼くん頑張れ。超頑張れ。

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