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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

5話 この中で一番いい乳袋だからじゃん?

いざ、コス披露編!



無事に衣装が完成した五条くんと袖を通してみた海夢ちゃん。

まずは宅コス、そのまま写真撮影。

始めは完全に素になっちゃう海夢ちゃんはイメージ通りすぎる。

そして段々テンション上がってきてプロカメラマンみたいな掛け声になっちゃう五条くんも可愛い。


いい感じの写真が撮れたところで、SNSデビュー。

ちょっと迷った挙句、コスネームは「まりん」で決定。

自分の本名を使うことになんら躊躇いの無いのも彼女らしい。

まあ、彼女ほどのキラキラネームともなればあんまり気にならないのかね


ちなみに彼女のこだわりポイントである乳袋は満点。

これ見よがしにふよふよするんじゃありません。



「ねぇ五条くん、明日のコスイベ、行っちゃおっか?」



と言うわけでやってきました、コスイベ。

私はコスに縁もゆかりもないまま20年過ごしてきたので会場の空気感は全く分からないのですが、屋外にいろんなキャラが大集合しているのはなかなか壮観。

五条くんが言及していた通り、年齢や性別にとらわれずなりたいものになれる空間って本当に楽しそうね



とか言いつつ、五条くんは既に精神的にダウン。

慣れない女性だらけの空間+作業衣のまま来てしまった自分+妙に感じる視線

完全に五条くんオーバーキルです。可愛い。

個人的に私服持って無い五条くんはあまりにもイメージ通り。

あと視線に関してはあれだけのクオリティを作ってしまった自分を恨むべきかと…。



海夢扮する雫たんはというと、初めての空間に大興奮。

(五条くんの精神の安寧のために)場所を移動した先ではカメラマンさんに声をかけられ、気づいたら撮影待ちの長蛇の列ができる状態に。

頑張って良かったね、2人とも…!



ちょっぴり離れて海夢の様子を見守っていた五条くんを見つけて駆け寄って来る海夢。

思わず胸がきゅんとした五条くんでしたが…


「あの…あのね、…あたし、服脱げそう!」

「…なんですって??」


曰く、前日に「胸の大きさが足りないのでは?」と思ってしまった海夢ちゃん、急遽ヌーブラを2枚追加。

しかし、もとより海夢の体型に合わせて作った衣装である。破れそうになるのも当然。何してんだ海夢ちゃん……

でも胸へのこだわりはさすがだよ海夢ちゃん……


更にこの暑さの中、黒っぽいうえに厚みのある衣装で立ち続けたせいで半分熱中症の状態。

ひとまず涼しい室内に避難することに。



まだ疲れは残るものの、ひとまず落ち着いた海夢ちゃん。

この時の汗とか肌とか服の質感の作画に気合が入っておられる。


少しでも服を脱がせて汗を拭かなくてはという使命感と目のやり場のなさに困りまくる五条くんがまぁ可愛い。

いちいち声が上ずっているの可愛い。

更に反射的に出ちゃう海夢ちゃんの声に翻弄される五条くん。

海夢ちゃんは「出そうと思って出してるわけじゃない」と弁解していますが、間違いなくだからまずいんだよな……



最後に写真を撮った人と、撮り残した写真を撮ってから帰宅。



帰り道、電車の中。


楽しかったね、と笑い合う2人。


「コス衣装を作ってほしい」という約束だったことを思い出し、これで最後だとしんみりしつつも感謝を伝える五条くんに対し、


「次のコス、何にしよっか?」


流石海夢ちゃんである。

この子はイチオシが50人、比喩じゃなくいるタイプ。分かる。


そしてちょっぴり嬉しそうな五条くんである。

可愛いな!お前ヒロインより可愛いな??



「好きなことして楽しんでる人、めっちゃ好き。なんかキラキラしてるじゃん?」

この台詞がかなり好きで。

「喜多川海夢はこういう人です」と言いたくなったらこの台詞を貼れば多分解決する。

それくらい、彼女の事を象徴する台詞だと思う。



「喜多川さん、とても綺麗でした」

半分寝言のように出てきた五条くんの台詞。

ぼんやりしている時の言葉だからこそ、妙に説得力があるのよね。


そして何より、「綺麗」という言葉は心からそう思えたものにしか使わないという彼の気持ちを知っているからこそめちゃくちゃ刺さるのです。

ひゃー!甘酸っぱい!!


海夢ちゃんが理解しきるまでの間だけ画面が「暗」を押し出した光の当て方をしているのも好き。


そのまま寝こけてしまった五条くんを真っ赤な顔をして見つめる海夢。

彼女があんな顔するのも珍しい。




さて、2人がお互いを意識して幕。

実はここまでは漫画で先に予習しておりまして。

続きはアニメのあとにしようと思ってまだとっておいてます。

ここからどう2人が進展していくのかが楽しみで仕方ない……!

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